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カテゴリー: Movie

ET-3のウィンカーリレー 交換

冬至まで間もないから、陽は今が一年で一番短い時期なのだろうね。定期便の復路も出発が遅くなれば夕陽に向かって走り出してすぐに道路は真っ暗になる。
目的地は沿岸の街なので日中の気温は暖かく、陽が照ってさえいればエンジンを停めていられるくらいなのだけど、道中は100%峠越えなので、天候が悪ければ路面は積雪があるか凍結しているかだ。ゴト車もFF(前輪駆動)になり、TRC(トラクションコントロール)、VSC(横滑り防止装置)は標準装備だから、8月まで乗っていたTSSクラウンに比べて大分楽にはなったとはいえ、運転しているのは人間だからね。一瞬も気を抜けない片道2時間の道中は、冬場はなかなかパンチの効いた仕事になる。

それでも、プライドを担保してもらえる位には見返りのある仕事だから全力で取り組んではいる。運転中に集中力を保ちたいので、取りあえず仕事の前の晩は酒を飲むのをやめた。寝付きは悪くなるけど睡眠の質は良くなるっけね。γ-GTPの数値も悪化する一方だったのでこれは一石二鳥(多分)。

そうそう。安易に「プロ」という言葉を使っていませんか?使うなら、キチンとしたもの(対価や敬意)を払える、払っている相手にのみ使って下さいね。僕が知る限り、運輸業界の仲間(バス、トラック含む)はその辺払ってもらっていない人が大多数だよ。
担保があってこそのプロなんだから。それがなきゃただのボランティアだ。









定期的にパトロールしているヤフオクで、非っ常〜に魅力的な出品を発見した。実働のv50から外したピアジオ純正のウィンカーリレー。
これ、成川から正規モノを取ると2万円以上するという噂がある逸品。1000円スタートの即決3000円だったかな、ちょっと様子見てたけど、どうしても欲しかったからひとつ入札があった時点で即決で落としちゃった。




僕のET-3に付いていた純正リレーは数年前に壊れて、今まで社外品を付けていた。一応動作はするんだけど、エンジンを吹かすと点滅にキレがなくなるんだよね。ただでさえウィンカーが目立たない所に付いているスモールボディだからちょっと危ないなって、ずっとモヤモヤしながら運転してた。
なかなか代替の出来の良い社外リレーも見つからなかったし。安物買いのナントカなトライ&エラーするのも疲れてたんで、まあ3000円ならいいっしょ。




左が台湾製の社外品、右が純正。ご覧の通り2端子なんだね。で、6Vで動作するものというと結構限られてくる。Amazonなんかにも出品はあるんだけど、レビューを見ると相性とかあってそれなりのメーカー品でも外れる時は外れるらしい。怖。
その辺純正なら何の問題もないからねー。




見てよこのキレッキレの点滅。素晴らしい。胸のつかえ取れたー。
エンジン掛けた直後なので吹けが悪いのはご勘弁ください。




なんで競らないで即決したかというと、同じ出品者が僕のET-3に付いているのと全く同じテールを出品していたのね、Bosatta製の、MOD DEPOとかベタな刻印入りの、レンズの艶がすっかり退けているけれど僕のよりも少しだけ程度がいい奴。2000円スタート4000円即決だったかな、ご覧の通り僕のテールレンズは崩壊寸前だからスペアとして持ってようと思ってウォッチリストに入れてすぐに他所様に即決で落とされてめっちゃ悔しい思いをしたから。

でも少し可笑しかったけどね、だって旧型テールなんて造りのいいレプリカの新品が5000円しないで買えるんだよ、多分、というか間違いなく、そんなポンコツに4000円払う他所様は僕と同じヤレマニア。いるんだなー同じような奴、って。ふはは。


色が褪せてたりちょっと錆びてたりしても気にならない、というか、むしろ好き、というか。そういう疵を化粧で隠す方が不自然だと思うというか。塗り直したりしないでも、そのまま丁寧に扱って、時々磨いてあげればそれはそれで魅力が引き立つんだよなあ。
こういうの、分かる人は分かってくれると思うんだけど、きっと1000人にひとりくらいだよなってのも自覚はしてます。はい。




昔から、ロードムービーと呼ばれるジャンルの映画が好きだ。
ロードムービーの定義?は、舞台が決まった場所に留まらずに撮られている映画、とでもすればいいのか、だから旅が下敷きになったものが多いのだけれども、別に旅を描いていなくともロードムービーと呼ばれたりするからその辺は難しいね。

最近は相変わらず昔好きだった映画を見直しているので、自分の好きな映画がいかにロードムービーの体を取っているかが良く分かるというか。ぱっと思い浮かぶだけでも、イージー・ライダーは勿論の事、パリ・テキサスやバニシング・ポイント。ダウン・バイ・ローなんかもロードムービーに分類されるのかなあ、まあ分類とかどうでもいいけど。日本の映画だと少年メリケンサックもそうだし、こないだシェアしたKAMIKAZE TAXIもロードムービーだよね。


で、この映画。好きな映画を3本挙げろと言われたら間違いなくそれに含まれる一本。1969年公開の「明日に向かって撃て!」。
実在した銀行強盗をモデルにした脚本らしいんだけど、ストーリーも映像の色合いもカメラワークも、バカラックが作曲した主題歌もラストシーンも全て本当に大好き。ブッチ役のポール・ニューマンもサンダンス役のロバート・レッドフォードもめっちゃダンディで惚れる痺れる憧れる。特に名うてのガンマンのサンダンス・キッドの格好良さたるやもう悶絶ものである。
時に前衛的というか安っぽい作りが多かったアメリカン・ニューシネマと呼ばれる作品群の中でも別格にちゃんと撮られた映画で、僕はこの映画に「キチンと作られたものをしっかりと評価する」というマナーを、人生で初めて、しかも徹底的に教えられた。そういう意味では感謝もしている作品だ。


若い頃に見た時は分からなかったけど、逃げても逃げても決して離れずについてくる追手は「老いていくこと」のメタファーなんだろな。
それからは絶対に逃げきれっこないし、なんなら次世代は実際に追いついてくるし時には追い越される。それを肌感覚で一番良く感じているのが僕らの世代だと思う。遠くから迫ってくる得体の知れない騎馬の列の不気味さは、その心がざわつく感覚を実によくあらわしているね。
そして有名なラストシーン。そんな風に何かに急かされながら、一生懸命てめえの器量で生きて死ぬことをスパッと描写している。多くの人の一生なんてかくも間抜けで不格好なものだと思う。そしてそれでいいんだ。


でもまあ、そういう機微がよく分からなかったとしても、それでも若い頃から本当に好きな映画だけどね。
思えば小さい頃、消しゴムとか、すり減っていく自転車のタイヤとか、消耗していくものにもの凄く心が惹かれる変な子供だったんだよなあ。






SRのキャブレターのリセッティング / 映画「KAMIKAZE TAXI」

季節はあっという間に過ぎて、暦はもう11月。毎年思うけど、歳取ると特に時が過ぎるのは本当に早い。まあ今年は仕事の面も含めて結構いろんな事があった年だったから余計になのかも知れないけどね。

そんなこんなでもうすぐ冬がやってくる。バイクも登山もシーズンオフになる。はぁー嫌だ。これが隣県の宮城なんかだと冬でもバイクに乗れるんだけどねー。




まあ嫌だ嫌だ言ってても仕方ないから、前からやろうと思っていた、SRに付けているキャブレター、ヨシムラTMR-MJNのリセッティングをする事に。
夏場ゴリゴリ走り回りながら、ちょっと混合気が薄めかなー?って気がしてたんだよね。夏が終わって涼しくなってきてからそれが余計に気になってて。
で、ある日主治医の前でエンジンを掛けた時、ヨコチンさん、ちょっと薄めじゃないです?と指摘を受け、あーやっぱり?気になってたんだけど、どーすりゃいいかな?と聞いたところ、取りあえずパイロットジェットの番手上げたらいいんじゃないですか、との事。わかったーやってみるーという事で今般作業に臨んだ訳。




ついで?という訳でもないんだけど、マフラー(ホワイトブロスのスチールロングメガホン、サイレンサーはスーパートラップ)のディスクも6枚から8枚に増やす事にし、それも勘定に入れてパイロットジェットを交換してみる。

バラしてみると、それまで付いていたP/Jは#25。手持ちは#27.5、#30、#32.5のみっつ。んーどれにすっかな、取りあえず2番UPの#30番にしてみっか、という事で組んで試走してみる。
そしたらこれがドンピシャだった。始動性、パーシャルからのツキ、低中速域でのトルク、フィール全てにおいて向上。おー。
特にトルクの増加ははっきりと体感出来るくらいで、ディスクを増やしたマフラーの歯切れの良い排気音とともに軽く別のバイクになった感。これは気持ちいい。




という訳で土曜日に、ワイドオープン出来るワインディングを求めてちょっと遠出してきた。下から上までぶん回してみると、低中速のトルクは前述のとおりでそのままレッドまでモタ付く事なく吹ける。多分全域でリーン気味のセッティングだけど、ちょっと主治医とも話してみたけどどうもSRは薄目がいいみたい。これが少しリッチに振れると黒煙吹いたりカブったりと良いことがない、のかな。
調子に乗ってメインジェットも替えてみようかな、と思ったら、ヨシムラ製の取扱説明書やセッティングデータと一緒に保管しておいたはずの袋が見当たらなくて断念。探さなきゃ。
300km走ったとこでプラグの焼けを見てみるとまあ良い感じ?一度だけ信号待ちでパスンとエンストこいたんだけど、ミクスチャーいじったりしながらもう少し様子を見てみます。

改めて、だけど、シングルにはスーパートラップやっぱり合うね。自分でいじってみたり他のマフラーと乗り比べたりしてみると、一時期アホみたいに流行った理由よく分かる。「排圧が掛かりつつ抜ける」感が絶妙というか。




最近、仕事の出先での待ち時間を、Amazom Primeでタブレットに落としておいた映画を観て過ごす事を覚えた。
といっても、最近の映画事情には全く疎いんで、昔観て面白かった映画を思い出しながら見返している感じなんなんだけど。まあ十数年も覚えているくらいだからどの映画も今観ても面白いんだけど、ダントツで良かったのがこの映画。原田眞人監督が’94年に撮った「KAMIKAZE TAXI」。

初めて観たのは20代半ばだった。思いつきでスイッチを入れたテレビ(当時ケーブルTVに加入していた)で偶然やってて、そのまま引き込まれるように最後まで見入ってしまったのを覚えている。

舞台は同時代の東京。バブル景気の残り香、政治家、ヤクザ、新興宗教、スキーキャリアをルーフに付けたR32、ブランドものの洋服etcetc…。過ごしてきた者にとってはどこか懐かしいあの時代の空気を背景に物語は進む。
ジャンル分けみたいな事をするならば「社会派エンターテイメント」ってな感じになるんだろうか、でもそのエンターテイメントにはしっかり血が通っていて人肌もあって、最後まで本当に飽きる事なく観ることが出来る。

主人公の女衒のチンピラ、タツオ(高橋和也)がかっけーんだよな、そしてダブル主演の、片言の日本語を話すペルーからの帰国子女のタクシー運転手、寒竹一将を演じる役所広司の演技は神がかっている(本当に凄い)。そんなふたりが描く物語に、タマ(片岡礼子)の存在が彩りを添えて、、おっとこれ以上書くとネタバレになっちゃうね。長い映画だけど本当に面白いから興味がある方はぜひ。


この映画には三つのバージョンがあって、僕が初めて観たのがオリジナル版、その後ディレクターズカット版がDVD(どうやらVHSのビデオテープの様です)になって、そして今観られるのがインターナショナル・バージョン。シェアしたYouTubeは、有志が現在入手困難なオリジナル版を、現行版や海外版のDVDなどと合わせて編集し可能な限り再現したもの。ディレクターズカット版やインターナショナルバージョンではカットされている自己啓発(劇中では自己開発)セミナーごっこのシーンは確かに冗長だけど、あのシーンはあった方が物語には入り込みやすいと僕は思う。

最近ずっと全編に流れるテーマ曲が頭から離れずに困っています。気付くと鼻歌であのメロディを歌っている毎日です。






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