季節はあっという間に過ぎて、暦はもう11月。毎年思うけど、歳取ると特に時が過ぎるのは本当に早い。まあ今年は仕事の面も含めて結構いろんな事があった年だったから余計になのかも知れないけどね。

そんなこんなでもうすぐ冬がやってくる。バイクも登山もシーズンオフになる。はぁー嫌だ。これが隣県の宮城なんかだと冬でもバイクに乗れるんだけどねー。




まあ嫌だ嫌だ言ってても仕方ないから、前からやろうと思っていた、SRに付けているキャブレター、ヨシムラTMR-MJNのリセッティングをする事に。
夏場ゴリゴリ走り回りながら、ちょっと混合気が薄めかなー?って気がしてたんだよね。夏が終わって涼しくなってきてからそれが余計に気になってて。
で、ある日主治医の前でエンジンを掛けた時、ヨコチンさん、ちょっと薄めじゃないです?と指摘を受け、あーやっぱり?気になってたんだけど、どーすりゃいいかな?と聞いたところ、取りあえずパイロットジェットの番手上げたらいいんじゃないですか、との事。わかったーやってみるーという事で今般作業に臨んだ訳。




ついで?という訳でもないんだけど、マフラー(ホワイトブロスのスチールロングメガホン、サイレンサーはスーパートラップ)のディスクも6枚から8枚に増やす事にし、それも勘定に入れてパイロットジェットを交換してみる。

バラしてみると、それまで付いていたP/Jは#25。手持ちは#27.5、#30、#32.5のみっつ。んーどれにすっかな、取りあえず2番UPの#30番にしてみっか、という事で組んで試走してみる。
そしたらこれがドンピシャだった。始動性、パーシャルからのツキ、低中速域でのトルク、フィール全てにおいて向上。おー。
特にトルクの増加ははっきりと体感出来るくらいで、ディスクを増やしたマフラーの歯切れの良い排気音とともに軽く別のバイクになった感。これは気持ちいい。




という訳で土曜日に、ワイドオープン出来るワインディングを求めてちょっと遠出してきた。下から上までぶん回してみると、低中速のトルクは前述のとおりでそのままレッドまでモタ付く事なく吹ける。多分全域でリーン気味のセッティングだけど、ちょっと主治医とも話してみたけどどうもSRは薄目がいいみたい。これが少しリッチに振れると黒煙吹いたりカブったりと良いことがない、のかな。
調子に乗ってメインジェットも替えてみようかな、と思ったら、ヨシムラ製の取扱説明書やセッティングデータと一緒に保管しておいたはずの袋が見当たらなくて断念。探さなきゃ。
300km走ったとこでプラグの焼けを見てみるとまあ良い感じ?一度だけ信号待ちでパスンとエンストこいたんだけど、ミクスチャーいじったりしながらもう少し様子を見てみます。

改めて、だけど、シングルにはスーパートラップやっぱり合うね。自分でいじってみたり他のマフラーと乗り比べたりしてみると、一時期アホみたいに流行った理由よく分かる。「排圧が掛かりつつ抜ける」感が絶妙というか。




最近、仕事の出先での待ち時間を、Amazom Primeでタブレットに落としておいた映画を観て過ごす事を覚えた。
といっても、最近の映画事情には全く疎いんで、昔観て面白かった映画を思い出しながら見返している感じなんなんだけど。まあ十数年も覚えているくらいだからどの映画も今観ても面白いんだけど、ダントツで良かったのがこの映画。原田眞人監督が’94年に撮った「KAMIKAZE TAXI」。

初めて観たのは20代半ばだった。思いつきでスイッチを入れたテレビ(当時ケーブルTVに加入していた)で偶然やってて、そのまま引き込まれるように最後まで見入ってしまったのを覚えている。

舞台は同時代の東京。バブル景気の残り香、政治家、ヤクザ、新興宗教、スキーキャリアをルーフに付けたR32、ブランドものの洋服etcetc…。過ごしてきた者にとってはどこか懐かしいあの時代の空気を背景に物語は進む。
ジャンル分けみたいな事をするならば「社会派エンターテイメント」ってな感じになるんだろうか、でもそのエンターテイメントにはしっかり血が通っていて人肌もあって、最後まで本当に飽きる事なく観ることが出来る。

主人公の女衒のチンピラ、タツオ(高橋和也)がかっけーんだよな、そしてダブル主演の、片言の日本語を話すペルーからの帰国子女のタクシー運転手、寒竹一将を演じる役所広司の演技は神がかっている(本当に凄い)。そんなふたりが描く物語に、タマ(片岡礼子)の存在が彩りを添えて、、おっとこれ以上書くとネタバレになっちゃうね。長い映画だけど本当に面白いから興味がある方はぜひ。


この映画には三つのバージョンがあって、僕が初めて観たのがオリジナル版、その後ディレクターズカット版がDVD(どうやらVHSのビデオテープの様です)になって、そして今観られるのがインターナショナル・バージョン。シェアしたYouTubeは、有志が現在入手困難なオリジナル版を、現行版や海外版のDVDなどと合わせて編集し可能な限り再現したもの。ディレクターズカット版やインターナショナルバージョンではカットされている自己啓発(劇中では自己開発)セミナーごっこのシーンは確かに冗長だけど、あのシーンはあった方が物語には入り込みやすいと僕は思う。

最近ずっと全編に流れるテーマ曲が頭から離れずに困っています。気付くと鼻歌であのメロディを歌っている毎日です。