点火系不具合無間地獄

今年は暖冬。もうその一言に尽きる。なのでバイク趣味は通常営業。
だって2月半ばだってのに今日は10度近くまで気温は上がった。昨日なんて12度とかだよ?乗るなって方が無理。状況が許す日はET3でバンバン走り回ってます。
SRは、車検だったんだよね、で、そのタイミングに合わせてマフラーのエキパイを再メッキに出したら納期が意外と長くて乗れてない。月末には上がってくるだろうからその時は改めて記事を起こします。




で、ET3。1速2速でワイドオープンにした時や登坂など負荷がかかった時にプツップツッと失火する症状が出てて。平地で4速で走っている時は全然問題なく走れるんだけど、それプラス、アイドリングの落ちが悪い時がままあって。一度信号待ちでぶわーんって吹けちゃったまま全然回転が落ちない時とかもあって、これの原因って関連してんじゃね?と目星を付けたのがピックアップコイル。
まずは抵抗値を測ってみるかって事でテスターを当てると数値は問題ない(コイルに来ている配線の赤白間で100Ω前後)。うーん。でもまあ高い部品でもないし取りあえず交換してみっか、って事でウガガさんに部品を発注して本日作業。




もう慣れたモンでサクサクと作業する。が、クランク軸に付いているスピルキー(半月キー、ウッドワフキーとも)を地面に落としちゃって、それを探すのに30分位かかった。別に外れる仕組みになってなくてもいいのにって思うんだけど、あれ何か意味あるんすかね??知ってる方いらっしゃったら教えて欲しいです。




そんなこんなありつつ組み付け、エンジンスタート。空吹かしでは吹けはまずまず。手を洗って着替えて試走に出かける。

…うーん、良くなってない。というか、より悪くなってる。今まで出ていなかった3速でも失火の症状が出る。しかも高回転で吹けない。登坂も力がない感じで登らない。まじか。

画像の通りプラグの焼けがイマイチなんだよね、これ前から気になってたんだけど。近場ばかり乗ってるからかな、なんて思ってたんだけど、30分くらいいいペースで走ってもやはり綺麗に焼けない。
試しに車載してある中古の予備プラグに変えてみたところ調子いい。え、これもしかしてプラグが原因だった??帰宅後ストックしてある新品のプラグに換えたらなんの事はない絶好調。なんだよーそれ。エンジン回転の落ちが悪いのは少しアイドリングを下げ目にしたら多少落ち着きました。

失火とアイドリング不調のふたつの不具合を結びつけちゃった思考回路が今回の敗因。まあ無事治ったからよしとするか。もう少し暖かくなったら腰を据えてキャブのOHします、しばらくやってないもんなー。


トラブルシューティング、難しいすね。面白いけど。




負け惜しみ的に、ウガガさんから一緒に取ったマッドフラップを取り付けて溜飲を下げる。機能に関係ないオシャレパーツを付けるのってあまり興味ないんだけど、ピンクナンバーに水色の市松模様って合うんじゃね??とか思い付いて付けてみました。悪くないなー。あ、当然ポン付けじゃないです、ステー買ってきたりドリルで穴開けたりの小加工が必要でした。

スモールボディ用のクラッシュバー探してるんだけど、今作られてないみたいね、さっぱり見つからない。家にある3台のバイクの中でなんだかんだ言ってこのコが一番可愛いな、いい感じで手が掛かって。





この映画知ってる人いるかな?宮藤官九郎が若かりし頃脚本を書いて撮られた映画。運良く若い頃に見る事が出来て、最近観直したらやっぱりすごく良くて、一時期酒飲みながら毎晩観てた。
シェアしたトレイラーはちょっと軽い感じだけどテーマは重い。在日韓国人の男の子と日本人の女の子の恋物語。現代版ロミオとジュリエット。きっと今でも現在進行形でこの国のそこここで起きている物語。一度でも熱烈な恋をした事ある人なら絶対にハマる映画なので引っ掛かった方は是非。




原作は金城一紀さん。この小説で氏は直木賞を取った。
毎晩酔っ払って映画を観ながら泣いている父親を不審に思ったのか不憫に思ったのか分からないけど、娘が古本屋で見つけて買ってきてくれた。
先に読み終えた娘に、どうだった?と聞けば、めっちゃ面白かった、と。ふふ、こいつ僕に似てるんだよな。

小説は小説で面白かったです、こちらも興味ある方は是非。









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