ステップワゴンのユーザー車検2024

ステップワゴンの車検は毎年ユーザー車検で通すようにしているから、毎年6月には陸運支局に通っている事になる。やる事は毎年ほぼ変わらないので記事にしなくてもいいのかなとも思ったんだけど、行くたびに細かいことが変わっていたりするから今年も記事にすることにした。去年書いた記事を改めて読み返してみると忘れていた一年前の記憶が蘇ってきたりするし、まあこのblogは日記だからね、また来年読み返したら自分にとって面白いかも知れないし。




去年の記事はこちら。



車検は先週の月曜日に受けに行くつもりだったんだけど、その3日前になんとステップワゴンがぶっ壊れて受検することができなかった。
近所のスーパーに買い物に行き、駐車場に停めた途端にアイドリングが不安定になった。なんだこれ?と思い空ぶかししてみると明らかに1気筒が仕事していない。ああー多分コイルだな、でも何番シリンダーのコイルが逝ったのかわかんないな。
どうしよう?と少し考える。と、100mくらい先にホンダのディーラーがあったのを思い出した。そこで診断機に掛けてもらおう。

事情を話して調べてもらうと、やはり3番シリンダーのコイルが動いていないそうだ。丁寧に礼を言い、くっさい排気ガスを吐きながら3気筒しか動いていないステップでガタガタとでディーラーを後にする。
コーヒーまで出してもらった挙句に、車検はおろかコイルの交換も依頼しないのってどうなの?と思うよねえ。一応診断のお金払います、と言ったんだけどディーラーでは受け取らなかった。でもそれはきっと善意とかではなく単純に作業工賃表に載ってない工賃は取れないというシステムの問題なんだと思う。
恩義は買いました、そのうち何かの形でお返しします。というか診断機を買おうよオレ。

帰宅後速攻でモノタロウに発注をかけたんだけど、物が届いたのは翌週の木曜日。6日かかった。しかも結構高かった(7500円くらい)。という訳でその週の月曜日に予約していた継続検査はキャンセルした。
届いたコイルは、画像のNAPというメーカーの社外品。本当は4本全部交換した方がいいんだろうけど、結構な値段になるからねー、またの機会に。




交換作業は10分くらい。ヘッドにあるカバーを10mmのナット4本を外して取り、コイルを留めている10mmのボルトを抜いてコイルを外す。そして逆の手順で組み付ける。
工具も10mmのボックスを付けたソケットレンチ一本で出来るしまあ簡単な作業です。




作業に使ったソケットレンチ。30年以上使っているSnap-on。流石に年季入ってきたなー。
Snap-onの工具はライフタイム・ワランティ(永久保証)なので、壊れたら無償で修理もしくは交換してもらえるんだけど、ここまで使うと例え壊れても交換してもらう気にはなれないよね。棺桶に入れて欲しいというのは言い過ぎだけど、死ぬまで手元に置いていたい。




さて車検だ。今回気になったところ、気付いたところを中心に書いていく。




まず受付。事前に車検予約サイトで予約しておくと、去年から新型になった車検証にあるQRコードを受付にあるこの機械に読ませると継続検査に必要な書類3枚が出てくるというシステムになった様。
以前はOCRシートは十数円の有料だった記憶があるが、それが少し前に無料になり、今は住所と名前をそのうち2枚に記入するだけになっていた。ちょっと便利になったね。OCRシート書くのめんどくさかったからなー。

でも支局の建物とは別の建物に行き、自動車重量税や登録手数料、検査手数料を印紙や証紙を買って納付するシステムは従来通り。この辺もなんとかならないのかな、っていつも思う。正直に言って馬鹿らしい手間だ。というか印紙って考えてみると不思議な紙切れだよね。
仕事で毎月出さなければならない請求書なんかもそう。ハンコが必要だから、原本を持参もしくは郵送しなければならない。今数えてみたら、僕は先月末は33枚の請求書を作っていた。それの全部にハンコをつく作業の虚しさといったらないよ。マジで掌も痛くなるし腕も疲れるし時間もかかる。ハンコ地獄だ。
何故メールにファイルを添付して、じゃダメなのか。つーかハンコって一体なんなんだ。請求書につくハンコなんて特別なものではなくて、100均で買ったハンコなんだよ?それを書類につく事に何の意味があるというのだ。本当に意味が分からないヘルジャパンのハンコ・ヘル。今月末もその作業をやらなければならないのかと思うと気が狂いそうになる。むがーーーーーー。




すみません話が逸れました。
検査ラインはサクサクと通過して無事に継続車検は取得出来た。ひとつだけ変わっていたところは、ライン入り口でする排気ガス検査。プローブをマフラーのテールパイプに突っ込んでするんだけど、今回は機械の横に、体重計にあるような足型があってそこに立てと言われてプローブを突っ込む作業は係員が行っていた。
文章ではなかなか伝わらないかも知れないけど、足型の上に乗って作業を眺めるのはその場ですると結構シュールな体験で、思わず係員に「これなんなんすか?」と尋ねてしまった。検査方法が変わったんですよとしか教えてもらえなかったけど、不正防止か、なにか事故があったかのどちらかなのだろう。
そういやキャブ車を持ち込みで受検した時とか、プローブを浅ーくしか入れないとかやってたよな、プローブをパイプにくっつけると数値が低く出るとかいうオカルトもあった記憶がある。懐かしい。




そう言えばもう一つ変化があったな。
無事にラインを通過し、blog用に写真を一枚撮るかとスマホを構えたところ、遠くで「すいませーん」という声がする。見ると、検査員がこちらに向かって歩いてくる。
検査員は歩きながら更に話しかけてくる。
「撮影禁止になったんすよ」
「はあ」
「消してもらえます?撮った写真」
と、まあまあ横柄に上から来た。逆にこの辺は太古の昔から変わらないお役人仕草だね。

聞くと、多分検査員たちの肖像権の問題で禁止になったんだと思う、との事だった。
なので今回は検査ラインの写真は無しです。




あと、もうひとつ。
継続車検の際に以前は必要だった納税証明(納付書の割符)は基本持参しなくてもOKになっている。県税である自動車税の出納状況が国の機関である陸運支局でもオンラインで把握出来るようになったという事だ。
数年前から出来るようになった電子マネー決済に対応した動きなんだろう、でも帰宅後去年書いた記事を見て思い出したんだけど、これオンラインに反映されるまでにタイムラグがあるのだ。すっかり忘れてた。5月に郵送されてくる納税通知書を当月中に電子マネーで決済しても6月の時点ではそれを確認出来ないのだ。

支局の窓口で、別棟の県税に行って納付証明書をもらって来いと言われ、県税の窓口では超絶めんどくさそうにあしらわれた(なかなか凄い態度だった)。

「何日に納付しましたか?」
「何日」
「日にちが分からないとデータを探すのが面倒なので」
「面倒」

おめえそんなもん覚えている訳ねえだろうつべこべ言わずにてめえの仕事やりやがれこのクサレボケ、という気持ちを精一杯丁寧な言葉でお伝えしたら流石にこちらの気持ちを察してくれたみたいだったけど、証明書を渡す際もはっきりと「来年からはコンビニ等で納付して下さい(手間がかかるから)」と言われた。

そちらが提供しているサービスですよね?と言う気持ちは当然あるし、支局や県税の窓口でも「お手数おかけしますが」「申し訳ありません」のお愛想の言葉があればこっちの気持ちだって随分楽になるのに。何故公務員はそのひと言が言えない人が多いのだろうね。

愛車が5月6月に車検時期で、こういう無駄なストレスを溜めたくない方は自動車税の電子マネー納付はやめたほうがいいですよ。




と言うわけで無事に(でもねえか)今年も継続車検を取得出来ました。来年はもう少し気持ちに余裕を持って陸運支局に足を運ぼうと思います。








割と最近、生まれて初めて「推し」が出来たんですね。世代的にはアイドル文化ど真ん中世代なんだけど、生まれて初めて出来ました。
出会ったきっかけは、いつもの街録ch.。僕が好きになるんだから、当然ただの「アイドル」じゃないです。かと言って、シモな欲求ばかりではなく割と真面目に惚れています。そのうち推しの事も書きたいな。

今日は少し疲れたんで、出会ったきっかけのこの動画を観て癒されようと思います。









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