ステップワゴンのユーザー車検2023

僕のステップワゴンはサードシートを外して貨物登録(4ナンバー化)されているので毎年6月に車検を受けなければならない。今年もその季節がやってきたなって事で先日所轄の陸運支局に持ち込んで車検を取得してきた。
今回はそれに合わせて消耗品の交換をやってしまおうという事でひと月くらい前から空いた時間に作業していた。




交換した部品は、スパークプラグ、エアフィルター、エアコンフィルター。全て消耗品なのである程度使ったら交換しなければならない部品だ。
4年前に受けた車検の時に整備した際の記録簿が車内に残っており、その時から約2万km走行している様で、それを参考に部品を発注した。




まずはスパークプラグ。白金やイリジウムではない普通のプラグは、新品の性能を発揮出来るのは約2万kmと言われているのでちょうど交換するべき時期だ。
画像では分かりづらいかもだけど、電極の角が丸くなり始めている。正直まだ使おうと思えば使えるのだろうという状態だったけど、ゴト車のヴェルファイアに付けてみて感触の良かったNGKの新型プラグに交換する事に。




そのプラグはNGKのプレミアムRXというもので、中心電極は白金製のよう。NGKのWebによると全てにおいて従来製品から性能UPしている様で、毎日結構な距離を走るゴト車に取り付けた際の印象は良かった。少しの変化でも気付きやすいからね。このプラグは交換サイクルが12万kmなので、このクルマにとっては最後のプラグ交換になるのだろう。使おうと思えばまだ普通に使えるけど交換に踏み切ったのは、乗り続けるとしたら近い将来換えなければならないなら性能がいいプラグで残りの期間を過ごしたかったから。その方が効率的じゃんね。

何だかんだ言って僕はこのポンコツの事が(も)好きなんだろう。じゃなきゃこんなに手間かけないよね。




外側の電極の形状も少し変わった格好なのが見えるだろうか。

交換はさほど難しくない。ヘッドを覆っている小ぶりなエンジンカバーを外し、ダイレクトイグニッションのコイルを外せばプラグにアクセス出来るので、プラグレンチで古いプラグを外し新しいものを取り付けてやればいい。最近のクルマにしては作業は簡単な方だろう。




次にエアフィルター。これも作業は簡単。ケースを外して古い奴と新しい奴を取り替えればいい。
新しいフィルターは日産系のPIT WORKブランドのものを選択した。メーカー系のパーツはトヨタ系のDJタクティ、マツダ系のロードパートナーがあり、それぞれ自社のものだけではなく他メーカーの消耗パーツも作っている。品質的にはどれを選んでも問題なさそうに思えるので、最近は消耗品を交換する時はこのみっつのメーカーのうちで一番安いものを選ぶ様にしている。

2万kmノーメンテで走ったエアフィルターはそれなりに汚れているね。




最後にエアコンフィルター。助手席側のグローブボックスを4本のビスで外してやるとアクセス出来る。これも作業は楽な方なんじゃないかな。




いつから使っているのか分からない古いフィルターは真っ黒。触るのも嫌なくらい汚れている。新しいのは何処かのサードパーティー製だけど一応活性炭入りを選んだ。
そもそも異臭がするとかの不具合は無かったんだけど、これだけ汚れていればエアコンの効きにも影響してたんじゃないだろうか。まあ一番の効果は精神衛生上のものだけど。




さて、1年ぶりの検査ライン。事前に点検するべきところは自分で点検してきているし、僕は毎回予備検査場を通してからラインに入る事にしているのでまあ大丈夫でしょう。特に改造をしているクルマでもないしね。
予備検査は受ける人とそうじゃない人がいると思うけど、僕は昔から受ける派。安心感が違う。見ているとヘッドライトの光軸なんかは毎回調整してくれているしね。
一度ラインを通しちゃって、ダメだった箇所だけ調整してもらうのもアリだと思うし費用も若干安くなるんだろうけど、さほど混まない時期とはいえ何度も検査ラインに並ぶのはめんどくさくてね。




そのおかげもあって本検査は一発合格。来年までの車検証を無事にゲットしてきました。

去年辺りから車検時に自動車税の納税証明書の添付が不要になったっぽかったので今回は持っていかなかったんだけど(正確にいうと電子マネーで決済したので納税証明書がなかった)、基本的には添付は不要になったみたい。県税と陸運支局が納税済みのデータをオンラインで共有している様。
でも僕のように電子マネーで支払った場合、反映に少し時間がかかるみたいで、陸運支局に隣接する県税事務所で確認をとって来てくれ、と言われた。
これが少し時間かかってちょっとめんどくさかった。窓口の人に「この時期の継続検査は普通に納税証明持ってきた方がスムーズなんですかね?」と聞いたところ、いやあそういうわけでは、、、と渋い顔をされたけど、20分くらい待たされたからね。

来年からはどうしようかな、一度電子マネー決済の便利さを知ってしまうと現金を持って銀行やコンビニの窓口に行くのもめんどくさいし、5月に納税通知書が届いてすぐに決済すればデータの反映に間に合うだろうか。




そんな感じで2023年のユーザー車検は無事終了。費用は、

自賠責:12850円
自動車重量税印紙代:13200円
自動車審査証紙代:1700円
自動車検査登録印紙代:500円

の合計28250円。自賠責が1000円ちょっと値下がりしたものの、その他の3項目が少し値上がりしたので記録していた一昨年よりも30円安くなったにとどまった。
プラス予備車検代が1540円、油断してハイマウントストップランプが切れているのに気付かずのバルブ代が220円、総合計は30010円でした(交換した消耗品の値段は含まず)。




あと何年このクルマに乗れるのか分からないけど、どうしようもない深刻なトラブルに見舞われるまで乗り続けようかと思ってる。新型カングーとか使いで良さそうでめっちゃ憧れるけど、毎年確実に価値が目減りしていくものに400万はちょっと出せないもんな。そう考えるとクルマって高い買い物だよね。
普段のアシとして使うにはこのステップワゴンが身分相応なのかも知れないね。









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