家探しから始まって、諸契約の手続きだったり、少しずつやっていた荷物の運び出しだったりでバタバタだった今年度だったけど、合間を縫って色々遊んでもらっていた。今日はラビットという旧い鉄スクーターで遊んだ日々の記録を書こうと思う。
そういう意味ではこのスクーターはすっかりイベント用車両になった感はある。まあそうか、普段のアシにはET3があるし、ちょっとした遠出でガッツリ走るのにはPパイセンがある。やっぱり部品の入手に多少難があるラビットを普段使いで使い倒さなくてもいいっちゃあいいんだよな、少し変な言い方になるけども。
でもね、コイツは不思議な乗り物で、ここ一年でこの街の濃い個性を見事なまでに集めた。それに、後にも書くけど、徒党を組んでも威圧感ゼロ、むしろ微笑ましい視線すら感じる。このお面の癒し力のおかげなのだろうか、それは本当に不思議。
これは先月の事だね、盛岡ラビッツ主宰のつとむっちが「ラビッツでナイトランをやりましょう！」と言い始めた。彼はフライヤーまで作ってやる気満々。面白そうじゃん、って事でメンバー全員が揃って市内のショートツーリングを敢行した。
さあスタートしますか。
信号待ちでは2ストロークエンジンのブルースモークが煙る。
赤いパンツがキマってるみずもっさん。彼はチェッカー柄が大好き。
この日はまだそんなに寒くなく、基本薄着の僕はTシャツの上に半纏を羽織っただけでラン。寒くないの？って聞かれたけど、普段から鍛えてますからね。ふふふ。
誰かが撮ってくれた。
市内を軽く流した後、映えるカフェでお茶＆食事。ユルっユルな集まりです、ハイ。
初めて行ったカフェだけど、オシャレな雰囲気満点。薄汚いオレら、入れてくれんのかな？なんて冗談を飛ばしてたら屋外にも席がありそちらに陣取る事に。
僕たち声でかいし、丁度よかった。
僕は食事は摂らなかったけど、美味しかったらしい。ハンバーガーなんかもあって値段もそんなに高くない。しかも朝から営業している。これはそのうちモーニング食いに来よう、なんて思ったけどまだ行けてない。
盛岡ラビッツは個性の塊。イイね。
これは今月頭。7月にも来た東北ラビットオーナーズクラブが岩手県の遠野市までツーリングに来るというので、盛岡ラビッツも迎撃しない訳にはいかない、という事で遠野までツーリング。
引っ越したばかりで正直激多忙だったんだけど、そんな事言ってたら何も出来ないからね。参加しましたよ。
参加者は、ユウくんハナコちゃんのコンビと、つとむっち、そして僕の4台。これまた超多忙なみずもっさんは集合場所まで見送りに来てくれた。みずもっさん、いつ寝てるんだろうと心配になるくらいアクティブ。
途中の昭和な映えポイントで撮影をしつつ…
遠野を目指す。天気も良かったし、気持ちよかったなあ。
で、待ち合わせ場所の遠野名物のジンギスカン屋で宮城チームと集合。総勢12台かな。
このジンギスカン屋は結構な人気店で、ちょうど連休だったし県外ナンバーのクルマやバイクで駐車場はパンパン。僕らは敷地の外れの砂利の上に停めたんだけど、順番待ちをしている店のお客さんがかなりの熱視線を送ってきていたのが印象的だったな。
バイクに乗ってきているバイク好きは当然、普通の親子連れなんかも遠巻きに変なお面の集団を遠巻きに眺めていた。その視線はおおむね好意的なものに感じられて、ああやっぱりこのスクーターは不思議な力を持っているなあと再認識。
宮城チームは、貴重なラビットツーリングS302が2台も参加していた。シートがダブルで、一番の特徴はミッションが4速なんだよね。
あと、フロントウィンカーが四角くて大きい。このカットだとシフトのインジケーターも見えるでしょ。
生産台数も少ないから、買おうと思っても容易に買える車体じゃないけどね、いいもの見させて頂きました。
グッド・バイブレーション！イイね。
で、今日は寒い中、盛岡ラビッツの仲間たちがHeadsUpハウスに引っ越し祝いに集まってくれた。
みんなでたこ焼きパーティー（ノンアルコールね）。僕は得意の唐揚げでおもてなし。腹一杯だー。
解散時の気温は2度！もう冬は目の前だね。楽しい夜でした。みんなありがとう！
でも、不思議なスクータでしょ？僕自身こんな生活をしているのが不思議でしょうがないもん。ラビットには人を幸せな気分にさせるパワーがあるね。
