
季節はもうすっかり春で、ビシッとバイクシーズンにインしております。
年度始めだからかイレギュラーな仕事もなく、なんと4月は完全週休2日!休日にしっかりと休める事のありがたさを痛感してます。
天気もいいし、毎週末バイクに乗ったりいじったり、ほぼバイクにしか時間を使っていません。なんと幸せな時間の使い方か。
それでも整備の方が溜まりに溜まっているので、乗るよりもいじってる方が多いかな、休前日は深酒もせずに早く寝て、7時とかに起きて作業。楽しい毎日です。

実は1月にはもう手元に来ていたんだけど、またバイクが増えた。’91年式ホンダXR250R、コードナンバーME06。
前々からずっと気になっていて、ある日バイクキチガイモーターフリークの友達に「ME06ってどうなんすかね?」と聞いたところ「持ってるよー」という返事。「(この人なんでも持ってるな、、、)へえ!で、どうなんすか?」「んー俺が今まで乗った事のあるバイクの中でベスト3に入るかも」「マジっすか?!」
何十台、下手したら何百台は乗ってきたであろうフリークの3本の指に入るバイクかぁ。そこで俄然火がついて、去年の秋辺りから色々調べたりフリマサイトをチェックしたりしていた。

20代の頃、こいつに乗っていたんですね、XLR250R(MD20)。初期型の、赤タンク青シート、白フレームの。一番乗れていた頃だったから散々ぶっ飛ばして走り回ってた。アスファルトの上でアクセルターンとかやれたんだよな当時は(画像はホンダのWebから拝借)。
だからどんなバイクかっていうのは大体分かってた。
今回迎え入れたME06は、昔乗っていたMD20/22のコンペ仕様、レーサーなんですね。当然国内販売モデルはナンバーが取れず、サーキットユースオンリーのモデルだったんだけど、オフ車としては珍しく名機と呼ばれるほどいいバイクだったらしく、相当数が逆輸入されて日本に戻ってきた。だから当時も今もナンバーを付けて公道を走っているME06は全部逆車という事になる。もう30年以上前に話だけどね。
年明けにフリマサイトで出物を見つけて落札、適正価格で入手出来ました。1月にはもう手元にあったんだけど、実際乗ってから記事にしたかったので。
何故バッタバイク(オフロード車)に乗ろうと思ったのかっていうと、アスファルトの上は走り尽くした感があって、週末にどこ行こう?って悪い意味で悩んでしまうようになったから。岩手県には林道なんて無数にあるし、何なら家から5分も走れば林道にアクセス出来る。これは楽しみの幅が広がるなあと。
また、僕のバイク人生はオフ車と共にあったんですね。バッタバイクをずっと乗り継いできた。当時レーサーレプリカブームで周りにもオフ車に乗ってる奴なんて少なかったけど、下りのワインディングだったら2スト250のレプリカに負けなかったからね。モタードのハシリみたいな楽しみ方をしていた。
その頃の憧れが正にME06で。当時は高くてとても買えなかったからね。まあ行動原理的に言うと今CBX400とかGT380とかを買っている旧車會クラスタと一緒です。笑
それがたまたまバッタバイクだったってだけで。

当時僕が乗っていた、市販モデルのMD20/22との違いは、エンジンに関してはピストン、カム、キャブレターらしい。このエンジン、色んなバイクに積まれていた知る人ぞ知る名機で、パンチがあって乗りやすい。30年前の曖昧な記憶だけど、MD20よりも明らかに高回転で元気に回る。スロットルをもっと開けろ、と乗り手に要求してくるアドレナリンが出る系のエンジンだね。
RFVCという名前が付いたヘッドが特徴的で、半円球の形をした燃焼室に放射線状にバルブが動くようにセットされている。色んなエンジンを見てきたけどこういう仕組みのヘッドはこのエンジンしか僕は知らない(知らないだけかもだけど)。
このバイクはシングルカムだけど、GB250に積まれていたのはツインカム。で、放射線状に配置されたバルブを押すためにロッカーアームがかなり特殊な形をしている。
いかにもあの頃のホンダらしい独創的なエンジンだね。

車体周りでMD20/22と大きく違うのはリアサスの長さらしい。実際シート高はかなり高くて、僕は今のところスタンド無しではこのバイクに跨れない(足が上がらなくって、、、)。故にエンデューロなどには出られない。レースは市販モデルであってもスタンドを外すのがレギュレーションだから。
おまけにバッテリーレスのセルモーターレスだから始動はキックオンリー。SRでキックには慣れているし、XRにも付いているデコンプは使わなくてもエンジンは掛けられるけど、スタンド無しの状態だとどうだろう?かなり練習が必要かも。
だし、エンストするような状況って足場が悪かったりするからね、ちょっとこのシート高は想定外だったし、乗りこなすハードルはかなり高くなった。
来年をめどにエンデューロに出たいなあって思ってたから正直ちょっと後悔したよ、こんな尖ったバイクじゃなくおとなしくセル付きのセローでも買っときゃよかったかなって。笑
まあ頑張って練習しますよ。

でもこいつは林道を絡めたツーリングメインで使う予定で、そのための部品も揃えてある。僕なりのアドベンチャーバイクにするつもり。
まずはタイヤを換えなきゃなあと思いながら他の作業にかまけて手をかけられていない。6月あたりに旅デビューする予定で、ルートもあらかた決めてある。

まだ200kmくらいしか走ってないけど、色んな意味で新鮮な体験だったな。自然なポジション、軽い車体、21インチのフロントホイールはジャイロ効果もそれなりに大きいんだけど、短いホイールベースと押さえの効くハンドルバーのおかげで山道を結構なペースで走ることが出来る。
前後のサスは(当たり前だけど)良く動きストロークもたっぷりで、アスファルトの路面のギャップなんて苦もなく超えていく。何というか、この一台でも十分なんじゃないかってくらい僕の求めるものに合っていると言うか。
もしかしたら身体に染み付いているのかも知れないね。前にも書いた通り僕のバイク人生はオフ車から始まっているから。
これ、書いた事なかったかも知れないけど、僕は免許の中型限定解除を22歳の時にしている。当時大型免許は教習所でなんか取れず、運転免許試験場での一発試験でしか取れなかった。これが超難関でね、十数回受験しても取れないとかザラだった。
その試験を僕は1回でパスしているんです。試験官には「普通1回でなんか合格させないんだけど、乗車姿勢がとても良かった」と褒められたのを覚えている。僕のライディングポジションを育んだのは間違いなくオフ車だし、何なら今でも「背中に安定感がある」って言われるからね。
そういうの、きっと全部バッタバイクが教えてくれたんだよね。乗っていてそういう感覚がぶわーっと蘇ってきた。そうか僕がずっと探していたのはこれだったんだ、って。
ちょっと真面目にオフロードを走ろうと思っています。最低限の装備、メットとブーツは買ったので、ジャージやプロテクターなんかをコツコツ揃えて、早ければ11月、来年の6月にはエンデューロの大会に出ようと画策しています。やっぱり仕事が忙しくないとやりたい事がどんどん増えてくるね。

簡単にディティール紹介。9700kmという走行距離はおそらく実走行で、エンジンはメカノイズも少なく調子もいい。当たりを引きましたね。
メーター右側に各種インジケーターがあるけどどれも点きません。ニュートラルランプに関してはそもそもセンサーが付いていないらしいです。というか、コンペモデルゆえイグニッションキーすら無い。笑

逆輸入車なのでコーションラベルも当然英語。

キャブのフロート室には大きなドレンプラグが付いていて、多分ここを外せばメインジェットにアクセス出来るんだと思う。この辺もレーサーならではだよね。

燃費はネット情報で20km/lくらいだって聞いてたんだけど、そんなに飛ばさなければ30km/l走った。タイヤが固くなっているからそんなに回さなかったってのもあるけど、買ってあるビッグタンクを付けたらかなりの距離を無給油で走れるな。

純正のタンクはポリ製。軽量化のためだと思う。市販モデルのMD20/22は当然鉄製だから軽い。
デカールが浮いてきているのはポリ製のためタンクの中のガソリン成分が滲み出てくるためらしい。当然塗装も出来ない。
年期の入ったポリタンクは茶色く変色しているものも多いけど、僕のはそんなでもない。
明日、硬くなったタイヤを新品に交換する予定。その他にもやる事山積みで休日の天気予報のチェックに余念がない毎日。
春って最高だね。
最近ハマってる人たち。肩の力が抜けた感じが心地いい。てかムスタングいい音すんなー。
最近のYouTubeのオススメは精度高い、打率7割くらいあるんじゃないだろうか。
ME06も買ったんですか!
自分も欲しいバイクです。
けどやっぱりシート高いんですね…
となると残るはXR200かXLRか…
参考にしたいので、またインプレ待ってます!
そーなの。買っちゃった!名機だよね〜そんなに高くなかったよ、程度も悪くないしいい買い物でした。
シートは高いね、身長173cmのオレでかかと着かないから。
君が乗ってるMD30のモタードよりは確実に高いと思う。
不整地でキックするのは大変そうだよ。
XR200いいね、オレらレベルの腕では扱いやすいバイクの方がオフロード楽しめると思う。
でもやっぱりオフ車いいね。懐かしさだけじゃなく乗っててなんかホッとする。