P200Eで日本海を見るツーリング

ダメだダメだ、もうダメだ。
5月6月、人に会い過ぎた。疲れた、、
そもそもが社交的な人間ではなくて、決して人嫌いな訳ではないんだけど、結局マイペースというか自分の時間が取れないと疲れてくるんだな、ある日ふと精神的にぐったりとしている自分に気が付いた。

これはリフレッシュしないと身が持たん、という訳で、一日中ガッツリとバイクに乗る事にした。
とは言っても、ここに書かないまでもSRには普段結構乗っているのでイベント感がない。どうしよう。そうだPパイセンで日帰りロングだ、下道オンリーでもういいやってくらい走り倒してやれ。




そんな訳で、梅雨の晴れ間にPパイセンで家を出た。目的は、日本海を見る事。それだけ。あとはひたすら走る。
どうしようかな、久しぶりに秋田市に行くか、そこから国道7号線に出て、由利本荘まで海岸線を南下、そして帰ってこよう。300km前後のランになりそう。パイセンでこれだけの距離を一日で走るのは初めてだ。そんなざっくりとしたルートを頭の中に描いて。スマホでナビ?そんな事しません。最低限のルートを頭に入れておけば要所要所での確認だけでこのくらいの行程はナビゲーション無しで走れます。

出発時のオドメーターは6425km。安全運転をよろしく。




国道46号を西進、途中広域農道に入ると2時間くらいで隣県の県庁所在地、秋田市に着く。久々に市街地に入ったけど、広々とした印象の街並みとは裏腹に駅前のタクシープールは盛岡の1/3程度の大きさ(職業柄どうしても目がいく)。ふうん、そんなもんか。
確かにいわゆる東北本線沿線ではないからな、でもこの台数しか待機出来なかったら、盛岡では新幹線が着いた時の利用客数はとても賄えないな。盛岡は東北北三県の中では経済的に一番マシだと言われるんだけど、それがこういう所に端的に表れるのだろう。




ツーリングの楽しみのひとつ、ランチは比内地鶏の親子丼を頂きました。美味。
市内観光しても良かったんだけど、今日の目的は走り込み。なので食うもん食ったら走り出す。
んと、ここから国道7号に出ればいいんだよな、とスマホの地図で曲がるべき交差点を確認する。昔はこういう作業はシートに括り付けたマップルを見てやったもんだけど、流石に現代はGoogleマップに頼る。それでも頭上の標識と合わせればアプリにナビゲーションしてもらわなくても十分走れる。田舎道ならね。そりゃたまに道に迷うよ、でもひとりだし、時間に追われている行程じゃない。ならば少しくらい回り道してもいいじゃんね。




海岸線を走るので、着ていたコーチジャケットを脱いでTシャツ一枚になる。道路上の温度表示は24度。少し涼しい。でも何ものにも変え難い解放感があって、Tシャツ一枚でバイクに乗るのが好きでたまらない。

今日の相棒、Pパイセン。国道の、常識的な流れに乗って走るのには不足ない動力性能。ただ、バイクとスクーターが決定的に違うのはホイール(タイヤ)の大きさ。小径だからジャイロ効果が段違いに小さい。どういうことかと言うと、横風に弱いし、ちょっと脇見をすると進路がずれたりする。これはちょっと気を遣う部分だね。あとは、ニーグリップが出来ず、フートボードに足を乗せシートに腰掛ける乗車姿勢になるから体重がかかるんだね、お尻が痛くなる。
でもまあそんなもん。パイセンはクラッチも軽くキレもいいからパワーレバー要らず、手首にもそんなに負担がかからない。信号待ちで香るカストロールの匂いを味わいながらひたすらに走る。楽しい。




国道7号線が今日のハイライト。日本海の海岸線に沿って走る道路なんだけど、ご覧の通り基本直線か、穏やかなカーブ。それがちょうどいいペースで流れている。こんな感じでチルい道路は東北でも数少ないと思う。
今日は由利本荘から内陸に入ったけど、このまま南下すれば山形県の酒田、鶴岡を通って新潟県の村上市まで気持ちの良い、景色の良い道路が続く。疫病禍が完全に明けたら、鶴岡辺りで一泊する夕陽ツーリングしてもいいよな。

改めて言葉にするのは少し気恥ずかしいけど、バイクに乗ってて良かったなって思う。




去年かな、同じ時期に来た道の駅いわきで一服。少し前に僕の事を追い越していった年配のライダー二人組に話しかけられる。
道の駅やコンビニでひとりで休憩しているとこういう場面にたまに出くわすんだけど、これもソロツーリングの醍醐味かな。向こうもグループ、こちらもグループだとなかなかこんな風にはならないでしょ?
昨年だったか一昨年だったか、県南の道の駅で80歳過ぎのおじいちゃんに話しかけられた。若い頃はバイクが好きで散々乗って、でも今は流石に乗れないからクルマで近県を散策する日々なんだ、って話された。いいよね、80歳過ぎてさ、尚路上にいる訳でしょう?話しながら、僕も貴方みたいなおじいちゃんになりたいよ、って思ったなあ。




由利本荘で給油。パイセンでここまでのロングには出たことが無かったから、満タンで何km走れるのかも実は分からなかった。




で、初めて燃費計算をしてみたんだけど、40km/lという立派な数字が出た。いいね、お財布に優しい。
基本国道の流れに乗って、時には登坂でフルスロットルにもして、って走りでこの燃費は2ストロークエンジンとしては立派はものなんじゃないかな。
パイセンのタンクは、リザーブになってから満タンにすると7Lくらい入るから、200km以上は余裕で走れる計算になるね。ほぼSRと一緒だ。これだけの距離を走れれば燃費の面では十分ツーリングマシンとして使えるね。頼もしいぜ。




さて、走り込みランも終盤、横手、湯田、沢内を越えて鶯宿のコンビニで最後の休憩。ここまで走ると帰ってきた感満点。
身体は心地よい疲労。お尻と肩が痛いがそんなに辛い程じゃない。SRとは違う、2ストロークの高周波の振動を受けていた手首もそんなに痺れてはない。何十回もシフト操作をした左手首も全然大丈夫。なんだパイセン、イケるじゃん。また走りに行こうねー。




ベスパのリアタイヤは4000km持たない。これ、3000km弱しか走ってないタイヤだけどもう交換時期だ。まあそこそこの動力性能と車重、リアブレーキが主の制動、そもそも径が小さいタイヤ、って事を考えればまあそんなもんか。フロントは全然減らないんだけどね。




そんなこんなで無事に帰宅。オドメーターは6743kmを刻んでいる。318km走ったって事になるね、相変わらず下道オンリーでよく走った、僕もパイセンも頑張った。

いい一日だったな、心残りなのは、日本海を見に行くツーリングだったんだけど海の画像を一枚も撮ってなかった事。
ほぼノーマル状態のPパイセン、純正風情は存分に味わったので、まあ予算次第だけどサスとマフラーくらいのライトチューンをしてもいいかな、などと考えている。ただ、今ものすごい円安なのよね、対ドルだけじゃなくユーロについても。あと、これは戦争の影響らしいんだけど、シッピングの費用が高くなっているとも聞く。個人輸入をするには良くない状況だ。その辺の様子を見ながらだね。











2 comments on “P200Eで日本海を見るツーリング

  1. nocky

    すごい燃費いいですね(゚∀゚)
    同じ1979年分離のP200Eを持っているんですけど、これまでの最高燃費は、高速で80キロ巡航で30kmでしたんで、40kmはすごい羨ましいです。
    通常は燃費は23~26kmってところですね

    • ヨコチン Post author

      nockyさん、初めまして。
      やはりかなり良い数字なんですね、僕も計算してみてびっくりしたんですよ。
      ペースは信号が少ない一般道を、平均60〜70km/hってとこですけど、一部市街地も走りましたからね。
      ちなみにガソリンはハイオクです。
      体感ですけど街乗りでは僕のも多分20km/l台なので、もしかしたらちょっとしたペースの違いなのかも知れませんね〜

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