静かな生活

昨シーズンも雪の量はなかなかだったという記憶があるけど、今シーズンも相当だ。それに加えてひどく寒い。
これ、早朝のコンビニの駐車場で撮った画像なんだけど分かるかな、踏み固められた雪がガチガチに固まって氷になっている。日中も気温が上がらないから解けないんだよね、大掛かりな除雪装置を持っていない店舗の駐車場はほぼ例外なくこんな感じになっている。これが恐らく3月半ばまで解けない。
こんな路面を革靴なんかで歩けるはずもなく、仕事の時も去年買ったKEENのジャスパーを履いている。慣れてても怖いよこのくらい凍った路面の上を歩くのは。

さっき情報が入ってきたのだけど、毎週乗せているドクターも、先週末に駐車場で転倒して足の骨を折ったのだとか。他人事じゃないね。




今年バズったらしいTweet。これ盛岡の駅前の裏道です。こんな路面が市内の至る所にある。平らじゃないからスケートリンクよりタチが悪い、本当に無理な道は無理。怪我しないように注意だねー。




ほんの数週間で件の疫病の感染が急速に拡大して、また不自由な生活を強いられている。
この画像はちょっと遅れた初詣の帰りに盛岡八幡宮の近くで見つけた昭和な喫茶店で撮ったんだけど、画像のデータによると1月12日の事。まだひと月経ってない。この時はまだ全然危機感は無かったのを覚えてるから、本当にあっという間に広がったんだね。
重症化し辛いというから死の危険からはだいぶ遠ざかった感じはするが、感染力が強力な分とにかく罹患出来ない立場としてはむしろ以前より気を遣う。
罹患したら仕事休まなきゃならなくなるからねー、僕には有給休暇も病休もないから。働かなかったらその分収入が減るから。

娘も受験生だしね、同級生にも罹患者が出たみたいで、高校から連絡が来た。ここまで勉強を頑張ってきて受験出来ないような状況になるのは可哀想すぎる。

なので、ここ数週間はほぼ仕事とスノーボード以外の事はしていない。仕事は多少のリスクはあるけど生きる為には仕方ない、ゲレンデは一人で行ってレストハウス内だけ気をつけていれば罹患のリスクはほぼない、と判断。そんな訳で静かな生活を送っています。




この喫茶店にもまた行きたいんだけどな、メニューが素敵すぎる。ナポリタン500円とか値段も昭和だ。これは疫病云々よりも道路の雪が邪魔をして行けてない感じ。雪が解けたらラビットで行こうかと思っている。昭和&昭和。




カボチャのケーキだったと思うけど、この銀色のつぶつぶとか懐かしいよねー。




そうそう、息子の成人式はギリギリのタイミングで無事に行われたんだった。これは本当に良かった。
式の前に散髪して、馴染みの美容師さんに撮ってもらった記念写真。堅物の息子氏とチャラいお父さん。笑うね。

式もだけど、その後の中学の同窓生との謝恩会、その後の飲み会まで堪能出来たみたいで僕も嬉しかったな。大学に入学してからずうっと自粛々々で友達と飲みにもほとんど行けてなかったみたいだったから。
ちなみにこいつ、親父に似て酒が強い。大体食べ物の好みが酒飲みだもんな、一度ふたりで居酒屋に行った事があるんだけど、〆サバとかを旨い旨いって食ってたっけ。

それにしても誰が悪い訳でもないんだけど、すげえ時代だよね。おいそれと酒飲みにも行けないんだから。僕達初老はさておいても若い子たちが本当に可哀想だ。




スノーボードはほぼ毎週末、ひとりで行っている。ひとりで行くのは疫病禍下だってのもあるけど、僕はバイクとスノボは基本ひとりで乗るのが好き。
もちろん複数人もアリだけど、それはあくまで「ハレ(非日常)」で、まあイベントと言うか人生におけるギフトみたいなモンと言うか。バイクやスノボに乗ったりいじったりするのは生活の一部にしたいから、好きというよりはむしろ意識して普段はひとりで行動するようにしているのかも知れないな。

タレントの壇蜜さんが結婚した時に、ひとりで生きていけるって自信が持てたから結婚した、という意味の事を言っていて、ものすごく腑に落ちたんだよね。
上手く言葉が出てこないけど、そういう立脚点は人生をすごくシンプルにすると思う。基本は独立したひとり、その上で人と会いたい時は馴れ合いじゃなくて能動的に会う。ひとりでも生きていけるけど、あなたと一緒に暮らしたいから結婚する、なんて滅茶苦茶素敵な話だよな。
まあ結婚って法律行為だから、籍を入れる入れないは自由だと思うけど。

だから、疫病禍によって多くの人が静かな生活を強いられる今は、自分の立ち位置を見つめ直すチャンスなのかも知れないね。




とにかくスノーボードは最高で、週末が来るのが楽しみでしょうがない。今シーズンはほぼ八幡平にある下倉スキー場にしか行ってないな、大きなスキー場じゃないんだけど、コースがバラエティに富んでいて滑っていて飽きない。

ひとりでゲレンデに行くと滑るしかやる事がないからひたすらに滑る。1時間半も滑ると疲れてきて、下のレストハウスまで降りてタバコを一服して30分くらい休む。それからまた1時間半くらい滑って脚力が売り切れた頃帰路に着く。朝イチで滑り出せばちょうど昼過ぎに滑り終わる感じだね。で、帰り道に昼食を食べて家に帰る。




滑った後の昼食はアメイジング。身体を動かしまくってとにかく腹が減っているから旨いの何の。後半戦のリフトの上ではどこで食べて帰ろう?みたいな事ばかり考えている気がする。




Newボードの、Outflow P-Phat156にも随分慣れてきた。以前も書いたけど、初めは上手く乗れなかった。滑っていて、20代の頃に大枚叩いて初めて買ったちゃんとしたギター、Fenderのストラトキャスターを思い出した。弾いた通りに音が出るからちゃんと弾かないとちゃんと鳴らないの。こいつ敷居高いギターだな、なんて思ったっけ。

このボードもそうなのかな、でもターンの時ちゃんとエッジに乗ってしっかり体重を掛けてやるとギュイーン!と曲がってくれる事に先週末辺りに気付いた。そうかそうやって乗ればいいんだ。
それからは、切り返しの動作を出来るだけ素早くやっつけて、ターンの最中は意識してエッジに乗る事に集中。夢中で滑っていると足がガクガクしてきて、スマホの時計を見るとああもうこんなに滑ったんだ、ってなってる。

ゆっくりだけど、幾つになっても成長するのは楽しい。そろそろ誰か上手い友達と滑って更なる上達の糸口を掴む時期なのかも知れないね、ひとりで学ぶのにも限界があるから(←能動的に人に会う、って事)。




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