大寒波襲来。
北陸などの日本海側は記録的な大雪なのだとか。僕の住んでいる街は岩手県の内陸部にあるからさほど影響は受けていないが、それでも連日の真冬日で、家の前の道路はご覧の通り真っ白だ。年末年始にかけて更に冷える予報なので、この雪はこのまま根雪になりそうだ。
雪が降り始めたのが先週末辺りで、ちょうどその辺りにラビットのナンバーを（ちょっと苦労して）取得して自賠責にも加入したんだけどこりゃとても乗れないね。1週間タイミングがズレた。
まあ天気の事に文句を言っても仕方ないので、冬の間にしか出来ないことを楽しむ事に。寒い分、山には極上の雪がたくさんあるのだ。2022ウィンターシーズンが本格的に開幕した感じだね。
先週末かな、ホームゲレンデの下倉スキー場がオープンしたので行ってきた。冷えているだけあって雪質は極上の粉雪。行ったのはオープン2日目だったからか人も全然いなくて、最高に楽しめた。
やはり滑りは快調そのもの。去年までは怖々と降りていた画像の斜面（僕的には結構斜度がある）もスイスイと降りてこられる様になっていた。どうしちゃったんだ僕。って、やっぱりスケボーを練習した成果だろうね。それしか考えられないもん。
何なら路面に雪がない場所で、今の時期にスケボーに乗るのも面白いかも知れないね。土日両方滑りに行く体力は流石にもう無いからね、土曜日にゲレンデに行って、日曜はスケボー。直にフィードバックを体感出来るかも知れない。
で。
今週頭、昨シーズンに注文していた、待望のNewボードが入荷したってショップから連絡があって取りに行ってきました。わーわー、パチパチ。
購入したのは、OutflowというメーカーのP-Phat156ってモデル。
スノーボードのギアや色々な情報は市内の小さなショップで入手しているんだけど、そのショップの店主にオススメされた板。曰く、昔のゲンテンみたいにコアなメーカーですよ、との事。あまりゲレンデで見かける事もないし、何よりグラフィックがめっちゃカッコいいので即決で予約をしていたのだ。
正直安い買い物じゃなかったけど、これだけ夢中になって滑っているのだから多少道具にはこだわりたい。つか、こだわってもいいでしょう。バイクと違って維持費がかかる訳でもないしね。
これしかないってウェア着て（Green Clothing）イカすグラフィックの板に乗れる幸せ。言う事ない。ブーツやらビンディングやらは来シーズン以降順次更新していきます。
で、本日Newボードで初滑りをしてきました。ゲレンデはホームの下倉。
朝イチの天気は最高、相変わらず人も少ない。
下倉って大きなスキー場じゃないんだけど、コースが緩急に富んでいて滑っていて飽きない。僕レベルの初心者のスノーボーダーはもちろん、ベテランのスキーヤーまで楽しめるんじゃないかな。
で、これは件のショップ店主から聞いたんだけど、風の影響を受けにくいゲレンデなんだって。強風が吹くと寒いだけじゃなくてリフトが止まるからね、これは素直にありがたい。
Newボードの感想はというと…
正直、僕レベルだと良さがよく分からなかった。テヘヘ。というかむしろ以前と環境が変わったから戸惑いの方が大きくて、初めは上手く滑れなかった。以前使っていた板よりちょっとレングスが長くなって、多分重量も少し重くなってる。それを扱い切れなかったというか。
以前の板もそんなに悪いものじゃなかったしねー。
終盤になってようやく乗り方も分かってきてホッと一息。これからガンガン乗り込んでいきます。
ひとりレストハウスで休憩する初老のスノーボーダー。表情が疲れているね。ウケる。
昨シーズンはちょっと頑張り過ぎたくらい必死で滑った記憶があるけど、今年以降は長く滑り続ける事を主眼に置いたスタンスでスノーボードと付き合っていこうと思ってる。道筋は見えてきたからね。
なんて言うんだろう、普段の生活の延長線上にスノーボードがある、と言うか、暮らしの中にゲレンデ通いが上手く溶け込んだ感覚を掴めればいいなあ。
柳田國男さんの言葉を借りれば、昨シーズンまでスノーボードは「ハレ（非日常）」だった。それを今シーズン以降は「ケ（日常）」に変えていこうという話だね、こう書けば分かりやすいか。
幸い環境は最高だからね、一番近いゲレンデまで自宅から1時間掛からないという街で暮らしているから。週末朝イチでパッと行ってすいっと滑って昼飯食って帰ってくる、みたいな楽しみ方が無理せずに出来る。逆に言えばウィンタースポーツをやらなきゃ損、ぐらいの好条件なんだよね。そんないい環境を享受しない手はないと僕は思う。
そんな感じで今シーズンも楽しんでいこうと思ってます。
これが2021年最後の更新になるかな、読みに来て頂いている皆様、良いお年をお迎え下さい。
