ET3とP200Eの点火系軽整備

組合の事務所に提出する書類があってET3で出掛ける。午前中の空は雲ひとつない秋晴れで、空気も乾燥していて暖かい。絶好のバイク日和。
家に帰ってSRでどこかに行こうか?とも思ったんだけど、なんかこのままET3で走りに行っちゃえ、と30分ちょっと走ってランチラン。

ET3は絶好調で、中速域のトルク感がO/H前とはまるで違う。まあ1mmオーバーサイズのピストンなんで軽くボアアップしたみたいなもんだからな。
もう慣らしも終わりなんで、滝沢別れ手前の直線で全開にしてみる。トップスピードはメーター読みで90km/hくらい。上出来でしょう。




盛岡市の北部にあるこの蕎麦屋の蕎麦が大好きで、気が向くとたまに食べに来る。僕は10年以上前からファンだったけど、最近は休日は行列が出来るほどの人気店になった。何かで紹介されたのかな?




店の裏から見る岩手山が見事なんだよな、市街地からは違う角度で見えて、表情も毎日見ているお山とは異なる表情が見える。
これがこの店を好きな理由のひとつ。




言ってまだ12時前だし、このままどこかに走りに行こうかとも思ったんだけど、そういやプラグキャップが割れてたっけなこの子、って思い出してそれはやめ、家に帰ってその辺の手直しをやっつける事にした。




前に買ってあったプラグコードとキャップ。モノタロウでだったかな、どっちも数百円だった。プラグキャップはET3に、コードはパイセンに組む。
この辺は国産品使いたいところ。




コードは今までのものをそのまま使い、割れてしまっていたキャップだけを交換。ちなみにコードはNGKのシリコン製。コードとキャップの間のカバーも元のものを再利用して、タイラップで締める。




一応背の低いものを選んだつもり。ボディとのクリアランスは多分大丈夫。キャップもラバー製なんで壊れたりはしないんじゃないかな、様子見てみます。
ちなみにこのキャップは抵抗無し。




プラグの焼けはちょっと濃い目。まあこのくらいの方が安心出来る。ちなみにオイルはカストロールのPower1 2Tを使ってます。




続いてパイセン。この雰囲気あるプラグキャップを活かしたくて、ハイテンションコードだけをシリコン製のものに換える事にしたんです。




ちょっと太めのシリコンコード。色も敢えて目立たない黒を選択。今まで付いていたコードと長さを合わせて切り(1mの長さのものを買えば大丈夫)、組み付け。
なんか、いかにも換えました!って部品はパイセンには似合わないかなって気がして、まあ普通にNGKのキャップ一体型のものにでも換えてやればいいんだろうけど、しばらくはこの風情で楽しもうかなと思い今回の作業です。
ハイテンションコードはいいものに換えると違い体感出来るからね、侮れない部品なんですよ。




パッと見ほぼ純正。シリンダーカバーに直書きの点火時期マークもいい雰囲気じゃない(自己満)??




パイセンのプラグ。やはり少し濃い目かなあと思うけど、ガイシの色はパイセンの方がいい色だね。オイルはヤマハの青缶。




リムが腐ってたET3のスペアタイヤのリムを、手持ちの良品に組み換えて作業は終了。早速パイセンの試走に行く。




御所湖の周りをざっと一周、30kmくらい走ったんだけど、やはりひと回り上のパワー感になった。登坂もグイグイ、アイドリングもビシッと安定。調子良すぎるのが怖い。

パイセンは第一段階はほぼ完成かな、後は走って楽しむ。第二段階でマフラー換えたり前後サス換えたりはするかも知れないけど、それは来年以降だな。
どうも倉庫の奥で長年眠ってた車体っぽいんだけど、ベースが良かったんでこれでも手間あまりかからずに、現代でも普通に使える40年前のスクーターに仕上がった。これでソロキャンプ行くぜ!






終電線路に ヒトが落ちる
時間切れサンタ
目の前の赤い暗闇
ジキ止むだろサイレン

忘れる頃に想い出す
遠い日観た映画
急ぐコトない せめて
エセ神の健康 願い酔えりゃいいや

みんな面倒くさそうだったな
この分じゃ終わりたいんだろ
クリスマスなんかに すがれない未来

どうした 神様
何処から何処 眺めるんだ
いっぱい死んだぜ 聴こえてねえ
おいよオ で、まだ足りないか

引き分け無えんだろ どっちも負けろ
生まれ変わるチャンス
行き止まり 開かずの扉
泣き声 子供達の手

来年 また来年になっても
同じ様に殺し合うんだろ
クリスマスなんかに救えない世界
今夜

きっと その辺で生きてんだろ
みんなして温め合って
クリスマスなんかにすがりたい世界

今夜 神様
僕らに宿れ 宿れ

Theピーズ クリスマス 作詞作曲 大木温之





ピーズのアルバム「赤羽39」に収録されている佳曲。
ハルが、自分の事じゃなく、自分の周りの社会や世間に対しての怒りややるせなさを歌うのはごく珍しい、というか、ピーズの全楽曲の中でこの曲だけなんじゃないだろうか。
ハルの優しさが溢れていて大好きな曲です。

引き分け無えんだろどっちも負けろ、なんてなかなか出てこない言葉だよね。
そうだよ、みんなで負けちゃえばいいんだ。
勝ち組、って言葉、僕大嫌い。








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