ET3のエンジン焼き付き修理 その6

昨日今日と、腰を据えてET3の作業。
腰上に関してはしっかり組んだつもりだったんだけど、チェックを兼ねてもう一度組み直す事に。つかそのくらいしかする事がない。
正直夢に出てくるくらい悩んでるんだけど、、




試しに時間を測ってみたら、この状態にするのに20分で出来るようになったみたい。そりゃこれだけやってりゃスキルも上がりますわ。




だいぶ迷走してるけど、ベースガスケットに塗ったパーマシールドを除去する事に。そんな事ないよなあと思いつつ、もしかしたらヘッドからケースに導通がないのかな、なんて、、




同様にヘッドとシリンダーの合わせ面に塗ったものも除去。パーマシールド、パーツクリーナーで割と簡単に除去可能。これは確かに使いやすいかも知れないな。
ちなみにヘッドを外す前にテスターでヘッドとケースの導通を測ってみたら完璧にあった。パーマシールドのインプレ書いてる場合じゃないな。あーあ。




ガスケットは紙のものを使う事に。つかウガガさんでアルミ製のもの品切れだったので。
ヘッドとケースの導通を確認した時点で引き返せばやる必要がなかった作業だけど、混乱している僕はインパール作戦よろしく中断するという選択肢を選べず、、




途中から結構な勢いで雨が降ってきた。カーポートなかったら目も当てられなかったよなー。




インマニも一旦外し、アルミのカラーも外して点検。割れやひびが無いことを確認。ううむ。





ベローゴムの組み方も上手くなった。コツは、カラーが接する部分にシリコングリスを塗布し…




ゴムをボディに装着する。で、インマニの入り具合を見ながらエンジンをジャッキでゆっくり持ち上げていく。




ショックのマウント位置よりも更に上に持ち上げると、いい案配でインマニが出てきているはず、あとはゴムを正規の位置にセットしてやればいい。




と、まあ快調なペースで作業、あらかた組み上げ、キック。一発目に軽く初爆があって、うおって思ったけど掛からず、雨の中押し掛けを試みるも掛かる気配すらない。




うーん。どうしよう。
汗だくになりながら努めて冷静に考える。圧縮はある。以前よりキックが重くなっているのが実感出来るくらいある。ちょっと気になるのがプラグのスパークが弱い?感じがする事。飛ぶには飛ぶのだけど、バチバチじゃなくパチパチという感じ。でもテスターで測るとピックアップ、チャージの各コイルの抵抗値は正常。しかも抱き付く前までは普通に走ってた。





少し悩んだけどフライホイールを外してみる事に。すると、ピックアップコイルの配線がたるんでフライホイールと干渉していたみたいで皮膜が破れている。
原因はこれかも知れない、いやきっとこれだ、と色めきたってピックアップコイルを交換する事に。
ハンダのノリが何故か悪く、交換するのにもかなり苦労して、しかもクランク軸のスピルキーが外れて行方不明になるというハプニングもあってなんだかんだで2時間くらいかけてフライホイールを組み戻す。

スパークを確認すると、明らかに以前より強く火花が飛んでいる。よしこれは掛かるぞ、とワクワクしながらプラグを装着、キックを踏む。



、、、掛からない。何なら初爆のしょの字も無い。何でだよ…



散らかった工具を片付けながら色々考える。抱き付く前まではエンジンは掛かっていた、けど抱き付く前の素人整備ゆえのミスも、ピックアップの配線のようにあるかも知れない。こうなると本当に問題の切り分けが出来ない。何なら全てが疑わしいから。圧縮はある、スパークもしている、あとはキャブか、でもキャブレターは先日O/Hしたばかりだ、可能性は少ないけど明日作業してみるか、とこの日は店じまい。




で、今日。筋肉痛でかなりダルかったけど燃料周りの作業。キャブは念を入れて各部を清掃、ジェット類の穴も詰まりが無い事を目視で確認。
フューエルフィルターも交換する。左の今までついていた奴にはゴミがかなり溜まっていた。これ多分分解清掃出来るタイプだよね?時間がある時に清掃してやろう。


で、組み付け終わり、もう大して期待もせずキック。やはり掛からない。相変わらず初爆すらない。


一応は圧縮もあり、点火もある、キャブレターもほぼ間違いなく問題がない。正常に掛からないまでも初爆くらいあっても良さそうだ。この状況はいかにもおかしい。




…もう少し考えてみるけど、これはもしかしたら僕の手には負えないかも知れない。前のエントリにコメントを頂いてたんですよね、走行距離から考えてクランク周りのシール類が痛んでいるかも知れませんよ、と。もしかしたらこのタイミングでシール抜けたかな。
確かにその通りで、リコメでも書いたんだけど、完全なシール抜けの症状は今まで出ていなかったんだけど、これからも乗り続けていく上で絶対にいつかは交換しなければならない部品ではあるんだよね。クラッチ側のシールはケースを割らなければ交換出来ないし、どうせケースを割るならばその他のシール類やOリング、シフト周りの整備もしたい。
その際は、年齢的にもトライ&エラーに時間を取られるくらいならきちんとお金を払ってプロに作業をお願いしたいと考えていて。僕はいじるのも好きだけどどちらかと言えば乗って楽しみたいんですよ、バイクには。あと何年乗れるか分からないから余計にね。
で、コメントを頂いてから、実は関東に僕とノリが合いそうなショップがある事を調べてもいた。頼むならここだろう、というね。



万策尽きた感満載だし、少し検討してみます。








4 comments on “ET3のエンジン焼き付き修理 その6

  1. 久々に来たら楽しそうじゃないですか(笑)点火タイミング見てますよね? うーん、なんだろう。
    その3に出てきた見前の伊藤ボーリング、25,6年前にドラム研磨してもらいました、懐かしです。入り口変わってなくてすぐわかりました。「職人さんと相対する時はいつも少し緊張する」そうそうって思いながら読みました、でも意外と優しかったりしますよね〜

    • ヨコチン Post author

      いやー泣きそうです、つか毎晩飲みながら泣いてます、助けて下さい。涙
      全然難しい事やってないんで多分ウルトラ級の凡ミスの様な気はするんですけどねー、点火タイミングは抱き付き前から変わってないですね、基本腰上だけの作業だったんで。
      あっ、伊藤ボーリングでドラム研磨やってもらえるんすね、探してたんです研磨業者。スクーターのドラムも研磨してもらえるのかなあ??行ってみます、無事直ったら。涙
      応対してくれたの工場長なのかな、いかにも南部男児って感じの寡黙な職人さんでした。

  2. 拝見しました。

    素晴らしいblogっすね。

    乗っていた車もバイクも好きな音楽もほとんど同じだったりして。笑

    人生の交差点、こうやってバーチャルに交わるのも悪くないです。今日はタクシードライバーについて書かれた曲をプロデユースしてたとこなんです。奇遇にもほどがある。

    またあの小さな町に行けるようになったら、気軽に声をかけてください。てか、バイクのこといろいろ教えてください。

    enjoy yourself!

    • ヨコチン Post author

      hyさん、はじめまして(じゃないですね)。コメント本当にありがとうございます。
      お褒めの言葉まで頂き恐縮至極です。

      ベスパもですが、若い頃ワーゲンに乗られていたという話はそう言えば何度か書かれていましたね、音楽に関してはここ数年hyさんが紹介してくれるものにハマる事が多いです、大きかったのはThe I don’t Cares、Black Dubですね、本当に素晴らしかった。

      クロスロードは、交わるべきものは必然的に交わるのかな、と最近考えていました。もしかしたらキース・リチャーズやエマ・ワトソンとも、それが運命ならば。

      本当にまた生でライブを見られる事を心待ちにしています。インスタも配信ももちろん良かったしとても楽しかったですが、やはり生の熱量にはかなわないです。あの小さなハコでお会い出来るのを楽しみにしております。

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