ET3のエンジン焼き付き修理 その7

一向に直る気配のないET3と奮闘する僕を面白がっているのか憐んでいるのか、ご無沙汰している古いクルマ仲間たちがコメントをくれる。シラサワさんとかオオタさん(変人改め山形の仙人)とか。ワーゲンに乗ってた頃からの付き合いなんでもう20年overなんだな。
みんなそれぞれに未だにクルマ趣味を楽しんでいて、まあ身体が動く限りは一生ものの趣味なんだろね。いいものに出会ったね僕もみんなも。


前回の記事にはシラサワさんが「点火時期は見ましたよね?」という的確なツッコミをやんわりと入れてくれた。基本動いていた当時の部分は敢えて極力触らないようにしてたというのもあり、何となくエンジン掛からないとタイミングライト動かないだろうと思い込んでいたのもありでノーチェックでした。
考えてみればスパークさえしていればタイミングライトは動くし、ここまで訳が分からないと「動いていた当時」にこだわらず可能性をひとつづつ潰していかなければいけないよな、チェックだけでもするべきだね、と思い本日作業。




ベスパの点火タイミングのチェックは、ピストンの圧縮上死点(TDC)を出すことから始める。ダイヤルメーターを使って出すんだけど、エンジン車載の状態でやるこの作業はいつも難儀する。そもそもダイヤルメーターって使い方が難しいというのもあり、ピストントップにダイヤルメーターの針が垂直に当たらないからか、なかなか上死点を出せなくて…
上死点ってビタで出るのではなく、メーターが動かなくなる場所が数度あるんだよね、その端と端を取ってその2点の中間をもって上死点とするというのはそれこそシラサワさんとの絡みの中で勉強した記憶があるんだけどそれすら難しい。言うは易し行うは難しの典型みたいな作業。これも経験積めば上手くなるんだろうけど、かなり苦労して上死点を出す。


で、その位置から19度進んだ場所(BTDC)が点火時期。全周分度器で測りそれぞれマーキングする。昔も書いたけどET3の点火時期はBTDC19度説と20度説があるらしくて、まあ正直僕の腕ではこの一度の違いを追い込めてないと思うのでまあ大体です。




それこそ20年もののタイミングライトで計測。結果は、点火時期もOK、問題なし。ううむ。


改めてプラグのスパークをチェックしてみても火花はバチバチ飛んでいるし、その作業中にはプラグ穴から気化したガソリンがふわっと出てくる。点火時期も問題なし。踏むキックには圧縮がしっかり感じられる。シリンダーとピストンも何度かバラした時に摺動状況を確認したんだけどしっかり組めている。
なのに、エンジンは掛かる気配すら全くない。




これ、僕の手に負えないっす。ギブアップします。




絶対に何らかの原因があって、僕がそれを見逃しているのか、一番ありそうなのが何かウルトラ級の凡ミスをしている事なんだけど、もう本格的に訳が分からない。お手上げって奴です。


実は気になっていた関東の専門店には連絡を取っていて、素人整備の尻拭いをしてもらえるという了承はもらっていた。市内にやはりET3に乗っているベスパ仲間がいるんだけど、そいつはミッションのギア抜けに悩まされてて。オレこういう事情でショップに持っていくんだけど、高速代だけシェアしてもらえれば一緒に積んで行けるけどどうする?と聞けば是非お願いしたい、との事。

先日トランポにもなるステップワゴンが納車になったのもタイミングなんだろな、多分プロにしっかり診てもらう時期なんだ。車齢35年、走行距離2万km、しかも素人が自己流で15年乗りながらいじってきたスクーターだ、プロが見ておかしいところも気付かずにこんなもんだで乗っている可能性も大いにある。


負けた感満載なんだが、まあそれが僕の器量なんだろう、仕方ないね。




ベスパの方は早々に店じまいして、西陽を浴びながらゴト車のオイル交換をして本日の作業終了。今年は何かと物入りですな、頑張って仕事しなきゃ。






今日のYahooのヘッドラインに舐達麻の記事が上がっていて吹いた。流石にリリックのヤバい部分は引用されてなかったけど、気付かないうちにもしかしたら時代はすごいスピードで変わり始めているのかも知れないね。




亀石倫子さんは現役の弁護士で、去年の参院選に立憲民主党の公認で立候補した方。彼女が引用RTしている高樹沙耶さんは医療用大麻合法化を公約に掲げて都知事選に立候補した後に石垣島で(何故か関東のマトリに)大麻所持の罪状で逮捕された。
その高樹さんが引用しているYahooの記事にぶら下がっているコメント欄がすごい。僕ヤフコメって苦手で、基本一切見ないようにしてるんだけど、まあ正論のオンパレード。一見の価値あり。
僕自身、大麻が合法化されたら毎晩結構な量の酒を飲む悪い習慣を止めると思う。飲まなきゃやってらんないから飲んでるだけであって、あんなに身体に悪いもの好き好んで飲んでる訳じゃない。いや言いすぎた、多少は好きだ。
今はパクられるの嫌だから吸わないだけです。あと、高い。


最後に要らない情報だけど、僕、亀石倫子さんめっちゃタイプです。尋問して欲しいです、はい。






2 comments on “ET3のエンジン焼き付き修理 その7

  1. 点火タイミングは数値で判断できるんでなんというか判断するのが楽なんですよね。数値化できるネタとしては圧縮圧力を見るのも良いと思います。STRAIGHTやastroのおかげでお手頃価格で楽しめますよ~、vespa 2台の比較してみるとかネタとしても(笑)
    ちなみにうちの車で初爆すらしなかった時の原因としてカムが根元で折れていたってのがあるんですが、どっかのバルブ開いている状態で圧縮圧力ゼロだったんですね。超超超レアケースですが(笑) で,点火タイミングOK,圧縮圧力OK,ガスもきているとなると初爆すらしない理由ってなんでしょうねぇ、2st固有の問題?

    • ヨコチン Post author

      リークダウンテスターでGoogle検索かけると、シラサワさんのblogがトップに出てくるの地味に萌えてますw
      これ本文でも書こうと思ってたし、持ち込む予定の千葉の専門店の方にも指摘されてたんだけど、年明けくらいから地味に調子悪かったのの原因は、多分ピックアップコイルへの配線がショートしてた事だと判断してます、それ解消しても初爆がない原因は、、分からないんですよね〜困った事に。多少点火タイミングがズレてても初爆くらいあっても良さそうなモンなんですよね、4サイクルよりも全然単純な仕組みのエンジンだし、ましてや変にいじってない(改造してない)ですからね、本来そんなに難しい話じゃないはずなんです。
      オレが想像する未知の可能性としては、クランクのシールからの2次エア漏れ?なんですが、これリークダウンテスターじゃ診断出来ないんですよ、クランクの摺動部に入るシールなんで。ただこれも千葉の専門店の方には可能性は薄いんじゃないかと言われててもうワケワカメなんです。でもリークダウンテスターはそのうち買います、内燃機関の内部の様子をバラさずに診断出来るツール他にないですからね〜

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