‘22-‘23年末年始

3年近く使わないでいたiPadのバッテリーを交換して、こたつに入りながらblogの更新が出来る様になった。冬は足元が冷えるからね、パソコンデスクの前に座っているのも楽じゃないので。
8年前のiPad Air2なんて旧いモデルだけど、テキスト打ちには十分使える。文字に触れている時、本を読んだりこのblogを書いている時が一番心が落ち着くって気づいたので。

でも年明けから借りてるサーバーの調子が悪いみたいで、この記事も難儀しながら更新しています。このサーバー、安くていいんだけどたまに動作が不安定になるんだよな。趣味のblogだからそんなに苦にはしていないんだけど。




2022年の仕事は事故やトラブルなく無事に終えることが出来た。これは何よりだったな。
路上での仕事なので基本安全ではないんだけど、雪道ではその危険は何倍にも増すからね、こっちが気をつけていても滑った対向車に突っ込まれたら終わり、そんなニュースは雪国では毎日目にする。だから無事こそ何よりなんです。運転中は他人様の命を預かってる訳だしね、仕事の上ではそれ以上尊い事はない。




なので年末に仕事を納めた後真っ先にやるのは、相棒の大掃除。洗車して、車内も隅々まで掃除機をかける。今年一年稼いでくれてありがとう、来年もよろしくね。


家は意外と小綺麗に暮らしているので、中掃除くらいで大丈夫だったな、たまの来客のたびに掃除していたし、住み始めてまだ3ヶ月だしね。




今シーズンは市街地はあまり雪が多くないけど、それでも気を許すと家の前には画像のように結構雪が溜まる。除雪車が頻繁に来てくれるのはありがたいんだけど、掻いた雪が家の前に寄せられるんだね。だからそれを時間がある時に雪かきしなければならない。
スコップとネコ(一輪車)を使って家の裏に運ぶんだけど、湿って重い雪だとこれがなかなかの重労働で、小一時間作業すると汗だくになる。いい運動になると言えばまあそうなんだけど。




庭いじりをしていても思うけど、こういう風に自然と触れ合うのは悪くない。マンションやアパートに住めばこういう煩わしさは確かに無いんだろうけど、得られるものもないのかな、って。庭いじりしている時に嗅ぐ土の匂いとか癒されるもんなあ。
まあ好き好きだろうけど、僕は地面の上に住むのが好き。




ふくらはぎの肉離れはずいぶん良くなってきたんだけど、年末にファンヒーターの給油をしようとしゃがんだ時にパキっとやってしまって痛みがぶり返した。それが過去一番の痛みで、歩くのにも足を引きずるくらい痛むし、またあの鈍痛がぶり返すのか、と暗い気持ちになったけど、幸いな事に1日2日で痛みは引いた。良かったー。
でもこれは明らかに警告だな、身体が発するサインだ、と思ったからスノーボードには行ってない。やっぱりドクターが言うように1ヶ月は安静にしてた方が良さそうだ。
おかげですこぶる暇な年末年始だったけどまあ仕方ないね。このまま経過が良ければ1月の半ばには滑りに行けるんじゃないかなと思う。それまでの辛抱だね。




大晦日にはこの日のために買っておいた少しいいワインを開けた。のんびりとした静かな年の瀬だったなあ。




元旦は、ET3の走り初めがてらカレー屋ヨシくんの店までランチラン。気温もそんなに低くなかったし、道路の上には雪がなかったからね。新年の挨拶をしてカレー食べてさっと帰るつもりだったんだけど、食後のコーヒーを飲んでいる最中にいつもの仲間が来店。ET3でその辺走り回って帰宅して、年末にやり残した経理の作業でもしようと思ってたんだけど帰るに帰れなくなってしまった。
少しづつ集まってくる仲間はみんな酒を飲み出す。僕はスクーターで来てたから初めは我慢してたんだけど、店の近所に住む仲間が「俺の家に置いて行ってもいいよ」と言ってくれたので飲みに参戦する事に。

今日はこんなつもりじゃなかったんだよなーって言いながら飲んでいると、そういうのが楽しいんじゃないの?との声。確かにそうだ、現に今楽しいし、想定外のハプニングなんて楽しんでしまった方が絶対にいい。
そんな感じでワイワイと夜は更け、そろそろ帰る時間。仲間はET3を家に置かせてくれるって言ってくれたけど、翌日取りに行くのも大変そうだったので、その場にいた仲間全員の前で、絶対に運転しないから押して帰るよ、と宣言して新年早々ET3を押し歩きする事に。

ええ、宣言通り一度もエンジンを掛けずに約4kmの道を家まで歩きましたよ。人通りが全くない裏道に入ってからもずっと歩いて押した。
もちろん仕事柄酒気帯び運転は絶対にまずいというのもあるけど、元旦にした誓いや約束を破ってらんないじゃんね。そんな元旦は絶対に嫌だった。

キンと冷えた夜道をET3を押して歩きながら色んな事を考えた。身体を動かしながら考えつく事は家や車の中と違う結果になることが多い。
その日は感謝の気持ちだった。去年ラビットというスクーターを通して知り合った仲間たち、その中でもつとむっちは勿論、サンダンスみずもっさん、カレー屋ヨシくんにはいつも勇気と刺激をもらっている。その経験の、なんと尊い事か。なんと得難い事か。
僕は彼らみたいに周りを巻き込んで楽しい事を起こすという行動力はないけれど、せめて僕の半径1メートルの距離で接してくれた人たちの幸せを願うくらいは出来るよなあ?なんて過去の気持ちを思い出したりね。

それでも、そうやってあれこれ考えながら歩いて家に無事に着いた時、ふっと憑きものがひとつ落ちた気がした。もしかしたら人はこういう一日を繰り返しながら成長していくのかも知れないね。
最高の元旦だったな、みんなありがとう。




2日は子供たちと昼食を食べた。まだ学生のふたりにお年玉も渡したかったし、やっぱりたまには顔を見たい。
息子とはたまに顔を合わせていたけど、娘とは家を出て以来初めて会う。なので、改めて人として、父親としての至らなさを面と向かってきちんと詫びた。薄化粧をした娘はしばらく見ないうちに少し大人びていて、そんな僕の話を落ち着いて聞いてくれた。
伝えたいことは前もって整理しておいたんだけど、上手く伝わったのならいいなと思ってる。
娘には、少し表情が穏やかになった、って言われた。

娘は大学院に進みたいんだって。いいじゃん行きなよ、なんて話したんだけど。今の僕には子供たちの学費を養育費として払い続ける事しか出来ないから。子供たちの為になる事はそれしか出来ないから、そのくらいは精一杯させてよ、って思う。重ね重ね出来の悪い父親で本当に申し訳なかったな。

その後1時間と少し雑談して別れた。娘は今年20歳になる。いつかゆっくりと酒でも飲めたらな、と思う。




年始の休み最終日の今日は、昼飯食いがてらお世話になっているスノー屋さんに入荷した、GreenClothingのウールレイヤーを取りに行ってきた。肉離れやっちゃって今シーズンまだ滑れてないんですよ〜って話したら、山には雪がしっかりありますよ、との事。うう、もうしばらくの我慢だ。
でもスノーボードって基本身体には良くない、って話にもなり。そりゃそうだよね、怪我のリスクもだけど、滑ってる間ずっと身体を捻っている訳だから。危険な遊びでもあるし、腰から下への負担はかなりなもので、ベテランは身体にガタがきている人も多いのだという。なるほど。
思えばバイクだってそうだよね、危険と隣り合わせの乗り物だし、そもそも身体を冷やすからね。長く楽しむにはそれなりに考えて遊ばなければいけないね。


あとは帰宅してぼーっと考え事をして過ごす。
ひとり暮らしを始めてから考え事をする時間が増えた。必然的に自分と向き合うことになるんだけど、何というか、僕は自我がか弱いというか、幼稚なところがあるね。よくないと思う。
今年の目標は「自我を鍛え直して自立する」だな。それで行こう。




そんな年末年始でした。




バイクの魅力ってちゃんとは言葉に出来ないよね。だから歌詞もこのくらい抽象的になる、のかな。とてもいい曲です。
ああ、バイクに乗りたいな、あと2月もすれば乗れるか。春が待ち遠しい。













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