雪がある間、何もそこまでってくらい集中してゲレンデに通って毎週末スノーボードに明け暮れていた反動なのか、4月に入ってからは比較的まったりとした暮らしをしている。
春はあけぼの、って枕草子だけど、春は明け方がいいという意味なんだけど、休みの日は明け方どころか9時頃までゆっくりと寝ている。で、もそもそと起き出して、あー今日は何をしようかな、とぼやっと考える。
本当は前日までにやりたい事決めときゃいいんだろうけど、ストイックに動き回るのにも疲れてきたというか。本来怠け者なのでね。この時期はどうせバイクに乗るかスケボーに乗るかくらいしかする事ないし。
それでも天気がいい日はバイクに乗って何処かに行く。
でも何か目的ないとただただフラフラするってのもなかなか難しい。例えば、今日はこのルートを踏破するぞ、とか、誰かと約束して一緒に走るぞ、とか、あそこの店でなんか食うぞ、とか。
月初は県南の一関まで蕎麦を食いに行ってきた。今年の春は暖かいとはいえまだ4月上旬、峠越えはちょっと気が進まない。こういう時期にいいルートなんですよ、県道を走り継いで南下するルート。
うどんみたいに太い蕎麦。旨かった。
200kmちょいの距離は一般道オンリーでもう何も気負う事なく走れるようになった。ちょっとそこまで散歩してくる感覚と同じ。300kmも余裕、400km超えてくるとちと辛いけど。そしてそんな走りをするバイクとしてLoser号たる我がSR500は仕上がったな、しかもそんな距離を本当に楽しく走れる。
でも近い将来、県内の道は走り尽くすと思うんだよね、そうなると高速を使って他県への、例えば月一度の泊ツーリングが日常になるかも知れない。それはそれで楽しい日常になりそうなんだけど、そういう使い方をするにはLoser号はちと役不足。そうなってくると増車するしかないんだけど今の家には置き場所がないなあって考えると悶々としてくる。
悩んだ時は道程を長く取る。今日明日の悩みじゃなく、10年20年のスパンで。そのくらいの長さで将来を見据えると、今何をやるべきかが見えてくる。当然最終的にはどう死ぬか、という問題になるんだけど、漠然としてるけどそういう道筋も最近見えてきたかな。取りあえず今は、今やるべき事をやるだけ。それが未来に繋がるようにね。
欲しいものが何か分からないと、それを手にする事って出来ないんだってさー。
ま、もう少し県内で遊びます。アイディアのストックはまだあるのでね。
で、今日はPパイセンで八幡平方面へ。パイセンは今年初稼働だね、でもキック2発で目覚めた。やっぱ新品キャブは違うな〜
珍しく映えポイントで道路を逸れて画像撮ったり。普段めんどくさくてそんな事滅多にしないんだけど。
天気は最高で、ウェアも春用ので十分。たくさん活躍してくれたウィンターパンツはクローゼットにしまおう。のんびりと100kmくらいのラン。
これはこれで楽しい乗り物。SRだと退屈な国道も楽しい、というか、足回りが純正のままでフニャフニャだからかコーナーは余り楽しめない。でも調子は本当に絶好調で、サスも交換すればblogのネタになるんだろうけど、もう少し純正風情を味わってからかなー。もしかしたら今年中にマフラーは換えるかも。
でもパイセンでの今年の目標は、前後キャリアに荷物を満載してソロ泊キャンプに行く事。陸前高田のキャンプ場、10年前の震災以降閉鎖してたんだけど、夏に再オープンするみたいで。これで行ったら絶対に面白いよねー。
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しばらくの間blogを更新しなかったのは別にサボっていた訳じゃなく、何故だかキーボードに向かう気が起きなかった。考えもまとまらないし、書きたい事も全く頭に浮かばなかった。ちなみに書きかけた原稿は2本ボツになってる。
これなんなんだろ？？ってちょっと悩んだりもしたんだけど、原因は、多分ストレス。疫病禍のね。行動の制限は普段飲みに出られない、県外への泊ツーリングに戸惑いがある、くらいなんだけど、なんだろう、、、行政の甚だ頼りない、というか、愚策や無能ぶりを一年余見せ続けられてそれで心が疲れてしまったようだ。マスクだGoToだって色々あったよね、で、ワクチンの接種の見込みは立たないままだ。仕事で乗せるドクター達はみんな摂取したみたいだけど、僕は年内中には打てないんじゃないかと腹を括っている。
今日の時点（2021年4月21日）で、3回目の緊急事態宣言が発出されるようだけど、オリンピックは未だに開催ありき。医療従事者への摂取がまだ終わっていないのに出場選手には優先的に打つ、みたいなニュースを見た時も心がポッキリ折れたなあ。
アスリート達にとっては確かに一大事なんだろうけど、市井の人々だって、なんならみんな命がけで頑張ってんじゃん。みんな生きるのに必死だよ、そりゃお金が大事なのは僕だって分かるけど、ここまで露骨に僕らの暮らしと天秤にかけられると本当に辛い。
ニュースは、ニュースサイトとTwitterが主なソース。数年かけて鍛え上げた僕のタイムラインは、なるだけフラットに世の中の出来事が並ぶように絶妙にフィルターが掛かっている。そのTLも投稿数が明らかに減っているからね、おかしいことに対してそれはおかしい、とつぶやく事も辛い世の中なのだ、おかしい事があまりに多過ぎるから。そのおかしさも想像のはるか斜め上を行くものだから。
拷問の手法のひとつに、一日かけて大きな穴を掘らせて、次の日にそれを埋め戻させて、を繰り返すというものがあるんだって。無為な事を延々とやらせると人は案外簡単に気が狂うものらしい。今の世の中の徒労感もこれに近いものがあるんじゃないかな。
G-PLANTSとDELTA、パクられちゃったねー。まあ、俺と仲間達で大麻育ててる、ってリリックのBuds Montageって曲はYouTubeで1700万回再生だからね、そりゃ当局もアツくなるわ。
G-PLANTSはガサの時にモノ出てきちゃったみたいだけど、DELTAは去年に0.002gの大麻を所持した疑い、だって。過去の、しかもごく微量での逮捕、リーダーのバダサイは捕まってないし、相当気を付けてたんだろうな。
ちなみに大麻取締法では「使用」は罪に問われない。所持、譲渡、販売、栽培、は捕まるけど、回ってきたジョイント一服しても逮捕とかされないんだよね。
金持ってそうだし、いい弁護士付けるんだろうなー。亀石倫子さんとか弁護しないかな？さすがにそれはないか。
いくらつければ拭えるパクられる命
舐達麻 Floatin’
落ちたか いつも居る崖の淵 押すな
バビロン こちら側 その日の暮らし
食い物はないマンチ
104が持ってくる
味のないパンの味
もう1度ない 書くクラシック
今もうだつは上がらない
別に上げる気もない どうでもいいよ
HightimesでBurstHigh
舐達麻のリリックは、大麻栽培して売り捌いてメイクマニー、ってのが多いんだけど、この曲だけちょっと趣を異にしている。僕の若い頃だって不良はいたけど、今の時代とはっきりと違うのは、今は非行と貧困がかなりの確率でセットになっているという事。
マンチ、というのは、大麻を吸った時に強く感じる食欲の事で、そんな時でも食べるものがなかった、というリリック。この曲のこのヴァースだけだけどね、そういう状況をラップしてるの。
Bad Hopの時もそうだったけど、僕は不良少年達のHipHopを、ルポルタージュ本を読むような感覚で聴いている。そういう意味でこの曲とこのヴァースは、舐達麻の原点なんじゃないのかな。
