ベスパスモールボディ ベローゴムのはめ方

ちょっとめんどくさい作業なので好きじゃない方も多いかも知れないが、コツをつかむと結構簡単なのでここにTipsを残すものです。

まずはベローゴム内側、インマニのカラーが当たる部分にシリコングリスを塗布する(インマニ挿入時に引っかからないため)。




インマニのカラーにも同様にシリコングリスを塗布する。ベローゴムとインマニカラーの気持ちになってやる。




ベローゴムを単体で車体に取り付ける(タンク下の画像)。




エンジンを少しずつ持ち上げながら、インマニをベローゴムの穴に入れてやる。




反対側から。エンジンを少し持ち上げてはベローゴムの縁をつかんで、インマニが入るのをアシストする。




ゆっくり丁寧に、エンジンを持ち上げる→ベローゴムを引っ張って被せる、を繰り返すと、インマニカラーの先端がタンク下に出てくる。




更にエンジンを持ち上げて、、、




エンジンを、リアのショックアブソーバーのマウント位置より上、車体にぶつかる位まで持ち上げ(大事なポイント)、その状態でタンク側からベローゴムにアクセスしてベローゴム内側の突起をインマニカラーの溝にしっかりと嵌める。
両者が所定の位置に嵌ったらエンジンを少し降ろし、リアショックアブソーバーをエンジンにマウントして作業終了。

ここで両者をしっかりとセットしないとキャブレターをインマニに固定するクランプが上手く締められないので、ちゃんと両者が所定の場所にセットされた事を確認しながら作業する。

・エンジンは、車体が倒れない様十分注意しながら目一杯まで持ち上げると嵌まりやすいが、ショックアブソーバーがエンジンに引っ掛かってしまう事もあるので確認しながら慎重に作業する。
・ベローゴムが新品の場合、寒い時期の作業でゴムが固くなっている場合はヒートガン等でベローゴムを暖めて作業するとやりやすい(火気には十分に注意する)。
・エンジンを下げる作業全般に共通する事だが、センタースタンド右側とフロントフォークをタイダウンロープ等で固定しておくと、作業中に不意にスタンドが上がって車体が倒れてしまう事を防げる。





作業はくれぐれも自己責任で行なって下さい。当方は万が一作業中に起こったいかなる不具合も保証するものではありません。

Written by ヨコチン 03/11/2024
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