週末は全くのルーティンな毎日。土曜日は朝からゲレンデ、日曜日はボクササイズ。気分が乗ると友達と飲みに行ったりもするけどこのblogに書く事も特になく。
便りがないのはいい知らせという言葉もあるけど、運気の悪さが滲み出ている文章を1年以上書き続けている自覚もあり、心配して覗きに来てくれている人もいそうな気配を感じていたので生存確認的に久々の更新です。大丈夫、生きています。
ここひと月仕事が忙しかったんだよね。街一番のタクシー会社が1月いっぱいで廃業したんですね、そこは医師送迎の仕事もやっていた会社だったから、応援診療に行くドクター達のアシがなくなってしまう事になった。
縁あって、とある医局のドクター達が丸ごと僕たちのグループに移籍する事になり2月頭から現場はてんやわんやの大騒ぎ。とりあえずこちらもクルマを手配しなければならない。
皆で協力しながら何とかクルマをかき集め、新体制でようやっと2週間が大きなトラブルもなく無事に過ぎた。
とは言っても、一日一本しか仕事はこなせないので稼ぎが増えた訳では全くなく、劇的に電話の量が増えただけ。連絡網の整備とかもね。みんなそろそろおじいちゃんだから、LINEなどの設定がうまく出来ない。その度にボスから連絡があり、僕が間に入って調整するとかの雑務に忙殺されていた。
でもこういう機会だからこそ始まる人間関係もたくさんあって。たまにはこういう事にエネルギーを使うのも悪くない。皆が気持ちよく仕事出来るように全力で取り組まさせて頂きました。
そんな忙しさの合間をぬってゲレンデ通いは続けていた。とりあえず土曜の朝は6時に起きて、その時点の体調を自分で確認する。いけるな、という日は支度して滑りに行くし、疲れが残っていて身体が動かない日は2度寝する、みたいな。
そう、毎週土曜の朝は「RedBull or Beer」チャレンジやってるな、よーしボードに乗るぞってテンションの日はクッとRedBullをイッキ飲みして気分上げて、こりゃダメだって日はビールを一本グビグビ飲んでベッドに戻り昼まで眠る。どっちを飲みたいかは頭というより身体が判断するので正確なジャッジが出来るというね。ホントかよ?でも今のところ無理が祟って怪我をするとかはないからあながち間違った方法でもないのだろう。多分。
今シーズン新調したビンディングのセッティングも終わり、滑りは快調です。ここ2週間くらいでようやく調子が出てきた感じ。先週末の連休は中国の春節に当たるから混むかなあと思っていたんだけど、僕が通っているゲレンデはむしろいつもより空いていた。滑る人が少ないとバーンが荒れないから終日快適に滑れる。足腰が弱っている初老のスノーボーダーには大変ありがたい。
この板も今年3年目かな、滑れば滑るほど楽しい板です。OutflowのP-Phat156。来シーズンあたりもう一本買ってもいいかなって思うんだけど、そこまで真剣に欲しいなって思わないくらい快適に滑れている。グラフィックもカッコいいしね、ゲレンデで同じ板を見た事がないのもいい。
今シーズンが終わったらショップに出してしっかりチューニングしてもらおうと思っている。
今年は雪が少ないっていうんだけど、僕が通っているゲレンデは何故か積雪がたっぷりあって、やっぱりいいゲレンデだなって思う。
ホントに心から思うんだけど、なんでこんなにいいゲレンデなのにいつも空いてるんだろうって不思議でしょうがない。コースはバラエティに富んでいるし雪質もいい、風の影響も受けにくい。割と近くに規模の大きいリゾートスキー場があるんだけどみんなそっちに行くのかなあ?僕も何度か行った事があるけどそんなに楽しいと思わないんだよなあ。
まあ僕は偏愛癖があるのでそれもあるのかな。一度ハマるとあまり浮気する気にならないんです。
市街地は全くといっていい程雪がないので、先日バイクにも乗ってみた。2月にバイクに乗るなんて普段の冬では考えられない。例年は路面に雪があるから乗ろうと思っても乗れないのだ。
走り出してはみたもののとにかく寒い。身体はともかく手先足先が冷えて感覚がなくなる。雪が無いだけで気温は氷点下、そりゃ寒いよ。
そのうち寒過ぎて頭が痺れてきた。赤信号を認知して止まろうと判断するまで1秒くらいかかる。こりゃ危ないということで1時間ちょっと走って撤退。
楽しかったけどね、ナチュラルにハイになれて。今年もたくさん走ろう。
ゴト車。ブレーキ踏んだ時にジャダがまた出始めた。去年その症状が出て、その時はディーラーに頼んでフロントのブレーキローターを交換してもらい直ったんだけど、今度はリアのローターか?という事で今回は自分で作業。ゴト車は基本自分で整備はしないんだけど、時間はあるのでね。
外したローターは裏側が酷いことになっていた。この状態でもブレーキは普通に効くし車検も問題ないんだけど、万全ではないよね。いい機会なのでパッドも一緒に新調した。
ローターはDIXCEL、パッドはRoad Partner。ブレーキパーツはノーブランドの安価なものが流通しているんだけど流石に使う気になれない。
バッチリ組み上げて試走してみるがなんとジャダは消えていない。何なら出方も全く変わらない。ええマジか、オレちゃんと組んだぜ?失意のまま工具を片付けてしばし悩む。
フロントのローターは去年替えてまだ2万km走っていない。使用状況からしても問題は起きていないはずだ。組み付けミス?いやーハブの錆もしっかり落としたし、各部ボルトもしっかり締めている。何より症状の出方が全く変わっていないのが引っかかる。
悶々と悩みながら湯船に浸かりながら閃いた。あーそうか、きっとフロントのハブベアリングだ、少し前から深めのコーナーでゴロゴロ異音が出ていてそろそろ交換時期だなって思ってたんだ。
そう思うと色々辻褄が合う、ハンドルを切った状態でブレーキを踏んでもジャダは出ないのだ、直進時にはベアリングに少しのガタ、それがハンドルを切った状態だと応力が掛かってガタが消える、だからジャダが出ない。
この推理どうかな?とりあえずジャダの事も伝えつつディーラーにハブベアリングの交換を頼もう。交換は結構な仕事量だし。ご名答なら自分にご褒美で何か旨いものでも食いに行こう。
最強運勢のその後。自分でも信じられないが、去年の末辺りから嘘のように運気が上がりはじめ、なんと抱えていた懸念の半分くらいはひと月ちょっとでカタが付いた。嘘みたいだけど本当の話。
実は去年、仕事でも大きなミスを犯してしまい、ボスや仲間にたくさん迷惑をかけたのだけど、それもちょっとした金星を上げることが出来、借りに利息を付けて返す事が出来た。
その仕事面での挽回は、そこに至る経緯をつぶさに覚えているけど、偶然に偶然が重なった、針の穴に糸を通すようなウルトラC級の適時打だった。今思い返してもそんなヒットを打てたのは運気や運命といった半ばオカルトな言葉でしか説明出来ない。その事があった後に、ああ、これは運気が上がっているんだなあと実感が持てた。
状況が良くなると当然メンタルの調子も上を向く。まだ本調子では無いけど、病み落ちする事もほとんどなくなり、今は普通に暮らせている。油断はできないけど、どうやら悪いループからは抜け出す事ができたようだ。
2023年は、正直53年生きてきて最悪の年だった。一発でもキツいパンチを5発も6発も食らい、息をするのがやっとというか、どうやって生きていたのかを思い出せないほど辛い時期もあった。
本当にツキが無い時ってあるって事を身をもって実感した一年だった。やる事なす事がことごとく裏目に出る、救いを求めて伸ばした手は虚しく空を切る。悪い事だけが続けざまに起こる。本気で運命を呪った。今ならその原因の半分は自分にあった事も理解出来るのだけど。
それでも。
そんな落ち目の僕を心配してくれた人もいたし、応援してくれた人もいた。今となっては本当にありがたいし、そういう人たちに僕は救われたのだろう。
こんなヘヴィーな状況もいつか必然だったと思える時が来るから、と励ましてくれた方もいた。正直その言葉を聞いた時はそんな時が訪れる予感は微塵もなかったけど、今ならそんな未来が想像出来る。
調子が戻ってきた今思っている事は、もう少し以前の自分を取り戻せたら、誰か、何かの役に立つような事がしたい、という事。自分の事だけじゃなくね。どうせ一度死んだみたいなものなのだから、これからの人生は自分にとってはオマケみたいなものじゃんね。そんな思いで色々画策しています。
僕にしか出来ないこと、絶対にあるはずなんだ。
いい一日の始まりは、この曲の手触りのようにフワッとした浮遊感としっかりとした覚醒感を伴ってやってくる。毎朝仕事前にこの曲が入っているアルバム「Groovism」を聴いて気分を上げている。
いいアルバムなんだよね、決してレイドバックしていない、大人のロック。一彦さんはとてもガッツのあるギターを弾くね。