毎年の事だけど年末の仕事の繁忙期である12月は本当にあっという間に通り過ぎてしまった。仕事と睡眠以外ほとんど何もやらなかった年末だったけど、去年も一年間、本当に何事も無く過ごす事が出来たのは嬉しかった。
僕は全く信心のない人間なので、こういう時って何に感謝していいのかわからないんだけどね。とりあえず新年の朝日にありがとうね、と頭を下げた。

年末の疲れが身体に溜まりに溜まっているので、コタツで昼酒飲みながら、好きな音楽聴きながらのんびり文章書きです。至福。

 

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去年の12月の上旬、親父の一周忌をちょっと早めに行った。
仕事も上手い事休めたしね、そもそも僕は長男なのでこういう時は率先して動かなければいけない立場なのですよ、本来はね。結局はいつも通りにお袋に全部任せちゃったけど。
で、その日の夜はお袋と僕のきょうだいとその家族で市内から30分程の場所にある温泉に泊まり込み地獄の様に酒を飲むという、供養というか忘年会の二次会というか、まあ何というか実に我が家らしい時間を過ごした。

霊魂とか死後の世界とか僕は全く信じていないんだけど、和気あいあいとお喋りしながら次々とグラスを空けていく我々(義弟が滅茶苦茶飲むのよね)の姿を親父がどこかで見ていたのならば、一番喜んだのは奴だろう。生前親父はそういう人だった。皆それを分かっているから努めて仲良く盃を重ねた。親父よ、僕らは上手くやっている。何も心配せずに墓の下で眠れよ。

 

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去年のこの時期のエントリ見返すと「職場がバタバタしている」とある。ああそんな事もあったなあと随分昔の事のように思い出すも、一年という時を経てその時跋扈していたいけ好かない奴らは立場をすっかり無くして、まるで陽の光を浴びると死んでしまう虫ケラの様に影の方でコソコソしている。
そいつらには勿論同情なんてしないけど、何というか、この土地にはその手の輩が多すぎる。敢えてボカして書くけどね。田舎の因習といえばそうなのだろうか、でも僕が今住んでいるこの街を心底愛する事ができない理由はそれに尽きる。

まあ僕が愛そうが愛しまいが僕は死ぬまでこの街に住み続けるのだけれど。もちろんそういう人ばかりじゃないのは知っているし、もしかしたら人は僕が歩み寄ってない、と言うのだろうか。
でもそれは僕にとってはどうしても越える事が出来ない一線なのだよ。野良人間には野良人間なりの矜持ってモンがあるのだ。

ちなみに去年の新年の計は「無理しない」だった記憶がある。今年は「頑張らない」です。ふふふ。ケセラセラ。

 

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年末悩まされていた不眠の症状は何とかギリギリのところでコントロール出来ている感じ。機械の不調を治す時のように症状と考えられる原因の切り分けを繰り返した結果、100%は眠剤に頼らずに日常生活を送れている。
具体的に言うと、寝床に入る前に身体をリラックスさせる事が大事みたい。熱めのホットミルクを飲み、硬くなった身体をストレッチでほぐし。ベッドに入ったら何度か深呼吸をゆっくりと繰り返すと眠りの淵がふっと見えてくる。
そして本当に眠れねぇぞこりゃ、って時だけ眠剤を服用。これで様子見。

とは言え、やっぱり不規則な生活が身体にダメージを与えていることは疑う余地もなく。月に2日、不規則な生活リズムがさらに不規則になる日があるのよね、仕事のシフトの関係で。その辺りでがっつりとダメージを受けるのが毎月のルーティンなんだよな。

ま、その辺もあまり頑張らずにやっていこうと思ってます。

 

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年末から年明けにかけて読みまくっていた「おやすみプンプン」。長い作品だったけど、恐らく作者が言いたかった事の8割がたはモノにした、と思う。多分今解説本を書けと言われたらかなりいいものを書ける。その程度には読み込んだ。
ほぼ毎日読んでいたからね、酒飲みながら。
いい物語だと思う。これはマンガというフォーマットでしか描けなかった物語だとも思う。前に書いた通り今まであまりマンガって読んで来なかったんだけど、すごい表現方法なんだなってホント今更ながらに感じたり。

ヤフオクでプンプンTシャツを落札して部屋着として着てます。プンプンのソウルを物理的に身体に取り込むのだ。って、なんか僕の人生、プンプン前とプンプン後に分けられそうな勢いだなってたまに自分で苦笑いする。

でももういいかな、そろそろ次の本も読まないと。買って以来いつでもすぐに手に取れるようにずっとリビングのテーブルの上に積んでおいたのだけど、本棚に並べようと思う。

 

 

 

若い日々は夢のよう 長い瞬きのよう
熱い胸のときめきも どんな強い命も
終わりがあることを知っていた
いつか花も消えてゆく冷たい冬が来ることを

小川美潮 「窓」   作詞 工藤順子  作曲 Ma*To

 

好きなミュージシャンが教えてくれた曲。
この、窓、という曲も聴いた事がなかったし、小川美潮さんの名前も僕は寡聞にして知らなかった。この曲が入っているアルバム「4 to 3」のリリースは1991年、僕が一番熱心に音楽を聴いていた時期だったんだけどね。何故か縁がなかったんだろうな。

ぐっときたなぁ。YouTubeの動画は音が良くなかったので速攻でアルバムを購入。年の瀬の身を刺す北風に吹かれながら何度も聴いた。
このblogを読んでくれている人のうち何人が僕がシェアする動画を再生して聴いてくれているのか分からないんだけど、この曲は是非に聴いて欲しい。本当にいい曲だから。

 

そのミュージシャンも年末にアルバムをリリースした。キャリア初のセルフカバーアルバム。発売日に入手してこれも聴き込んでいる。HEATWAVE、Your Songs。
長いキャリアの間に所属するレコード会社も何度か変わり、現在はいわゆるメジャーの配給元からリリースされていた音源は中古盤でしか入手出来ないという状況なのだけど、そういった曲が最新の演奏と録音で収録されている。

僕が大好きな1st.アルバムからは2曲選曲されていた。そのうちの一曲のサビの歌詞はこうだ。

「僕は僕の歌を歌おう 君と僕が孤独を感じないように」

この歌詞、僕は日本のロック史上に燦然と輝く名フレーズだと思っている。
少なくとも僕にとってある種の表現とはそういうものだし、少なからずの人にとってもそうなのではないだろうかと想像する。
しかもその、40年近く前に書かれた曲を、切実さとリアルな手触りを失わずに歌えるという事も考えてみれば凄い事だよなあ。これも素晴らしいアルバムでした。
今度洋さんが仙台か弘前にLIVEに来たら絶対に観に行こう。

 

そんな素敵なギフトを受け取り過ごした昨年末の僕のヴァイブスは悪いものじゃなかった。
そしてそのままの流れで新年に突入した感じ。悪くない。

 

今年もいい一年でありますように。