なんだか最近楽しいお誘いが多く、バイクに乗ったりいじったりはあまりしなかった時期。それでも時間がある時は乗ってるけど、修理は正直あまりしていないな（特にラビット）。まあのんびりやります。
もうそろそろいいよね？というか、普通に昼間に会っているんだから別に飲んでも変わらなくね？という事で、つとむっちと、盛岡ラビッツメンバーのみずもっさんが経営する店で昼から飲む。
ふたりなら大丈夫だろう、と初めは思ってたんだけど、偶然というか必然というか、一番新しい盛岡ラビッツメンバーのアキラビットがガールフレンドのカナちゃんを連れて合流。普通にただの飲み会になってしまった。まあいいか。
アキラビットは、ルーザー。まあ当然事情は書かないが、失ったものを埋め合わせるために仕事を辞め旅に出ようとしている。現在の職場は人の尊敬を集めさえもするかなりしっかりしたところなんだけど、ラビッツメンバーはだーれも止めない。つとむっちに至っては「旅に出るのに理由なんて要らないからな」などというセリフを涼しい顔で吐く。
大人が決めた事だからね、だし、人生の岐路をどう進むかは自分で選ぶものだしね。
やっぱり飲みは楽しいなあ。疫病の感染者は日に日に減ってきてるので真面目にそろそろ自粛も解禁しようと思っている。ワクチンも3回打ったしね（結構熱出た）。
重過ぎる腰を上げてBD-3の整備。ボロボロだったグリップを交換してカチカチだったブレーキシューも交換。でタイヤに空気を入れてとりあえず走れるようにする。
シフトワイヤーの交換その他細かい調整は、市内に付き合いやすい自転車屋があるみたいなので後日そこに頼む事にした。
で、何故ここに来て急いで走れる様にしたかというと、ヨシくんの店で一杯やりたかったから。またしても昼酒。
この店居心地良すぎてね、週一では必ず来ている。ヨシくんはとても優しい、話せる男だし。コーヒー豆を焼酎に漬けた、コーヒー酒ってのを飲ませてくれるんですよ、これが旨い。
ヨシくんは、自分は人間好きで人間嫌いなんですよ、と言う。分かる気がするなあ、僕は好き嫌いまではないし、人と会うことは嫌いじゃないけど、たまに疲れて無性に一人になりたい時がある。そんな時にバイクに乗るんだな。目一杯一人を堪能するとまた人に会う気力が湧いてくる。
多分ヨシくんはその振れ幅が大きいのかな、だからスーパーのビニール袋ひとつ持って徒歩で日本一周に出たりするんだろう。ママチャリでも日本一周したって言ってたな。世界中を旅したらしいし。このカレー屋を始める前は北極圏でシェフをやっていたらしい。
それでもボクから見ると、この小さな街にしっかりと根を張って生きている様に見えるし、居心地の良さを求めてやってくる客ももちろん少なからずいる。みずもっさん（ヨシくんとは旧知の仲）に言わせると、こんなに長く店を続けているのは初めての事らしいけどね。
いずれ、とても面白い奴です。
気候もいいし、テンションも合ってきたのか、最近ガシガシに歩いている。時間があって天気が悪くなければほぼ毎日7〜8km。スマホ眺めているのの100倍精神衛生上もよろしいし。
その成果か、遂に体重が64kgを切った。もっともこれは一番少ない日の画像で、毎朝体重計に乗るんだけど、大体の日は64kg台前半で推移している。
それでもふくらはぎから膝上くらいまではバッキバキに絞れた。まだ太ももや腹、胸や脇の下には指でつまめるくらいの贅肉があるけど、これが減ったらあと2kgくらい減るんじゃないだろうか。
別に体重を減らしたいわけじゃないんだけどね、健康の維持が一番の目的。だから食事の制限はそんなにしてない。炭水化物も脂質も糖分も普通に摂る。でもラーメンを食べる回数は減らしてる。でもその程度。
たまーにだけど、ジャンクフードも食べる。この前超久しぶりにマクドナルド食べたらめっちゃ旨かった。
たまに食べたくなるジャンク飯。
でもこれは歳のせいもあるのか、もっとジャンクな食べ物、例えばカップラーメンとかは身体が受け付けなくなった。その時はいいのだけど食べた後必ず気分が悪くなる。あれ、本当に身体に悪いんだろうなあ。
ある良く晴れた週末は、ラビットに乗ってバイク関係のイベントに。つとむっちが出店するというから冷やかしに。
着実に人出は戻ってきてるね、いい事だ、本当に。
朝イチで行って、10時過ぎには帰路についたんだけど、網張の坂を登ってくる本当にたくさんのバイクとすれ違った。みんな、良く頑張ったよ。
ちなみに僕のラビットはその後チェンジワイヤーが切れた。部品は手配済みなんで、その他のトラブルシュートと一緒に記事に起こします。
午後からはみずもっさんの店が出店している、家の近所の公園で催されていたイベントにチャリで参加。こちらは人出が戻ったなんてレベルじゃなく、普通にめっちゃ混雑していた。
フィッシュ＆チップスとギネスを頂いたんだけど、これ買うのに30分以上並んだからね、他の出店も軒並み長蛇の列で、どれだけの人出だったかって分かると思う。みんな溜まってたんだろうな〜。
太陽の下で頂くギネス。大変美味しゅうございました。
上にも書いたように、人に会うのが続くと疲れてきてひとりでバイクに乗りたくなる。この日はあまり天気が良くなかったんだけど、どうしても乗りたくって朝早く家を出る。
年に2〜3回は行く好きなコース、県道1号を南下して隣県の横手市でステーキを食って帰ってくるといういつものルーティンですな。
気温が低く、寒い。ブレスサーモのアンダーウェアにウールのセーター、その上にバブアー・インターナショナルってな具合のレイヤードだったんだけどそれでも寒い。ホットの缶コーヒーが飲みたくて自販機を見つけるたびに停まったんだけどみんな冷たい飲み物に入れ替わってて買えず。諦めて冷たい甘いコーヒーを飲んで血糖値を上げる。つか、雨降ってくるし。この気温で雨はちょっとキツいな。
いつものステーキは安定の旨さ。また来よう。
終始厚い雲の下を走る。寒いけど、相変わらず楽しいバイクだ。キャブとマフラーの相性は最高で、単気筒の鼓動感はキザに例えるなら上手いR&Rドラマーが叩き出すエイトビートみたいに絶妙にスウィングする。音も、振動も動力性能も東北の田舎道を走るのにバッチリ合っていて、飽きる事がない。
欲を言うなら高速道路をもっと楽しめたらなあ。そうすればもっと行動半径も広がるのに。まあその辺は上に書いた魅力とのトレードオフなのかな。オイルクーラー付けたら少しは改善するんだろうか、試しに付けてみようかな。
ラストの国道46号仙岩峠は気温10度、しかも小雨。辛い。
でも、天気のいい日ばかり、気持ちよく走っていてはバイクの本質に触れられない気がするんだよな。気持ちいいだけじゃなく、暑い寒い、辛い苦しいも含め色々あるから総体として楽しいんだ、って言える境地に達したいな。
このまま疫病禍が明けたら泊ツーリングに出よう。
昨日は歳下の友達、アツシに誘われて全日本ロードレース選手権を観に宮城のスポーツランドSUGOへ。息子と観に行く予定だったんだけど、息子氏、調子悪くなっちゃってチケットが余ってるんだと。どうせ暇だし、誘われるうちが花なので行ってきた。
空気を切り裂き、風を起こす勢いで走るレーサー達を眺める。走り去った後、濃い目のガソリンくさい排気ガスが風に乗って匂うのが心地よい。そんな感じでチルってるところをアツシが撮ってくれた。
動画じゃ伝わらないよねえ？これ、JSB1000クラスと言って日本のバイクレースの最高峰のレースなんだけど、本当に凄かった。僕のSRと同じ種類の乗り物とは思えない速さ。まさに別次元。
実は僕、こういう選手権的なレースを生で観るのは初めてだったんだけど、いい経験をさせて頂きました。
行き帰りはアツシの愛車のハイエースで。ドライブ、ってのもたまにはいいもんで、お互いシラフなんだよね。飲んで話しているのとは違うテンションでの会話になる。
アツシは僕より一回り以上若いんだけど「同年代といるより年上の人と一緒にいる方が楽なんすよ」っつってたまに声をかけてくれる。昨日色々話してたらその理由が分かった気がした。
アツシはルーザーじゃないけど、同世代の中ではアウトサイダーなんだな。勘がいいのかセンスがいいのか、普通の人が歳を取って色んな経験をして初めて気付く類の気持ちをたくさん知っている。だから必然的に歳上と遊ぶ方が楽しくなるんだと思う。
聡明な奴だよね。また遊ぼうぜ。
つーか僕、人に会い過ぎだな、この記事書いているうちに疲れてきた。今週末も天気が良かったらきっとひとりでバイクに乗ると思う。
