個人輸入とP200Eの整備

あれほど頭を悩ませたET3の修理もひと段落してしまうとそれはそれで寂しいもので、さて今週末はどうやって過ごそう?と考えていたところに丁度よくドイツのSIPにオーダーしていたPパイセンのパーツ達が届いた。
昨日はSRでソロで秋田までランチランしてきたので本日日曜日に朝から作業することに。




そんなにたくさんの部品を頼んだ訳ではなかったんだけど結構大きめの梱包で届いたパーツ達。何を買ったかというと…




まずはキャブレター。デロルトSPACOのSI 24/24E。何度セッティングを試してもスロットル開け始めの息付きが解消されなかったのでこれはもう新品にしてしまおうと。ウガガさんのとこで欠品中だったのでね。




あとは細々としたガスケット類、日本で入手が難しいものや欠品中のものを。




それとフロントキャリア。日本で黒いのなかなか売ってないんだよね、前後で揃えたかったので。これがメインの買い物です。


3台もバイクを持っているとなかなか使い分けに困る。特にET3とPパイセンは同じハンドチェンジの鉄スクーターなので被る部分も多く、ずっと始動性に難があったパイセンは一番登場の機会が少ないバイクだった。
で、パイセンはキャンプツーリング用にしちゃえばいいんじゃないか?と考えた。


僕的にはモトキャンプツーリングって位置付けが微妙で、SRで泊ツーリングに出掛けるなら一日中ガーっと走って目的地に着いて、安宿に泊まって地元の居酒屋で一杯やって、で次の日ガーっと帰ってくるみたいなスタイルの方がしっくり来るんだよね。そんなに積載性もあるバイクじゃないし、何より距離を走りたいから。苦労して荷物積んで200kmばかし走って買い出しやらテント設営やらに時間を取られて、ってのはなんか違うなと。


これがパイセンだと話は変わってくる。片道100kmの沿岸部のキャンプ場に荷物満載で行くのだって十分冒険だし、フロントにキャリアを付ければソロキャンプで使う荷物は十分積める。想像するだけで何だか楽しそうな旅になる。
そういう訳で、リアキャリアに続いてフロントキャリアも付けることにしたのです。




作業は、まずはゴト車のタイヤのローテーションから。タイヤくっそ重いんですよ、これだけでひと苦労。ひーひー言いながら作業する。




で、昼からパイセンに手を掛ける。今日のメニューはキャブレター交換、リアショック交換、フロントキャリアの取り付けその他。頑張って行こー。

リアショック交換はガソリンタンクを外さなければならないんだけど、僕ラージのタンクの脱着作業めんどくさくて嫌いなんだよね、パイセンは分離給油だからオイルタンクも一緒に外さなきゃならないし。まあ外します。




右が新品、左がおそらく当時物の純正キャブ。画像ではなかなか分からないかも知れないけど、刻印が純正はデロルト、新品はSPACOになっている。
今ベスパ用のデロルトキャブは全てインドのSPACOで作っているらしく、でも箱なんかにはデロルトのシールが貼ってあったりするので、何というかOEM以上の扱いではあるんだろうな、ダブルネームというか。
外観上の違いはない。強いて言えばミクスチャーのスクリューが長くなっているくらい。


各部を一応エアブローして組み付け。問題なしです。




リアショックはデロデロにオイル漏れしている。これでも一応ダンピングは効くし、前述のとおりタンクを外す作業が嫌いなのでずっと棚上げにしていた作業。
でも荷物積むならやはり換えておきたいので重い腰をあげた。
ロングボルトやディスタンスカラーは古いものを再利用です。




漏れたオイルですっかり汚れていたエンジンをパーツクリーナーとブラシで掃除して…




取り付け。ちなみにショックは以前に買ってあったcarbone製の純正相当品。高性能なサスペンションはもう少し純正風情を味わってから。




ウィンカーレンズとベースの間に挟まるガスケットは、これだけだと日本では買えないんじゃないかなあ?つか僕は見つけられなかったので輸入して交換。ガスケットはボロボロだったんだけどAssyはまだ使えるからね。でも右前のレンズは紫外線アタックで割れてしまっている。これは早々になんとかしないとな。




で、キャリアを取り付ける。割と簡単に脱着出来るけど、それゆえあまり重いものは載せられない雰囲気。シュラフとテントマットを積もう。そうしよう。




パイセンのリアキャリアはビガーノ製の当時物。でも同じ形のものが新品でも中古でも結構売られていて、なんでなんだろ?ってずっと不思議だったんだけど、ビガーノってF.A.Italiaに吸収された形で無くなったメーカーなんだってね。
だからこの前後の組み合わせは意外と正統派なのかも知れない。ビガーノの黒いフロントキャリアの良品とか見つけられる気がしないし。



ここまで組んでエンジンを掛けてみる。ミクスチャーは1.5回転戻し。すんなり掛かる。
軽く試乗してみると、前述の気になっていた症状は全て解消されていた。アイドリングもビシッと安定しているし、吹けもいい。アクセルの開け直しでも息を付く事はない。さすが新品キャブ。おっしゃー。

走り回った後にアイドリングを微調整。今のところ調子はバッチリ。




という訳で半日の奮闘努力の結果、Ready to Campなスクーターが出来上がっちゃいました。パチパチ。僕は乗り物に装飾品を付けるのはあまり好きじゃないんだけど、これ前後のウィンカーに黒いストーンガード付けたらカッコいいね。




こんな旧い鉄スクーターでキャンプ道具満載でキャンプ場行ったらカッコ良くね?いいと思う!道中もトラブルあったりするかも知れないし、冒険感マックス。ワクワクするね〜。

でもキャブやサスとかいう大事な部分に手を入れたので、もうちょっと近場でダメ出ししてからだなあ遠出するのは。泊は季節的に来年かな、日帰りのデイキャンプなら近場でやってもいいかもね。




最後にキックラバーを取り付けて本日の作業は終了。お疲れ様でした。




今回の個人輸入が安かったか?というと、コスト的にはそうでもなかった。高いわけでもなかったけど、やっぱり送料が結構掛かるんだよね、輸入するモノによるんだろうけど。ウガガさんの偉大さが身に染みて分かった、というか。
ただ、キャリアにしてもガスケット類にしても、日本で買えない物が買えたのは良かったなあって思うし、今後も利用するんじゃないかなあ。

いずれ、40年前のスクーターだけど部品に困らないというのは本当にありがたい。しばらくはこの調子で楽しめそう。






エディ・ヴァン・ヘイレンが鬼籍に入った。
僕自身はハードロックはあまり聴かないし、ギタリストも好きな人は少ない。けど、ジミー・ペイジとエディは別格。それは僕だけじゃなく多くの人もそうなんじゃないだろうか。
エディは、本当に楽しそうにギターを弾く人だった。で、その楽しさを音に乗せるのが抜群に上手かった。そしてその音を聴く人もハッピーになるという意味で稀有な存在だったと僕は思っている。エディの笑顔、好きだったなー、このMV観る時も半分はエディの表情見てる。優しい人だったんだろうな。

だから、エディがギターをくっそ弾きまくっているPanamaとどっちシェアするか迷ったんだけどこちらを。




Panamaはこちらで。いなりだけシャリなし。笑顔で送ってあげましょう。
エディ、ありがとうね。





4 comments on “個人輸入とP200Eの整備

  1. shivatak

    まずはET3の復活おめでとうございます。うちのET3も本日から本格的路上復帰いたしました。

    そして偶然にも先日ソロキャンプに向けてPXにフロントキャリア付けたとこだったので、この記事読んでシンクロっぷりに思わずまたコメント残してしまいました!

    • ヨコチン Post author

      shivatakさん、こんばんわ。
      ウチのET3はおかげさまで路上復帰を果たしました、shivatakさんのET3も復活おめでとうございます。
      うお、shivatakさんもキャンプやるんですね、なんかベスパでキャンプって冒険感があっていいです、もうこっちはそろそろ夜は冷え込むんで泊まりはキツいかなー、もう少しダメ出ししたらちょっと遠くにデイキャンプにでも行って来ようかと思ってます。

      またお気軽にコメントくださいね。

  2. オオタ

    お疲れ様です!ここ読んでるとベスパ乗ってみたくなりますね!。
    ベスパを楽しんで乗ってる姿が目に浮かびます(努力も)。
    ミーハーな僕は、初めてチケット買って行ったのが高3の時、ヴァン・ヘイレンでした…panamaは確かカウンタックですよね(笑)

    • ヨコチン Post author

      えー、オオタさん生ヴァンヘイレン観たの?すげー!!
      Panama、カウンタックではないかな、でも一番好きな曲かも。いなりだけシャリ無し、です。笑

      オオタさんもベスパ乗ればいいのに、VWと似てますよ、パーツめっちゃあるとことか錆びるとことか。
      楽しんで乗ってるけど努力はあまりしてませんよ、ただただ好きなだけ。

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