春に交換したヨシムラTMR-MJN。それに合わせてファイナル(最終減速比)を交換して、その後1000kmくらい走ったのでインプレ的な文章を書いてみる。

最終減速比(2次減速比)の変更は前後スプロケットの組み合わせでするんだけど、選択したスプロケットはフロント17丁リア44丁。僕のSRはチェーンスプロケを520コンバートしてあるので、この比率での減速比は2.59となる(500純正に近い520コンバートの数値はフロント16丁リア44丁の2.75)。
フロント16丁リア42丁の2.63と悩んだんだけど、主治医に相談したら「多分乗ってみても両者の違い分からないと思いますよ」との助言を頂いたので作業工賃も部品代も安い方を選択。最近我が家では小遣い制を廃止したのでお父さんあまりお金持ってないんです。。

 

Webで拾った表ですが参考にどうぞ。

 

で、1000km走っての感想なんだけど、加速ポンプ付きのチューニングキャブに換えたらファイナルの変更は必須だね。
僕の500(エンジン内部はストックのまま)の感想しか書けないけど、純正のファイナル2.75じゃ減速比が低すぎる。1速2速でギクシャクするとか言うよりも、4速5速で流したりちょっと飛ばしたりした時にあまりにあっさり吹けちゃって面白くない。
言葉で伝えるのはちょっと難しいんだけど、SRって単気筒だから、高いギアで走っている時、ある程度負荷かけて濃いめのガスをシリンダーに送った時の方がズドドド感がより出るというか。純正ファイナルだとそこまで気持ちいい感じで負荷かけられないんだよな。以前も書いたけどトップ5速でも40km/hくらいから余裕で加速していくくらい低回転でのツキもいいし。

リアタイヤのハイトも割に高い方だと思うので色々コミコミの2次減速比は結構高めだと思うんだけど、それでも僕が走り回っている環境では高すぎると感じる事は全くない。ゼロ発進の時のクラッチミートの時にちょっとだけ気を使うかな?という程度。それだって神経質になる必要は全然ないレベル。トップノンスナッチはメーター読みで60km/hくらいだから、郊外の国道をのんびり流している時は4速と5速を使いながら、という事になる。
というわけで、僕は今の仕様に大満足。今までにないくらい楽しく岩手の田舎道を走り回っている。最近一部で流行っている言葉なんだけど、「岩手カントリースタイル」のライディングにはかなりいい線いっている単車に仕上がったと思う。個人的には後はフロントブレーキをディスクにしたらひとつの完成形だと思っている。

 

ついでなので、岩手カントリースタイルライドについて書いてみる。
要は無名の、交通量が少ない3桁国道や県道をのんびりと、時にはちょっとだけいいペースで走る、ってだけの事なんだけど。
岩手にも当然県内外からバイクが集まる有名なルートが幾つかあるんだけど、実はそんな有名な道じゃなくても気持ちのいい田舎道が本当に無数にあって。そういう情報を仲間内でこっそり情報交換して楽しむというね。
面積は県としては日本一広くて、山脈も南北に二本走っている。だから山道には事欠かない、というか、内陸の盆地から東西に走る道路は必然的に山道になるんだよね。僕の家は市街地にあるからあれだけど、人によっては家の裏山に絶品のワインディングがあったり。そんな土地柄にはSRってバイク最高だよね、なんて話は主治医とはよくするし、氏の作るバイクはそれを念頭に置かれて作られていたりする。土地柄や地域に根ざして作ってるんだな、というのが僕も最近よく分かるようになった。

 

 

僕が最近気に入ってよく走っているルートは、交通量もパトカーも多い県道を一時間弱南下し、そこから県下でも有名な温泉街を抜けて対向車にもほとんど会わない山の中を走り、そこそこ交通量のある県道に出て北上して帰ってくるという行程3時間くらいのコース。
温泉街を抜けてからの山道が良くって、天気がいい日はよく走りに行く。

こんな見渡す限りの原生林の中を走る。きっとクマとかシカとかたくさんいるよね〜。

 

地元の走り屋が付けたのであろうブラックマークがたくさん。道はこのようにセンターラインがあったり対面通行になったりを繰り返す。
対向車とはほとんどすれ違わないけど、忘れた頃に山菜採りのクルマが現れるから油断は厳禁。対面通行の区間ではその分のマージンを取って走らないと怪我をする。
たまに見晴らしのいい沢沿いのヘアピンなどで3速でガバ開け。アスファルトを横切る沢水でリアタイヤがずるっと滑るけど、こういう道路を走るためのセミアップハンドルだからね。車体の抑えも効くしアイポイントが高ければコーナーの出口も早く視界に入る。
僕のSRは、こういう岩手カントリーライドスペシャルだって話は大昔に書いた。キャブレター換えてヒラヒラ感が増して(パワーが増えた分アクセルオンで車体が起きやすくなった)、こういう道を走るのが更に楽しくなった。

 

道路脇には綺麗な小川が流れている。都会の人は信じられないだろうけど、岩手ではこれが普通。というか日常。市街地から30分も走ればこのくらいの景色はすぐ見る事が出来る。

 

そうそう、主治医のショップが雑誌の取材を受けるという情報を地獄耳でキャッチしたので、急遽錆びていたエキパイのサビを落として耐熱塗料で塗り直して遊びに行ったりも。
僕もしっかり取材されて写真撮って貰ったから写りが良かったらこの場でも告知します。

 

 

 

 

カントリーロック、と言えば僕の中では断然この人。グラム・パーソンズ。声が滅茶苦茶艶っぽくて、それでもってカントリー、って程レイドバックもしていなくって、大好きなシンガー。
このアルバムは氏のキャリアの中でも後期になるのかな、全編エミルー・ハリスという女性シンガーとのデュエットなんだけど、素晴らしいのよこれが。
もう友達の結婚式に呼ばれるような年齢でもなくなったからバラすけど、結婚式(含2次会)に呼ばれた際の僕の定番の贈答品でもありました。こんな素敵なハーモニー奏でて下さいね、なんてメッセージ添えてね。キザかよ。ははは。

 

 

そんなにカントリーっぽくない曲調なのは作詞作曲がミック・ジャガー&キース・リチャーズだからか。グラムにプレゼントした曲なんだとか歌詞のモデルがグラムなんだとか諸説あるんだけど、リリースはストーンズよりもグラム・パーソンズ(フライング・ブリトー・ブラザーズ名義)の方が先だった。キースとは大層仲が良かったらしいね、グラムがオーバードーズで亡くなった時はキースは大きなショックを受けた、という話を聞いた事がある。
エモーショナルなピアノソロは最近鬼籍に入ったレオン・ラッセル。レコーディングの時コンディション良くなかったのか、声がしゃがれてるんだよね。それが曲調に合っている。いい曲だよなぁ。

 

 

 

 

 

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