MacBook Air買った&近況

仕事の環境が激変してからひと月半くらい経つ。
毎日やらなければならない事はだいぶルーティンになった感はあるが、いかんせん仕事の量そのものが多いからまだまだ気を抜けない毎日を過ごしている。
運転の仕事も増えたんだけど、まあそれはね、歩くよりもクルマを運転する方が得意だからどうという事はないんだけど、それ以外の事務仕事が劇的に増えた。

業務の予定表の作成、請求書の作成、仲間に依頼した仕事の正確な把握と明細書の作成、仲間への稼働金の支払いetcetc…
それらの仕事は大体月末月初に行わなければならなくて、今月頭の土日は丸々2日それらの作業でつぶれた。
丸2日だよ?飯食べるのとタバコ吸う時間以外ほとんど手帳片手にパソコンの前で過ごしたよ、しかもそれには自分のための事務仕事(会計の帳簿処理とか)は含まれないからね。それらは別の日にやらなくちゃならない。

もう開始ひと月も経たないうちに半ばギブアップですよ。こんなのとても無理。仕事だけの人生なんて僕はまっぴらごめんだ。
かと言ってやらなければならない事は何としてもやらないと仕事が回らない。先代はどうしてたんだろう、と過去を振り返ると、帰りが早い仕事を選んでこなしていたっけなあ、と。あれにはこういう理由もあったのか。


そういう訳で、仕事の待ち時間を少しでも有効に使えるように買いました、MacBook Air。


主にExcelファイルで作る書類さえ作ってしまえば、家でやらなければならないのは印刷とハンコ押し()くらいなのでそんなに膨大な仕事量って訳じゃない。日時処理的に少しづつ入力していけば、先月のように土日が丸々つぶれてしまう事も避けられるだろうという目論見です。

実際、さっき月次処理があらかた終わったんだけど(今現在6月30日14時20分)、明らかに時間には余裕が出来たな。一息ついて、コーヒー飲みながらblog書いてます。これ書き上げたらウォーキングにも行けるくらい余裕ある。これなら何とかやっていけるか、良かった。




買ったのは、M3チップの13インチモデル。色はスペースグレイ。メモリもストレージも吊るしのままです。
MacBookはサブ機なのでストレージに書類を溜め込むようなことはしないし、メモリに関してはお客様のガジェットオタクのドクターに相談したところ「その使用状況ならデフォルトの8GBのままで大丈夫ですよ」との回答を頂いたので増設はしなかった。
何でもApple自製のMチップは性能が良く、昔のインテルMacのようにメモリをバカ食いする事が無くなったのだとか。理屈は正直理解出来なかったが、じゃあ増設は必要ないんですね、という僕の問いに「ないですね」と食い気味に断言してくれたドクターのオタク魂を尊重させてもらった。

まあ確かにサクサク動きます。

久しぶりに買ったガジェットを使うのは楽しいし、仕事中も色んなドクターに「私買ったんです、MacBook Air」という話をしたら皆さん「いいですねえ〜」という反応でひとしきり盛り上がり、やっぱり男は幾つになっても機械ものが好きなんだなあ、と。
中には自分のマシンの紹介を延々してくれた方とかもいて、もうこうなると男というか男の子だね。

Newマシンの力を借りて、膨大な量の事務仕事も楽しくこなせています。そもそも僕はパソコン仕事って嫌いじゃないからね〜。
あとはハンコ突きだけだな、誰かやってくれねえかなあ〜、バイトでも雇いたい気分だ、焼肉一食くらいは払ってもいい。笑




先週かな、どうしてもバイクに乗りたくなって、疲れている身体を押して久しぶりにまとまった距離を走った。
昼過ぎに家を出て国道455→国道45(旧道)→国道106、200kmちょっとの距離。
走り出しのR455のワインディング(通称岩洞)で前を走る白いミニバンとの距離がさっぱり縮まらず、あれ〜おかしいな、とメーターを見るとなんと100km/hオーバー。うへえアイツミニバンのくせにはえーなあ、とふとバックミラーを見ると蛍光イエローのメットのSSが付かず離れずの距離で付いてくる。
ミニバンごときに付いていけないのを誰かに見られるのは癪に触るので追撃を開始。うりゃー行くぜ。

言うて僕はこの岩洞と呼ばれるワインディングがあまり好きじゃなく、近場の割にそんなに走り込んでいる訳じゃない。だからコーナーも頭に入っていない。出口が見えるまではパーシャルで我慢して、見えた途端にスロットル全開で次のコーナーに向かうが、件のミニバンとの距離は一向に縮まらない。
最終的にブレーキを引きずりながらコーナーに入り(上りのコーナーでだよ)、クリッピングでブレーキリリースと同時にガバッと車体を倒し込みスロットル全開、までやった。僕のFXRは右に深くバンクさせるとマフラーを擦るんだけど、この日も2回派手にやった。盛大に火花が散ったと思う。後ろのSS氏ごめん。

長い直線でだいぶ距離を縮めたけど結局捲るのは叶わず、ヒイヒイ言いながらレストハウスに入る。こういう走りをしにきた訳じゃねーんだよ、何やってんだオレと心の中で呟きながらバイクを停めると、途中抜いていったSS氏がメットを脱ぎながら「なかなかやるじゃねーか」という視線を投げてよこす。件のミニバンは結局捲れなかったし会話する気にもなれず、ひとりで缶コーヒーとタバコでチルアウトする。




そういう走り方するバイクじゃないでしょというのも尤もなんだが、そういう問題じゃないんだな。向こうだってそんなに速そうなクルマじゃなかったよ。
でもここまでの走りが出来るのはこのフロントブレーキのお陰。FXDX純正の4ポッドキャリパー。コントローラブルで、制動力がパワーと車体重量に優っている使えるブレーキ。
今年は車検があるから出来るか微妙だけど、近い将来前後のサスを入れる予定。もう付けたいパーツのメーカーは目星をつけていて、今度ハーレーの主治医に相談に行こうと思っている。リアサスは少し伸ばします。これでもうちょっと速く走れるようになるはず。



今日はもう飛ばさねえぞ、と心に誓い国道455号を東進する。岩泉に旨い定食屋があるって聞いていたんだけどぼうっとしていたのか通り過ぎてしまう。昼飯食いっぱぐれたな、と思いながら国道45号の旧道に出てすぐ定食屋ののぼりを見つけた。ラッキー。
早速お邪魔する。




焼き魚定食900円を注文すると、おしゃべりな板さんが色々話しかけてくる。アジの刺身は食べられますか?ホヤは好きですか?などとやりとりしているうちに写真の通りの見事な定食が出来上がった。
味は、定食屋の定食じゃなく100%混じりっけなしの浜料理。めちゃくちゃ旨かった。これで900円は安いな、と思ってたら板さん「調子に乗って出しすぎちゃったんで1000円頂いていいですか」だって。笑うよね。
気持ちよくお金を払って店を後にする。秋口にでもまた来よう。




その後だいぶ寒くなってきた45号を南進して国道106号に入り無事帰宅。ソファに座った途端疲れが一気に出て、バイクに乗っていた格好のまま2時間くらい眠ってしまった。

今年の盆休みは長いから、北海道までロングに出ようかなと思っていたんだけど、今はちょっと無理かなー。もう少し体力が戻ってからじゃないと長旅を無事に走り切れる気がしない。ハイシーズンだからホテルもやたら高いし、身体を整えてお金を貯めて一年しっかりと準備して旅に臨もうと思う。




お誘いに恵まれて今月はよく飲みに出た。僕は飲んでいればただひたすらに楽しい人間なんだけど、そんな中24時間待ったなしの仕事のメールが届いたりする。そういうものとまだ上手く付き合えないのか、その瞬間に脳みそが仕事モードに、ガシャっと音を立てて切り替わる。
少し経験を積めばそういうのももう少しマシにはなると思うんだけど、結局心底リラックス出来る時間が短いから心が休まらないんだね。

月イチで通っている整体師さんに施術してもらっている時「ヨコチンさん、最近何かありましたか?」と言われた。実は仕事でこんなことがあって、と話をするとやっぱり、と。全部身体に出ていますよ、自律神経が乱れています、と。
整体師さん曰く「トレーニングは少し休んだ方がいいかもです」。少し考えて、僕はボクササイズは続けることにした。まあ明らかにパンチの力が弱くなっている事にも自覚があったんだけど、ボクササイズやウォーキングは身体が「整う」感覚の方が強いんだよね、その直感を信じる事にした。

あと温泉ね。最近めっちゃいい温泉を見つけたんですよ。市内からクルマで40分くらいのところにある温泉なんだけど、とても広くて人が少ない。そして泉質がとてもいい(気がする)。
5分湯船に浸かって、5分縁に寝転がって休んで、を繰り返して1時間くらい。本当に心身共にリセットされる。
改めて思うけど、温泉すげえ。で、そんないいお湯に1時間もかからずに入りに行く事が出来る環境も素晴らしいよね。田舎最高。時間を見つけて週一くらいのペースで通っています。




まあ土地の話をすれば面白くない事もある。やっかみ半分なんだろうけど、上役の件で、僕が警察への連絡をわざと遅らせたんだと言われているらしいよ。初めは憤ったりもしたけど、そのうち馬鹿馬鹿しくなってきたし、なんなら笑えてきた。
だって「あいつ人を殺した事があるらしい」なんて噂、そうそう立てられるモンじゃないよ。ある意味貴重な体験だよ。ウケる。笑
だし、そんな噂を吹聴しているのは70過ぎの爺さんばかりで、そんな老いぼれに引導を渡すのなんて素手で10秒もかからないのだ。もちろんそんな事は絶対にやらないけど、身体能力の余裕は心の余裕なのでね。ちょっとムカつく気分の時も、5人やっても1分かからないよなあ、とか想像するだけで気持ちが楽になる。

僕は基本、その手の悪意は受け取らないようにしている。贈り物って受け取らなければどうなる?贈り主に戻るよ。悪意だってそれと一緒。こちらが受け取らなければ発した者に戻っていく。逆に言えば受け取った(真に受けた)時点でこちらの負けなんだよね。
これは経験で学んだ。それだけ面白くない思いをこの土地でしてきたという事なんだけど、もうしっかり学んだ事だからね、余裕です。
でもこれは田舎の悪いところだなあ。




色々あるけど、それでも前を向けているのは、忙しさの中にやり甲斐みたいなものを見出しているから。
一番は、仲間たちの生活を背負っている立場になったんだって気付いた時だった。契約書がある訳でもないんだけど、仲間たちがいなければ仕事を回す事は絶対に出来ないし、仲間たちだって仕事をして得る収入がなければ生活出来ない。そういう絶妙に微妙な関係の上で、僕の営業手腕というか一挙手一投足が皆の生活に影響を与える訳で、これは身が引き締まる思いだ。54年生きてきて、こんな立場や気持ちになったのは初めてだ。
仕事が増えれば仲間が潤うし、減れば困窮する。だったら精一杯頑張って仕事を増やそうって思うよ。

そんな日々の努力を労ってくれる人も居ないからたまに自分にご褒美をあげる。食べたいものくらい自分に食べさせてあげたい。ここの冷麺マジで旨いんだよな。




ハラミも焼くよー。旨いもの食って栄養つけなきゃ。明日から7月が始まるよ。
今日より明日は絶対に良くなるよ、つか、良くする。明日は野菜食う。














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