P200Eのタイヤ交換

バイクを楽しむには絶好の季節が到来した。暑過ぎず寒過ぎず、雨の日も少ないので予定も立てやすい。気分的にも気温が上がっていっているこの季節の方が、日に日に気温が下がっていく秋口よりも楽なような気がしている。


が。
僕のSR、Loser号は先日コケて壊しちゃった部分の修理のため入院中で乗れてない。こんないい季節なのに、というか、こんな季節だからか、主治医の店は忙しくててんてこ舞いらしいのだ。がっくし。
代わりに、って言ったらパイセンには悪いんだけど、最近はもっぱらP200Eでお出かけする事が多い。まあタイヤの径が小さいからやはり大きなバイクとはやはり乗り味も全然違うんだけど、動力性能は一般道を常識的なスピードで走る分には過不足ないし、正直年2回のショップツーリング程度のペースなら余裕でこなすんだよね。運転は言うまでもなくめっちゃ楽しいし。毎週末ガンガン走ってます。

なので、To Doリストにも書いた項目なんだけど、パイセンのタイヤを新品に交換する事に。今日友達とランチランに出かける約束があったので、早起きしてやっつけました。




選択したタイヤは、台湾製のDUROというメーカーのもの。チューブ付きで送料込み8000円しなかった(Fromヤフオク)。普通に安い。
同じくらいの値段でミシュランのS1も買えたんだけど(きっといいタイヤ)、やはりパターンが現代的なタイヤは履く気になれずこちらを選択。
本当はブリヂストンのRSってタイヤが欲しかったんだけど、入手が難しいんだよね、東京のランブレッタ屋で扱っているのは知ってたんだけど、コロナ禍の影響で今は通販業務やってないみたいで買えなかった。




最近名前をよく聞くメーカーだけど、前述の通り台湾の会社。日本の住友ゴム(DUNLOP)と技術提携していたり、DUNLOPの製品をOEM生産してたりするらしいので大ハズレって事はないでしょう、という事で購入に踏み切りました。ちなみにMade in Taiwanで、2020年13週の製造。新鮮。




おまけ的に付属してきたチューブもDURO製、バルブの口金はTR87S。DUROではベスパ のリムにバッチリ合う合うJS87Cという口金のチューブも作っていて日本でも買えるんだけど(立ち上がりのストレート部分が長い)、まあこれも使って使えなくはないのでまあ良しとする。こちらはMade in China、台湾と中国の関係って結構微妙だと思うんだけど、商売には国境がないって事なのかな。




強くなり始めた日差しの下、30年以上使っているタイヤレバーでサクッと交換。
ご覧の通りパターンは今まで付いていたピレリのSC93をちょっと粗くした感じ。ヤレ気味のオリペンのPパイセンが履いても違和感全くなし。去年末に交換した、ET3に履いたIRCタイ製のタイヤにもよく似ている。日本国内ではほとんど見なくなったパターンだけど、アジアの国ではまだ需要があるのだろうか。確かに未舗装路では多少グリップが良さそうではあるよな。




そんな訳で、軽い砂利道も含むコースを100kmほど走ってきました。そんなに攻めるような走りをするバイクでもないので、不満も無ければ、何なら変化もあまり感じなかった。本当に普通に、70km/h前後で気持ちのいいラン。ご覧の通り履いた雰囲気もいい。タイヤのパターンってバイクの雰囲気作りにとってホント大事だと思う。




ランチも大変美味しゅうございました。暑かったけど楽しい1日でした。




あ、不具合って程じゃないんだけど、タイヤの外径が少し大きくなったからか場所によってはセンタースタンドが浮く事がある。これは何とかしないとな。






これ、大昔のカーグラTVの映像なんだけど、内燃機関好きが見たらぶっ飛ぶと思う。オートレースってほぼワンメイクの環境で競うそうなんだけど、そのチューニング(調律という意味ね)の繊細さと言ったら…
「オイルの慣らし」というのは僕も感覚的に分かるけど、レースの日の湿度でバルブスプリングの硬さを変えるというくだりには本当にびっくりした。同時にバルタイやキャブのセッティングも変えているんだろうけど、それにしても、ねえ…

ワンメイクって、面白くも厳しい世界なんだなあ。






Submit comment

Allowed HTML tags: <a href="http://google.com">google</a> <strong>bold</strong> <em>emphasized</em> <code>code</code> <blockquote>
quote
</blockquote>

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください