めっちゃビビった話

季節はすっかり春。空が青い。気温も丁度良く、気候的には過ごしやすい時期だね。
気持ちいい事この上ないのだが、そんな春空の下、身の毛もよだつ恐ろしい事態に遭遇し、めっちゃビビった話を書く。



先週の土曜だったかな、朝起きて、ふとこのblogの事を考えた。そういやちょっと前から使っているPHPのバージョンが古いですよ、というアラートがWordPressから送られてきていた。PHPってなんなのかすら良く分かっていない僕は、ああそうなんだ〜一応サーバーの管理画面で変更出来るっけね〜くらいにしか考えていなかったんだけど、何故だかその朝はその対処をしようという気になったんだね、朝食もそこそこに借りているサーバーの管理画面にアクセスし、サーバーが推奨しているPHP更新の手順を確認し、その通りに操作してみる。

すると、このblogが表示出来なくなってしまった。ん?どういう事?サーバーの指示通り作業したのに。仕方ない、と元のバージョンに戻したんだけど、それでもこのblogは表示されない。具体的には404not found。このWebサイトは存在しません、って奴だね。

あれ、これヤバくね??と一気に目が覚めた。サーバーのサポートに連絡しようと思ったんだけど、土日はサポートは休み。FTPで接続してWordPressが入っているフォルダを見てみてもよく分からない。んー困った。




こんな日に数十アクセスしかない、ただっ広いワールドワイドウェブの片隅にひっそりと存在しているようなblogだけど、7年書き溜めた文章には僕の生きてきた証が記してある。それが見られなくなるのは悲し過ぎる。永遠に、は無理だろうけど、せめて僕が生きているうちは続けたいと思っているblogだ。この世から去る時は息子にログインIDとパスワードを託してお別れの挨拶をしてもらおうと思っている程度には大切にしている。

そのblogが今、存続の危機に瀕している。今までもInternal server errorで見られなくなった事はあったけど、404not foundは初めてだ。顔から血の気が引いていくのがわかる。

これは自分ではどうしようもないな、という事で、Webプログラマの友達に泣きつく事に。このblogを立ち上げる時にも、過去に一度トラブルが起きた時にも助けてもらった友達だ。困った時しか連絡しない不義理を詫びながらLINEすると程なくして返信。直るかわかんないよ、と軽く脅されながら作業してもらう。




結果的に、半日の作業で無事復活。各記事のURLも変わっていないし、PHPのバージョンも最新にしてくれたみたいで、表示速度も若干だけど速くなっている。良かったー、って本当に胸を撫で下ろした。
友達がどういう作業をしてくれたのかまだ分からないけど(時間がある時に教えるって言われてる)、習わぬ経を読むのも大概にしないとな、と思った出来事でした。もう少し疫病禍が落ち着いたら友達にはお礼がてら一杯奢る約束をした。いやーめっちゃビビった。マジで。

しかし、このblogが自分にとってこんなにも大事なんだなってのを、失いかけて身に染みて実感しました。多分大丈夫だなとは思ったんだけど、テストがてらの投稿です。




ベン・ハーパーのファーストアルバムに収録されている美しい小曲。アコースティックギターとパーカッションだけのシンプルな演奏も、メロディとサビを通して変わらないコード進行も(こういう作りでいい曲を書くのは本当に難しいらしい)、ささやく様なヴォーカルも全てが最高なんだが、歌詞が、ね。たまにあるんだけど、訳してみて失敗したってパターン。だから敢えて歌詞は引用しない。
いや、僕には言えないなってだけだけどね。と言うか、どのくらいいるんだろう、君の永遠を僕にくれないか、なんて言える人(あ、書いちゃった)。僕は無理だー。ちなみにベン・ハーパー自身もバツ2らしいぞ。わはは。

ただ前述した通り曲は本当に素晴らしい。本当に久しぶりにギターを手に取ってリフレインをコピーするまでした。実はここ半年くらい、音楽があまり身体に入ってこなくて。感受性が失われたのかなあって焦ってた。ああ、遂に来たかその時が、って。
今回はこの曲に救われた感じだね。



そうか、この曲をこのblogに捧げれば綺麗にオチが付くのか。blogさん、これまでありがとう、これからもよろしくね。君の永遠が欲しいんだ。






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