ET-3、P200Eも電装系統トラブルにて不動に

先週主治医から連絡があり、SRの不具合箇所はやはりジェネレーターだったとの事。事前に計画していた通りの修理方法で直そう、という事になり手配してもらっている最中。
あとで別途記事を起こすつもりなので触りだけ書くと、新品をメーカーから取ると10万円以上するジェネレーター(チャージコイル、ACマグネトーとも)を修理してくれる業者を僕が見つけ、そこに修理を依頼したのだ。

うまく段取れたものの、修理の納期が3週間との事で、その間はSRには乗れない。まーベスパも2台あるしそっちに乗りゃいいっしょ、と思っていたんだけど…



ET-3に乗り用足しに出掛け、もうすぐ家に着く、というタイミングでエンジンがストール。そろそろリザーブになるタイミングだったからなーと思いコックをリザーブの位置にしてキックするも掛からず。ん???
タンクを開けてみるとガソリンは入っている。路上でプラグを外し火が飛んでいるか確認すると…飛んでない。マジか。

取りあえず家まで押して帰り、ちょっとその日はいじる気力なかったんで軽く調べものをして後日手を掛ける事に。



その1週間後くらいかな、休みの日に髪切りに行くべぇとPパイセンのキックを踏むもこちらもエンジンが掛からない。初爆がないのだ。押し掛けを試みるもブルンとも言わない。あーこれダメな奴だ、と諦めて、予約時間も迫っていたのでクルマで美容室に。なんだか最近うまく行かないぞ。




帰宅後、ET-3の故障原因と目星付けていたCDIを手持ちのスペアと交換してみるが症状は変わらず。一瞬掛かる時もあるんだけどそのままストール、を繰り返す感じ。うーん。

ここは経験で、ステーターからCDIに来ている3本の配線の抵抗値をチェックしてみる(ステーターからは赤、白、緑の3本の配線がCDIに来ている)。まずは赤白間をチェック。正常ならば100Ω(±30Ω)程度の抵抗があるはずなんだけど?抵抗が全くない状態。ふむ。
緑白間の抵抗は正常値の500Ω(±20Ω)だった。

以前点火系のトラブル起こして不動になった時は、緑白間の抵抗値がゼロで、その時はエキサイター(チャージコイル)の不良だった。ボロボロだった配線の引き直しと一緒に熊本のヴェローチェ・スクーターズさんに修理をお願いしたんだった。さて、赤白間に抵抗がない場合はどこが悪いの??
迷惑かなあと思いつつ、またヴェローチェさんに電話してみる。「あーそれピックアップコイルですよ」とまたまた即答して頂いた。丁重にお礼を言い、電話を切る。ありがとうございます。

という訳で、こちらは部品の手配ね。




さて、パイセンの方はどうなんだ?と同じ点検をするべくステーターからCDIに来ている配線を外してみるとこの状態。皮膜が劣化してボロボロのボロ。うひゃー、オレこんな状態で今まで走ってたのか、と背筋が寒くなった。
抵抗値を測るとET-3と全く同じ状態で、赤白間に抵抗がない。こちらもピックアップコイルの不良か、もしかしたら皮膜が劣化したハーネスがどこかで短絡しているのかも知れない。いやそれにしても家で不動になってくれて良かったホント。

こっちは配線引き直しも含めて、せっかくなのでヴェローチェさんにお願いして修理してもらおう。ラージのステーター外し、やった事ないけど頑張ってやってみよう。



キックを数回踏んだ時に滑っている様子のあったクラッチを修理するための部品やSSTと一緒にピックアップコイルは手配済み。次の休みに作業しよう。パイセンのステーター外しまで出来るかな?

というか我が家の3台のバイク、全部電装系のトラブルで不動になっちまった。この事態は前代未聞だな。特に2台のベスパは自賠責を更新した途端に不動になっちゃった。乗れないのもったいないから早く直そうっと。

正直トラブルは嬉しくないんだけど、何もないのも寂しいと思うのも事実で、まあこうやって経験を重ねて成功体験を積んでいく、時には失敗する事もあるけれど、が趣味の(もっと大きな事言えば人生の)醍醐味だからね。正直な話最近ちょっとお疲れ気味なんだけど、頑張って作業しまーす。




それぞれのスクーターの後日談です。







最近、夜のお仕事中はこの頃のジョニー・ギター・ワトソンかジェリー・ガルシア・バンドを良く流している。スカしたちょっと妖しいキャブを気取りたい時はこれ。北東北の田舎町の景色がNYのダウンタウンに見えてくるクールな一曲。たまらん。




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