修理に出していたVespaのステーターassyが修理が済み送り返されてきた。
組む前に先日指示された通りに抵抗値を測ってみるとテスターはバッチリ正常な値を示した(当たり前か)。
作業は迅速かつプライスはリーズナブル、配線も日本製のケーブルで引きなおしてあるので耐久性もあるだろう。近場にVespaを修理出来るバイク屋さんが無いから大きな修理の時はどうすればいいのか心の中でずっと悩んでいたんだけど、このルートが出来たことで当分乗り続ける事が出来そう。良かった。
ちなみに今回ステーターの修理を依頼したのは、九州は熊本のヴェローチェ・スクーターズさん。ショップのblog「快速ベスパ製作所」を最近読み漁っていた事もあっての今回の依頼でした。このblog、イタリア製の、良く言えばおおらかな造りのスクーターを日本人の几帳面さと器用さで修理したりスープアップしたりしている様子が綴られていて、機械いじりが好きな人には読み物としても面白いかも。僕は10日くらいかけて結構な量の過去ログも全読破した。
このスクーターに関して僕の技量では全ての修理を自分でこなす事は出来ないけど、エンジンに何か大きなトラブルが発生した時はエンジンごと送って直してもらえばいいんだもんね、流石に車体を丸ごと送るには熊本は遠過ぎるけど、車体周りは気合い入れて自分で直す、と腹を決めればそれはそれで身が引き締まる。最近「自分の手を汚して機械をいじること」に消極的になっていたんだけど、目的も目標も出来、久しぶりにやる気が出てきた。
届いたステーターを早速組み付ける。エンジンにマウントし、配線を通す。CDIは車体左側の小物入れの中にあって、そこにプラグコードもろとも車体を横断させるんだけど、この作業はマフラー外した方がやり易いね。
ギボシ端子をカシめ、純正通りに熱収縮ホースで絶縁。サクサク組み付けて行きます。汚い手で汚しちゃったCDIは後でキレイキレイします・・。
今回プラグコードはNGKのを新調。今まで付いていたプラグキャップがちょっと怪しい造りだったので。コレ逝くだけで不動車一丁上がりだからね〜。キャップのサイズがちょっとタイトでプラグにハメ辛いけど耐リーク性は良さそう。自動車関連の電気部品は日本製が一番信頼出来る気がする。
ジャンクションボックス内の配線も繋ぎ、クランクのナットを締めて点火チェック。おお、ちゃんと火花が飛んでいる。プラグをヘッドに装着しチョークを引いて緊張のキック。2回くらいであっさり始動。おー。感動の一瞬。取りあえずはエンジン始動までは漕ぎ着けた。一時はどうなる事かと思ったけれどこれがあるから機械いじりはやめられない。
点火時期は全くの適当なので早々にエンジンを切り調整する為の準備してたら10年以上物置に眠っていたタイミングライトが動かない事が判明。ありゃりゃ。内蔵電池が液漏れの錆々で電源のコードが断線していた。
時間的にこれを修理して点火時期調整までは出来なさそうだったので今日はこれまで。圧縮上死点を出して全周分度器で点火時期(BTDC20度)を測ってマーキング。シリンダーカバーに直描き。次の休みにこれをやっつけて路上復帰を目指します。
この記事の続きです。
俺のZZのヒューズが交換しても切れまくるから、ショッポの銀紙ツッコんだった。
快調ですw
お疲れ様です。
伝説の奥義ですねw それはそうとこのスクーターにはヒューズが付いていませんww