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カテゴリー: Vespa (page 1 of 10)

ET-3走り初め / Drop’s “Organ”

今年の冬は雪が少ない。気温も比較的暖かい方なのだろうか、家の前の雪も消えて無くなりはしていないけど何とかそろそろと走れるような状態だったので、昼過ぎにET-3の走り初めをした。

まあ暖かい方、と言っても、昼過ぎの時点での気温はプラスの1度。バイクなんて乗り物は自ら風を切って走るものなのだからして、ライダーが感じる体感気温は余裕のマイナスだろう、小一時間、所用をふたつみっつ片付けたのだけど、家に着く頃には両手両足の指先の感覚はなくなっていた。で、そのままコタツに直行。ひー、さみー。



で、先日組んだcrimaz社製のアンチダイブキット、試してきました。

結論から書くと「やはり効きます」。

60km/h巡行の状態で何一つ不安なくフロントブレーキのみを掛けられる。これはすごい。
ただ、皆さんご存知の通り、スモールボディベスパのフロントブレーキにはブレーキランプのスイッチが付いていない。し、慣れもあるんだろうけど、街乗りではやはりリアブレーキ主体の走りの方が断然走りやすかった。
車体がストップする間際の極低速ではやはり多少ダイブするのと、これは調整で多少良くなるのか、フロントブレーキのタッチもあまりよろしくないので。
なので、僕の使用状況ではやはり今まで通りリアブレーキ主体で走る事にはなりそう。

ただ郊外の山道なんか走る際は積極的にフロントブレーキ使えるだろうね、というか、フロントブレーキの使い方を会得しなければ、という感覚にもなる。とっさの時にしっかり握れるようにしておかなければ。
今まではそれもままならなかったからね。よっぽどの事がない限りフロントブレーキ使わなかったし。だし、パニックブレーキ握った時にも車体の姿勢が乱れて、そっちの方がよっぽど危ないじゃん、って感じだったから。
だからこのキットの存在を知った時にすぐ欲しい、と思ったし、その性能には満足している。



ブレーキングに関しては以上の通り。
デメリット、というか、好みが分かれそうなのは、通常走行時のフロントサスが硬くなった、という事。
これはあらかじめ想定していたんだけど、サスのロワマウントの位置とレバー比が変わる事によりフロントサスの仕事の量も質も変化した結果だと思う。僕、物理がまるで苦手なので論理的に伝えられないのだけど、テコの原理の支点力点作用点が変わったから、と言えばいいのか。画像を見て各位想像してみて下さい。

どのくらい硬くなるか、というと、サスセッティングには大変寛容な僕がちょっと違和感を感じるくらい。
街乗りでは大きめのギャップでフロントが結構跳ねる、というか、突き上げがひどい。今付けているYSS製のサスのプリロードは最弱なのでこれ以上柔らかくは出来ないし、後はフロントタイヤの空気圧の調整で様子を見るしかないかなあとは思っているんだけど、まあメリットばかりがあるキットじゃないという話です。いや、ポン付けして即結果が出るキットじゃない、という書き方の方が正確かな。

春になってタイヤの空気圧を調整しながら走り込んでみないと分からないけど、フロントサスは違うものに交換するかも。プリロードをもっと弱められて、減衰も調整できるもの。具体的にはSIPとかbgmとかになるのかなぁ。意外とcarboneの純正タイプとか合うのかもね。そうでなくともYSSは硬めだからなぁ。
まあちょっと走ってみます。





去年の末に、Drop’sのミニアルバムがリリースされた。
メンバーチェンジがあったり、活動の本拠を東京に移したりした後の、心機一転、新体制での初めてのレコーディングで、僕自身、少し舞い上がってんじゃないの(発売日を2ヶ月間違えて記憶してたり)?というくらい楽しみにしていた。


そのミニアルバムのリード曲(今、シングルカット、とか言う言葉使えないんだね、シングル盤作らないから)がこちら。

また結論から書くと、僕は大好きな曲です。

動画のコメント欄を読むと、色んな意見があるようだ。無理もないと思う、過去数枚リリースされているアルバムに収録されている楽曲とは明らかに趣を異にしている曲だし、僕を始め、このバンドを知ったきっかけが「こわして」というブルースロック・チューンだった人も多いのだろう、このリード曲はあの曲の路線を全く継承していない。

正直に告白すると、僕自身、初めてこの曲を聴いた時は「???」と思った。プロデューサーに無理強いとかされたりしていたら嫌だなあ、とか。でもその後何十回と繰り返してアルバムを聴き、このインタビューも読んで僕なりに気持ちを反芻した結果、最終的には「いいじゃんこの曲!」っていう結論に達した。

インタビューを読んで、なるほどなあと思ったのは、メンバー達が「ライヴにももっと自分たちと同世代や若い世代の人たちに来てほしい」と思っている、という点と、曲の作り方。

「こわして」は、確かにカッコいい曲だ。ヴォーカルのメロディもギターのフレーズもゴリゴリのペンタトニックスケールで、演奏にもものすごいグルーヴがある。あの動画を僕は何回観たか分からない。
でも、あの曲に過度に反応しているのは、主に僕と同世代か、もっと年上の人達なんじゃないかな、というのも感じていて。なんて言うのだろう、マニア向け?

まあそんなマニア達の慰みもの、おっさんホイホイとしてやっていく路線も選択肢としてはもちろんあったのだろうけど、本人達は同世代に聴いて欲しいと願っているのなら(インタビューを読むと、特にVo.の中野ミホさんはその思いが強いようだ)それは違う。老い先短いおっさんだけを相手にしていては今後の広がりもないだろう。

そして、やっぱりな、と思ったのが曲の作り方。このバンド、中野ミホさんがアコギの弾き語りで曲を作るんだそうだ。
どういうことかと言うと、基本的にDrop’sの曲は「歌モノ」なんだな。この事はものすごく腑に落ちた。し、昔の作品を聴いていて心に引っかかっていたものの正体が分かった気がした。
歌モノたる曲を、ワン、ツー、スリー、イエー!というロックンロール的なアレンジと演奏でやる相性の悪さ(と言ったら失礼か)を僕はずっと心の片隅で感じていた。

だから、きっと今回のミニアルバムは、バンドとしての正常進化なんだと僕は思った。自分達の持っている個性や魅力と、やりたい事がいい形で折り合った、というか。


ちなみに僕は件の「こわして」という曲が本当に大好きで、どのくらい好きかというと、ギターの荒谷朋美さんのレスポールの音に憧れて20年以上振りにエフェクターを買ったくらい。
Fuzzペダルね。動画の音を耳に焼き付けて、YouTubeで同じような音が出せるようなFuzzを必死に探して。
そうやって探し当てたのがTORTUGAというメーカーのCRAZY EIGHTというペダルなんだけど、どうやらもう生産していないペダルの様で、焦ってネットで探しまくったら在庫処分の特価品がひとつだけ見つかって。何と定価の1/3くらいの値段で買えてしまったというオチも付いた。またタイミング。






まあそれは余談だけど、年末年始にこのアルバムを聴きながら「個性って何なんだろう」みたいな事はよく考えたなあ。
Drop’sみたいなアーティストはもちろん、市井の民たる僕たちだって個性はそれぞれ持っていて、それが魅力的だったりそうじゃなかったりするから人間関係においてひとの心は良くも悪くも動く。
そんな個性を好いたり好かれたり。でも僕としては、好かれようと恣意的に個性(みたいなもの)を作る、というのはちょっと違うんだよなあ。
まあこれはこの歳になったから言う事が出来る言葉なのかも知れないけど、昔はもちろんの事、今だにそういう文脈で書かれた文章を読む機会があって、その度に複雑な気持ちになる(具体的に書いちゃうと、恋活、的な奴ね)。

だから、そういう意味でもDrop’sのこのミニアルバムは大好きだし、今後も僕はこのバンドの事を応援すると思う。
だし、生まれてこのかたそういう視点では自分を曲げられなかった僕自身の事を考えると、今の僕の周りの人間関係は大事にしなければならないのかな、なんて改めて思ったりも。

そんな訳で、一枚のCDを発端に色んな事を考えた、面白い年末年始でした。


P200Eのこまごまとした修理

相変わらず退屈で死にそうなので、Pパイセンの雑多な整備をする事にする。
まあやろうと思えばやる事はまだまだたくさんある車両なのでね。最近は日中は気温もさほど下がらないし、風さえ強くなければ厚着すれば作業は長時間でなければそんなに辛くないという事も分かったし。


ライトの光軸調整が出来ないでいたのだ、ライトユニット側のネジ山がナメてて。取りあえずその辺からやっつけちゃいましょう。



まずはヘッドライトユニットを外す訳なんだけど、スモールと違ってラージはその為にはヘッドセットを外す必要がある。僕、Pのヘッドセット外すの初めて。

まずはメーターケーブルをフリーにする事から始める、らしい。これをやらずに外そうとするとメーターケーブルに引っ張られて最悪ヘッドセットが壊れるのだとか。こえー。
8mmのボルトを緩めてケーブルを外す。


で、4本のプラスビスを外しゆっくりと持ち上げるとこの状態。やってみるとそんなに難しくないし、スモールよりも整備性もいい。ふむふむ、経験経験。



ライトユニットはCEV製の渋いのが付いているから、これは出来るだけ生かしたいのよね。リフレクターのメッキもしっかりしてるし、貴重な当時物のパーツだし。
一応頭の中では修理方法はいく通りかシュミレートしていたんだけど、ネジが切られている部分がどういう形状なのかはバラしてみるまで分からないからねー。



見てみると、うん、思った通りの単純な形状。これは当初の予定通りの方法で行けるな。



という事で近所のホームセンターに走り、M5サイズのフランジナットとビス、ワッシャーを調達。これを使ってCEV製ライトユニットを使えるようにする。



ねじがナメた穴をドリルで揉んで広げ、ヤスリで表面を荒らしてしっかり足付して脱脂して…



いつものJBウェルドでフランジナットを固定しちゃいます。
まずはナットのフランジ面に薄く延ばして付けて…



その後ナットが見えなくなるまで盛り盛りに盛る。仕組み上、そんなに応力も掛からなさそうなのでこれで行けるでしょう、多分。

JBウェルドは完全硬化までに24時間掛かるので、ライトユニットは部屋の中に放置。次なる作業に取り掛かる。



割れていたメーターレンズを交換する。これはPパイセンが僕の許に来る前に割れている事が分かっていたから入手していた部品。



リムをマイナスドライバーで少しづつこじって外す。こういう作業は家の中でぬくぬくとしながら行う。



で、新しいレンズを組んで、リムをカシメ直して完成。汚れていたフェイスも綺麗にしたら見違えました。
ここでリムを再塗装しないのが僕らしいね。いいんです、ヘッドセットの塗装も剥げ剥げなのでね。こっちの方が雰囲気ある。




ライトユニットは丸一日JBウエルドを乾燥させて、先ほど無事に組み付け完了。光軸調整もバッチリ出来る様に。いい仕事したわ。むふふ。


あ、そうそう、せっかくカーポートの下まで引っ張ってきたから20日振りくらいかな、ちょっとエンジンを掛けてやろうと思って。でも期間も開いたし、気温も低いし、20回くらいキック踏まなきゃなんないんだろうなーと覚悟してコックONにしてチョーク引いてキック踏んだらなんと一発始動。あり得ない。
えっ、えっ、何これ?と一瞬ビビって、あー去年WAKO’SのFUEL 1入れたんだった、と思い出した。しかしこんなに効果あるのか!

FUEL 1、SRの主治医に勧められて昨シーズンから入れてるんだけど、思い出してみれば去年一発目にSRのエンジン掛けた時もすんなり掛かった記憶が。そうかあれはFUEL 1効果だったんだな。気付くの遅いけど。
キックスタートしか出来ないバイクには必需品かも。冬だけじゃなく、ひと月くらい寝かせる時も入れておけば始動時に無駄に体力消耗する事ないね。これも経験経験。


【追記】
FUEL 1についてはこんな動画がありました。体感して納得、目で見て納得。こりゃ確かに効果ありそうだ。





ベスパスモールボディ用アンチダイブキットの取り付け

あけましておめでとうございます。今年もこのblogをよろしくお願いいたします。


例年よりは幾分暖かいとはいえ、盛岡の冬はやはり寒い。夜中にちょっと雪が降れば家の前の道路はこんな状況になってしまう。
こうなると日陰の雪は春まで溶ける事はない。西の方の人は聞いた事がない言葉かも知れないけど、こういう雪を「根雪」という。
路面がこうなるととてもバイクには乗れない。暖かい冬はこれでも日差しが当たる部分の雪は溶けるのだけど、四つ角を曲がった途端にそこが根雪地帯だったりすれば即転倒だ。寒さで身体も硬くなっているから怪我をする可能性も高くなる。昔はET-3スパイクタイヤを履いて冬でも乗っていたけど、今はとてもそんな元気はない。あの頃はイケイケだったなぁ。


2019年バイクいじりの姫始めは、伊crimaz社製ベスパスモールボディ用フロントサス・アンチダイブキットの取り付けです。
正直気温も低いし、外で作業するのも気が重いんだけど、何しろとにかく暇。本も読み飽きたし、何かやってないと気が狂いそうになる。
なので重い腰を上げ、めちゃくちゃ厚着して作業を始める。
時間があるから珍しくHow To形式で書いてみる。


キットの内容は至ってシンプル。メインのプレートは厚手のプレス打ち抜き?の鉄板に綺麗にメッキがかけられている。
これを組み付けていきます。


これが取り付け前の状態。
まずはスイングアームカバーを外す(フォークとショックのロワマウントの間にある黒い楕円のパーツ)。
そうすると現れる、フォーク側19mm、ショック側13mmのナットを外す。



普通?ならばこれでキットの取り付けに移れるんだけど、僕のET-3はショックのロワマウントのブッシュの嵌合がキツく(組んだ時に結構苦労した)、絶対にすんなり抜けないだろうと思っていたので、ベアリングプーラーを準備しておいた。


プーラーを使い外していく。やはり嵌合はかなりキツくて抜くのはかなり苦労した。プーラーのハンドルを回すのにも一苦労するくらい。



内側のブッシュも同様に。いやープーラー準備してて本当に良かった。これなかったら無事にバラせていた気がしない。



プーラーを使いながら、こんな高トルクで締めこんで絶対シャフトのネジ山痛むだろ?と思っていたけど、ブッシュが抜けた後ボルトをかけてみると案の定うまくネジ山に噛まない。
一応深刻なダメージは与えていない事を確認しながらプーラーを使ったんだけど、シャフト側のオスねじとナット側のメスねじをダイスとタップで修正。
安物のタップとダイスのセットだけど、素人がたまに使う分には十分。だし、あるのとないのでは大違い。


フロントアクスルシャフト後端のカバーを取る。このカバーは樹脂製で、マイナスドライバーでこじると簡単に外れる。




で、サクッと組み付けて完成。パチパチ。
取り付け前の画像と比べてみると分かると思うけど、フォークとショックの位置関係が変わっているでしょう?


この画像で見るともっとわかりやすいと思う。フォークとショックのロワマウントの間に通っているシャフトが従前のショックのロワマウント。それをフロントアクスルの位置にリロケートして、スイングアームのレバー比を変えるのがこのキットなんだな。


路面がこの状態なのでエンジン掛けての試走は出来てないんだけど、動作感は、スモールボディ特有の、ショックのダンピングが全く効いていないようなぶわんぶわんした動きは無くなり、停まった状態でストロークさせても動きは一発で収まる。家の脇の、雪のないアスファルトの上でエンジン掛けずにブレーキングを試してみた印象は概ね良好。

完璧にアンチダイブ化したか、例えば60km/hからフロントブレーキだけで止まれるか?といえばやはりノーズダイブはするだろうし、今まで通りリアブレーキと併用しなきゃならないと思う。
でも今までの、ブレーキレバーを握った途端に「ガクンっ」と怖いくらいに沈む動きはなくなった。サス自体もレバー比が変わったせいか以前よりよく動くようになった気もする。これは実際にエンジン掛けて走り回ってみないとはっきりした事は分からないけど。雪が少なくなったら少し走ってみます。



作業は、今回僕がゆっくりやって1時間半くらい。ショック絡みで難儀しなければ1時間かからなかったと思う。
そんなに高価な部品でもないので、興味がある方は試してみてもいいかもです。





BAD HOPの新曲2曲。
ガチのレペゼン。こないだ思い付いて数えてみたら、僕は今までの人生で14回引っ越していた。奴らはそんな僕には想像も出来ない関係なんだろうな。文字通り、一緒に死線を越えてきた仲間。
それにしてもみんなワルくていいツラ付きしてるわ。奴ら見てると墨増やしたくなるね。Barkが着てるオレンジ色の”BreatH”Tシャツ欲しい。



Hip Hopに詳しくない僕が聴いても素でカッコいいと思える曲。みんなラップ上手い(と思う)。
Hip Hopって、界隈だけで盛り上がっている感がしてどうも好きになれなかったって話は前にも書いたけど、BAD HOPはそんな垣根をぶっ壊すんじゃないか。そんな期待を持たせてくれる。
11月にやった武道館も8000枚のチケット3時間でソールドアウトだったらしいし、竹中直人がBAD HOP聴き込んでるという、僕のTwitterのTLに流れてきた怪情報も本当の事なのかも。






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