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Category: Vespa (page 1 of 8)

ET-3でラーメンツーリング(そしてまたエンジン下げた)

 

 

ET-3がバキバキに調子良くなったんで、先週の土曜日、テストランも兼ねてこいつでは超ご無沙汰、ショートツーリングに出てみた。

と言っても、たかだか7psくらいしかない125ccのスクーターなんであまり知らないルートは通りたくないので、勝手知ったる花巻-豊沢ダム-沢内の軽い山越えのルートを走る事にし、ぼちぼち肌寒くなってきた岩手路を昼前に走り出し始める。

デジタコ付きの営業車が少ないからか平日よりペースの速い県道13号を気持ちのいいペースで南下。先日交換したYSS製のサスはペースが上がると気持ち良く動いてくれる感じ。60km/h以上の速度でいい感じで走れる。

 

小一時間走って花巻に着き、向かったのは老舗、高権。山越えの前に腹ごしらえです。

 

クルマ一台がやっと通れる小路の奥にひっそりと店を構えて構えているけど、土曜の昼時には席はほぼ満席。地元の人たちに愛されている印象。

 

スープはゆるく餡が付いていて、溶き卵としいたけが入っている。優しい味。
今日び美味しいラーメンは何処でも食べられるけど、昭和の時代から続くこういう味はいつまでも食べられる訳じゃないからねー。

 

美味しいラーメンで身体を温め、目指すは豊沢ダム。花巻南温泉郷を抜けて快調に県道12号線を西進する。
クルマの少ない、軽い上りの緩いカーブを気持ちのいいペースでひらひらと走る。うん、街乗りではちょっと硬いけど、こういう走りをするには丁度いいサスだ。

 

と、ダムの手前の道端に看板が。なぬー、通行止め??あと30分早かったら通り抜けられたが、残念。せっかくだからダムの近くまで行き、来た道を引き返す。ガックシ。
まあ気持ち良く走れたから良しとするか。

 

しかし、笑っちゃうくらい自然が似合わないスクーターだな。

 

この日は結局160kmくらい走ったんだけど、70km/hで流れる田舎道なら、このくらい車体のスタビリティがあれば余裕で走破できる距離。
動力性能は平地もしくは緩い登坂は問題なし、だけど急勾配はちとキツい。3速と4速のギア比が離れ気味で、3速で引っ張って4速に入れるも失速、を繰り返す感じ。
この辺はやっぱり旧い125ccのスクーターかなぁ。

でも総じて言えば、この程度のショートツーリングは余裕でこなせる車体にはなった気がする。楽しい半日でした。

 

で、帰宅後、エンジン周りを軽くチェック。

 

 

…漏れていらっしゃいますね。マジか。

 

頭にきたので今日またエンジンを下げた。

 

 

こんな感じで漏れている。確かに結構ブン回したけど、面の出し方が甘かったんだろうか。しかしさっぱりスキル上がらないなー。

 

シリンダーベースガスケットも疑ってて、ウガガさんから取り寄せてから下げたんだけど大丈夫そうな雰囲気。

 

まあこの状態にするのに30分かからなくなってきたのでダメならまた作業します。

 

シコシコとオイルストーンで面出し…

 

これでいーんじゃねーか。

 

エンジン側も綺麗に磨き、脱脂する。

 

今回はまた純正タイプのガスケットを使う事にした。で、ささっと組み付ける。

 

10kmくらい試走したけど、取りあえずは大丈夫そう。またまた様子を見てみます。

 

しかしやっぱり手間がかかるの3台体制は大変だな、2台のベスパがもう少し落ち着いてくれればいいんだけど。

 

 

 

結構前の話なんだけど、NHKで「100分deメディア論」という番組を放送して(僕は録画だけしてまだ見ていない)。とてもいい番組だったらしいんだけど、その中で作家の高橋源一郎さんが紹介した英国でのエピソード。
英国BBCが、公共放送(それこそ日本でのNHK)なんだから、1日の最後に国家(God save the queen)を流せ、と保守党の議員に言われたのだそう。で、BBCが「わかりました」っつって流したのがSex Pistolsが演奏する同名異曲だったというね。その時の実際の映像がこれ。本当に映像で流してる。すげえ。しかもキャスター真顔だし。

ピストルズのGod~って、王室を滅茶苦茶に皮肉ってて、リリース当時はその歌詞が問題になって発売禁止にもなった曲なんだよね。それを流すかBBC。
それこそ痛烈な皮肉だし、アンタの言うことなんて素直に聞きません、という明確な意思表示でもある。笑ったなあ。こういう話、大好き。

 

 

 

 

 

ET-3のオイル漏れ修理とサスペンション交換

結構油っこい作業になりそうだったし、特に調子も悪くなかったので長らく棚上げにしていたオイル漏れの修理をした。とは言え記録によると前回この部分の作業をしたのは去年の6月だから放っておきすぎだな。反省。

 

インマニの面が出ていない風だったんだよね、去年作業した時に。ガスケット新品にして良くなればという気持ちもあったんだけど、今になって思えばめんどくさがらずにちゃんと面出ししておくべきだった。
作業して3ヶ月後にはもう漏れ出してきてたから(当時の画像がこれ)。

とは言え、2次エア吸っている様子は特になかった。アイドリングも安定していたし、フケも良く、始動性も問題ない。
ただ距離は乗るからね、ET-3には。だからオイル汚れの量もそれなりで、まあもう見て見ぬ振りも出来ねえな、という事で重い腰を上げた次第です。

 

サクサクタンク外してキャブ外して、ショックマウントも外してエンジン下げてカバーを外すとこの状態。1年で2000kmくらいの走行。

 

やっぱりインマニっぽいね。シリンダーのベースガスケットもちょっと疑っていたんだけどそれじゃなさそう。

 

で、インマニ外して粗めのオイルストーンで軽く擦ってみた際の画像がこれ。マニの縁が少し盛り上がっている。純正のインマニのガスケットは厚みのない封筒の紙みたいな材質なので、この段差をカバーできなかったんだろう。

このET-3さー、工場をラインオフした時からこの状態だったんだろうね。オドメーターが10000kmくらいの時に僕のもとに来た時には既にエンジンはオイルまみれだった。
当時は機械いじりにかまける気持ちも時間もなく、まあ言う通り調子良く走ってたから特に気にせず乗り続けてたんだけど。

まあ今回キチンと修正してあげましょう。

 

マニの面を出し、ガスケットも0.8mmの厚手のガスケット紙で製作(ちょっと雑ですな…)、組み付ける。

 

で、せっかくタンクも外したので、これまた2年前に輸入して棚上げしていたサスペンションの交換もする事に。放置し過ぎ?だって普通に走るんだもん。ぶー。

リアは何の問題もなく交換完了。

 

フロントは若干手こずった。まずはアッパーマウントのナットが外れない。ロッドと共回りしてしまうのだ。インパクトを入れるスペースは無いし、プラカバーを割って外し、ウォーターポンププライヤーでショック上部をつかみ何とか外した。

で、今度は新しいサスが付かない。ロワマウントのシルバーのカラー、ほぼ圧入?っていうくらい嵌合がキツくて。偶然古いサスに付いていたカラーが銅?真鍮?製の柔らかいもので、それを当て具にしてハンマーで叩き入れてホントに運よく無傷で組めたから良かったけど。

あ、フロントのハブ周りをバラすのも初めてだったんだけど、仕組みが分からない箇所に手をかけるのも随分慣れました。

 

で、完成。なかなか精悍なルックスですな。自由長は純正より少し長いね。メーターケーブルのアウターがクソボロなのは見なかった事にして下さい。

交換後100kmくらい走ったので今回交換したYSS製のベスパスモールボディ用のサスペンションのインプレ的なものを書くと、低中速では若干固め、というか、正直もう少し動いてくれるかな、と思ってた。大きめのギャップでは今までと変わらずにピョコピョコと車体が跳ねる。
んーちょっと期待外れだったかなーと思いながらバイパスに出た時に印象は一変した。
スピードを上げて速い交通の流れに乗った時の車体の安定感はまるで別物。例えば、片側2車線の右車線を走る時の緊張感が全然違う。まあ今までも普通に走っていたんだけど、何と言うのだろう?サスの動きに余計な遊びがない感じ?細かい路面の凹凸を上手くいなしながらすーっと滑らかに走っていく。ちょっと感動を覚えるくらいの変化だった。ちなみにプリロードは最弱(デフォルトの設定)。

今まではちょっと遠出するのは気がひけるスクーターだったんだけど、こりゃ100kmくらいのショートツーリングなら余裕でこなすな、こんなに変わるならもっと早く交換すればよかった。
低速でのバタバタも、車重も軽い車体だからね、まあそんなモンなんだろうと納得も出来た。

 

あと、エンジン。やっぱり多少は2次エア吸ってたのかな、そんなに劇的なものではなかったけど、やっぱり回り方には変化があった。微振動が減って全体の印象がマイルドになった。
漏れも多分止まった、と思う。このくらいの作業だと正直時間を作るのもなかなか難しいんだけど、やっぱりやるべき事はさっさとやっちゃわなきゃダメだね。
今度プラグの焼けも見てみます。リアブレーキのバックプレート周りとかまだオイル汚れがひどい箇所もあるのでその清掃もだな。はー忙しい。でも楽しい。

 

涼しくなってきたし、隣町までラーメンツーリングとか、いいね〜。時間作って行って来ようかな。

 

 

 

September gurls do so much
I was your butch and you were touched
I loved you well never mind
I’ve been crying all the time
December boys got it bad.

Lyrics : Alex Chilton

この曲、ごく最近まで”September Girls”だと思ってて、ずうっとそのつもりで聴いてたんだけど、実はSeptember “Gurls”なんだね。gurlsって単語は中級程度の英和辞典にも載ってないんだけど「鞭打ち」という意味で、歌詞全体を読むとアレックス・チルトンはgirlsという単語とダブルミーニングで使ったのかな?とも思える。
当時の国内盤CDの歌詞、対訳もgirlsで表記、訳してるんだよなー。

でもホントいい曲だよね。コード進行もシンプルでメロディも美しい。この曲を初めて聴いた頃のハタチそこそこの僕はまさにこの曲の”December Boy”そのものだった。懐かしいなあ。

 

【2018年9月30日追記】
どうも調べてみると、”Gurls”という単語は最近はGirlsの俗語として使われる事が多いみたいです。スラングだから辞書には載らない由。僕が書いた出典はGoogle翻訳だったんだけど。
アレックス・チルトンがどういう意味で使ったのか本当の事は分からないけど、そのまんまGirlsの意味で歌ったのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

P200Eの整備 その3

7月某日、すっかり完調にしたつもりでいたP200Eに乗ってテスト走行も兼ねて隣町までラーメンライド。
暑い日だったんだけどまあ調子は良く、往復30kmの道のりを無事走り切り帰宅。あー暑い暑い、と玄関の前にPを停め、ヘルメットを脱ぎ、家の中に入り烏龍茶をコップ一杯イッキ飲みし、タバコを一服してから家の外に出るとなんかガソリン臭い。ん?なんじゃ??と思いPの右側に周りエンジン辺りを覗き込むとガソリンがダバダバ漏れている。うわーあぶねーっつって慌てて燃料コックをoffに。

げーマジか。しかし良く無事に帰って来れたな、と結構凹みながらタンクキャップを開けてみるとガソリンが異常に減っている訳では無い。家の近くで何らかのトラブルが起きたのか、まあ燃えたり押して歩いたりしなくて済んだんだがそれにしても気分は良くない。

 

フロートニードルは新品にしてあるので、考え付く原因はフロート本体か、フロート室上側とニードルの相性が悪いか。ニードルの受けの部分にゴミを噛んでいる?取りあえずまた開けてみなきゃわからないね、凹み過ぎていてその日は何もする気が起きず、そのままPにはカバーをかけてウガガさんにフロートとニードルその他部品を発注してフテ寝した。

 

その間、前回書いた北海道旅行を挟んでまたまたキャブをバラす。もう見慣れた絵だね。
フロート室上側を外すべく、燃料ロスピゴット(燃料ホースが刺さる部分)のボルトにレンチをかけると、あれ?緩んでる??おまけに良く見るとホースが組んだ時よりロスピゴットから抜け気味になっている。この辺はしっかり組んだはずだったのに。
コックをonにしてみれば当然そこからガソリンが漏れてくる訳で。なんでかなあ??と思いながら色々確認してみると、どうも燃料ホースの長さが短く、引っ張る方向に応力が掛かっていた様。ここもかなり注意して長さを決めた筈だったんだけど、結果として今現在短いんだから修正しなきゃしゃーない。
またタンクを外して余裕を持った長さでホースを組み直す。

 

せっかく入手したフロートは、ついでなんで交換する事に。古い方はガソリンで焼けてすっかり変色している。新しいフロートにはDELLORTO SPACOの刻印がある。デロルト純正品と考えてもいいのかな。

 

新旧比較。ニードルを引っ掛けるスリットの向きが90°変わっている。僕は学生の頃物理苦手だったけど、フロートの動きを考えると新型の方が理に適っている様な気がする。
古い方はスリット付近にバリが出てるね、カッターで修正して部品ストック箱の中に入れた。

 

さて、これでバッチリだろう、満を持してテストラン。うん、調子はバッチリだ。アクセルoffやパーシャルからの開け直しでも息付きする事も無く、上まで綺麗にキッチリ吹ける。プラグ(BR6ES)もこんがりキツネ色に焼けている。カブりも全くない。

盆明けの空気はもう秋の気配で、Tシャツだけだと少し涼しいくらい。でも空冷のオートバイにはこのくらいの気温の方が優しいのだろう。田んぼの中の田舎道を、流れに乗ってのんびりと流すのは大層気持ちいい。旧い造りの空冷2ストローク単気筒エンジンは決して乗り手をせかす事なく、穏やかなパルスで回り続ける。改めて思うけど、これ滅茶苦茶いいバイクだ。仲間みんなに勧めたいくらい。でも田舎にはベスパを整備出来るショップが無いんだよなあ、悲しい事に。

 

と、秋風に吹かれ走りながらふと昔を思い出す。バイクに乗り始めた頃、初めて自分でいじったのがキャブレターだった。友達4人くらい集まってみんなでバラしたっけ。
特に調子悪くなかったのよ、みんなのバイク。でも自分で触ってみたくて、わざわざ工具買ってバラして、で、却って調子悪くしてね。笑うよね。キャブクリーナ-が目に入って悶絶している奴もいたなあ、そう言えば。

なんか、あの頃からなんにも変ってないなぁ、こうやって考えると。やっている事も、興味を持つ事も。もう30年以上前の事なんだけどね。その割にスキルがさっぱり上がっていないのはご愛嬌だけど。
ここまで来たらもう死ぬまでこのまま行けるかな、あの頃はそれがひとつの夢だったから。

 

行けるといいなあ。

 

西陽を浴びるハンドチェンジ・ブラザーズ。これからもよろしくね。

 

 

 

以前シェアしたライブ動画が、悲しい事にいつの間にか閲覧出来なくなっていたのでオフィシャルのPVを。と言っても、アップロードしたのはどうやら公式じゃないけど。
このテイク、レアトラックって訳じゃないけど、オリジナルアルバムには収録されてないし、多分当時7inchシングルオンリーのリリースだったんじゃないかなあ?活動休止後に出たベスト盤的なのには入ってるのかな?僕はこのテイク、CDでは持ってない。VHSのビデオテープでは持っていたけど、今ではそれを再生する機器がない。

秋口になるといつもこの曲を聴きたくなる。少し物悲しいけど好きな季節だなあ。

 

 

 

 

 

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