家に1台も動くバイクが無いというのも、自家用車を持っていない立場としては滅茶苦茶不便なので(僕の営業車には名前が入っていて「こないだあそこ走ってなかった?」みたいな事をよく言われる、結構やなモンです)、時間を作ってまずはET-3の修理をやっつけてしまう。

ピックアップコイルの交換はそんなに難しい作業じゃない。フライホイールカバーを外し、フライホイールを外せばステーターにアクセス出来るので、あとはプラスビスで留まっているピックアップコイルを外し、赤と緑の配線をはんだ付けしてやるだけ。




久々にステーターとご対面。数年前に国産のハーネスを使ってヴェローチェさんに引き直してもらった配線は当然のごとく全然綺麗。安心安心。




この黒くて四角い部品がピックアップコイル。こいつを交換して、また組み戻す。

各部のネジ類に締め忘れがない事、組み忘れた部品がない事を確認し、キック。いつも通り2発で始動。うおっしゃー。
試運転すると、なんだか以前より調子良くなっている気がするのはきっとプラシーボ効果だけど、アイドリングが安定したのは気のせいじゃないと思うんだよなあ。2次エアを吸っているような感じで安定しなかったアイドリングがピタッと安定してするようになった。逝く前兆だったのかな?よく分からないけど。
このピックアップコイルは、以前不動になった時に新品に替えた奴だから、3年、距離にして3000kmくらいかなあ?で壊れたという事になる。それが長いのか短いのかはよく分からないけど、まあそういう事もあるでしょう。
近くにベスパを修理出来るショップがない土地に住んでいる人はこの程度の整備、修理は自分で出来ないと維持出来ないんだろうなー。やはり結構ハードル高いかも。




今日も用足しのため市内を走り回りました。Tシャツ一枚でバイクに乗れるこの季節は大変気持ちがよろしい。無事直って良かったよ、次はPパイセンに手を掛けてあげよう。




【追伸・私信】
結構込み入った話なんですよ。じゃなきゃ僕もいつもの様に放っておいたと思います。
でもまあ、僕はどこに行っても、どんな状況に置かれても、今までやってきた通りの僕でいる事しか出来なさそうです。ご安心ください。





最近時間があるとマン島TTレースの動画をよく観る。
マン島TTとはイギリスにあるマン島で行われる公道レースで、レースとしては世界最古の歴史があるのだという。
どんなレースかということは動画を観てもらえば分かると思うんだけど…ひと言で言えばクレイジーだ。まさに命がけ、というか、100年余の歴史の中で250人以上の人が亡くなっているというのだから、命がけという言葉ですら開催者や参加者の心持ちを表すには軽過ぎる。
バイクもタイヤも性能が上がり、直線での最高速度は200mphに達するのだという。時速でいうと320km/hだ。セイフティゾーンもクラッシュパッドも満足にないコースをそのスピードで走る事って…

公道だから路面も荒れているしうねりもある。クリッピングポイントに大きなうねりのあるコーナーがあって、そのコーナーをジャンプしながら、恐らく200km/h以上のスピードでパスしていくのだ。これをクレイジーと言わずに何と言えばいいのか。動画のタイトルはまんまの”Insane Race”、直訳すればキチガイレース、だ。

流石に近年は将来が危ぶまれているらしいんだけど、それでも許される限り運営は開催し続けるのだろうし、ライダーは走り続けるんだと思う。もっと他の生き方あるんじゃないの?なんて思うのは野暮なんだろうな。もちろん程度の差こそあれ、乗らない人から見たら僕たちも同類なんだろうしね。乗らない人には何で暑くて寒くて危ない乗り物に好き好んで乗るのか、意味わからないと思うもん。


あー早くSR戻ってこないかな。ちゃんとしたバイクに乗りたくなってきた。流石にこんなには飛ばさないけど。