Joyride

For the people who want to go somewhere, not here!

Month: 10月 2018

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件の試験まで残りひと月を切り、正直blogなんて書いている場合じゃないんだけど、無性に書きたくなって更新です。テスト前になると部屋の片付け始める中学生みたいだね。まー精神年齢、あの頃とあまり変わってない気がするし、そういう事なんでしょう、きっと。
今年の秋は気持ちよく晴れた日が多く、湿度も低く空気も澄んでいるから岩手山もよく見える。今年の秋はいい秋だ。

 

日曜日、お世話になっているショップのツーリングがあって、SRで遠野まで行ってきた。天気にも恵まれて、紅葉がぼちぼち始まった岩手路をまあ気持ち良く走れて楽しかった。詳しくはこちら(ショップのblogに飛びます)。
つーか勉強しろよお前。

 

 

 

 

ツーリングの休憩中なんかも感じたんだけど、やっぱり僕は若いコが好きなんだな。SR仲間に大学受験を5浪中、という豪快な生き方してるバカ(褒めてます)が居るんだけど、もう滅茶苦茶可愛くって。つーかおめー今年こそは受かれよ、受かっちゃってから心置きなく遊ぼうぜ、とか奴の肩をグーでぐりぐりしたりしてじゃれてた。

 

若いコって、これからじゃない?何もかもが。まあ人生楽しい事も多いけど辛かったり悲しかったりする事もたくさんある、努力して報われる事もあればいくら強く願っても叶わない想いもある。でもそういうのも全部ひっくるめて、僕みたいな薄汚れたおっさんから見るとみんなキラキラ輝いてるんだよな、眩しいくらいに。どんな人でもね。
そういうの見ると、何かが胸にこみ上げてくる。何と言えばいいのだろう?敢えて言葉にするならば、それぞれにそれぞれの人生をより良く全うして欲しいな、という気持ちなんだけど。

何故そういう想いが自分の胸にこみ上げてくるのかは分からない。でも、若いコを見ている時はいつもはっきりと感じる。以前書いたBAD HOPの境遇を知った時に感じたのも同じ種類の感情だった。
まあ日々自分の子供たちを見ている時に一番感じるんだけど。

 

このグローブ、いいでしょ?映画「アウトサイダー」だね。ステイ・ゴールド。
え?僕、あの映画のダラスみたいな立ち位置なんだろか?いや、そんなにカッコ良くないか。

 

 

 

 

今年の春に、僕は物理的に、いわゆる「実家」をなくし、夏に精神的にそれをなくした。ビルディングを解体する時に爆破してやるやり方があるでしょう、あんな感じに、それまでそこにあったと思っていたものががらがらと崩れ落ちた。他人事みたいに書くけど、それはそれは見事な壊れっぷりだった。
48年間生きてきた基盤みたいなものが跡形もなく崩れ去る、というのは、実際にしてみるとなかなかパンチの効いた経験で。その様子を傍らで見ていた妻でさえすっかり僕に同情していたから(かなりのレアケース)、すっかりノックダウンされて仰向けに倒れた僕が特段に弱いというわけではないと思う。

今改めて振り返ってみると、自我が目覚めた辺りから、僕には”Home”なんて無かったよなあ、とも思うから、考えようによってははなから無かったものを、さも実在するかのように取り繕っていた糸がほどけただけなのかな、という気もして、よく考えてみればこんなんその辺に転がっている犬も食わない三文芝居だな、とも思えたから、一日強い酒を飲み続けて荒れて、一週間くらい落ち込んで、あとは忘れる事にした。

 

いや、三文芝居を大根役者なりに一生懸命演じていたんだけど。でも、なくなってしまったものの事をああだこうだ考えても仕方ないのだ。大事なのはこれからどう生きるか、だ。

 

さっき”Home”って書いたけど、丁度いい日本語を思いつけなかったんだよね、家族、違う、我が家、ダメだ、家庭、うーん。絆、全然ダメ。
僕が想像したのは、何と言うのだろう、居場所、みたいな物理的なものじゃなく、こころの中にある原点、というか、野球のホームベースみたいなもの、というか。ただの五角形の白い板なんだけど、それがなければ試合も出来ないもの、というか。
意味合い的には「ふるさと」という日本語が一番フィーリングに合うだろうか。まあ僕には故郷もないのだけれど。

うまく言えないけど、まあとにかく、せめて自分の子供たちにはしっかりとした”Home”でありたいなあ、と改めて思ったんです。騒動のあとの逡巡の結果ね。

 

ふたりの子供たちは、これから先も自分の人生を生きる。出来るところまではサポートするけれど、一挙手一投足まですべてに面倒を見ることができる訳では当然ない。
ましてや、いつかは自立してひとりで人生という旅路を歩いていかなくてはならない。と言うか、そうやって歩いて行くことこそが子供たちの人生だ。

 

それを、喜んだり悲しんだり、やきもきしたり冷や冷やしたりしながらもずっと見守ってあげることがふたりの父親たる僕の人生だし、それこそが”Home”の役割なのかな、なんて思う。
帰属しないし、依存しない。でもそれぞれのこころの中には確固としてある。すごく微妙で、絶妙な距離感。お前それちゃんと出来てんの?と聞かれれば、正直自信はない。でもトライはしたいし、しているつもり。奴らはなんて思ってるかわかんないけどさ。

 

そう、だから、ここで言う”Home”は物理的なものではない。でもとても大事な事なんだとも思う。正直書きたい事を書けている気はあまりしないんだけど、読んでくれている人には伝わるかなあ。伝わるといいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日々 2018年10月

 

先日、県南の街で好きなミュージシャンのライブがあって。電車で1時間かけてその街まで行ってきた。
東北本線なんて久しぶりに乗るから事情よく分かってなかったんだけど、盛岡から会場がある奥州市まで行く電車、2時間に1本くらいしか走ってないのね、なので17時30分オープンのライブだったんだけど水沢駅に降り立ったのが16時。時間もあるし、ライブ前に腹ごしらえするべえと駅を出た僕は愕然とした。

 

開いている店が無い。

 

チェーン店の居酒屋がその時間にもう営業を始めてて、でもその他にものを食べられそうな店は一件も無くて。というか、駅前の商店街とか8割がたの店はシャッターを降ろしている。駅前にはパチンコ屋はおろかコンビニすらない。

 

小さいとはいえひとつの市の駅前にだよ?なんなんだこれは。

 

奥州市(昔の水沢市ね)に来たのなんて10年以上ぶりだけど、ここまで寂れてた記憶はない。いや、東北で一番栄えている仙台だって郊外化が進んではいるし、奥州だって国道のバイパス沿いにはそれなりに店舗や人通りはあるけど。でもこりゃまるっきり廃墟じゃないか。
10年前だって栄えていた訳ではなかったけど、その10年の間に過疎化がさらに進み、街は疲弊していったという事なのだろう。

 

ライブ会場までの5分くらいの道のりを歩きながらも気分はどんどん落ちてゆく。さっき8割って書いたけど、商店街をずうっと歩いてみたら9割以上の店舗のシャッターが降りていた。休日の夕方なのに人も全然歩いていない。
会場の場所を確認し、それでも開演まで時間はたっぷりあったから、ようやく見つけたコンビニでチキンを買って食べ、その時には既に気分はかなりやさぐれていたので迷う事なくビールを飲む。夕暮れ時の寂れた街の外れにあるコンビニの前でひとりでビールを飲みながら感じる寂寥感は相当なものだった。せっかく楽しみにしていたライブの前なのになあ。

 

僕の精神状態のせいでそう感じたのではないと思うけど、ステージはちょっと荒れた手触りだった。氏のアコースティック・ソロを観たのは21年?22年?振りだけど、そのステージで頭をガツンとやられて、その時以来のファンで。だから今回のライブもものすごく楽しみにしていたんだよね。
演奏は素晴らしかったよ。ギタープレイも神がかっていた。でも心の底から楽しめなかったのは何故なのか、本当の理由が何だったのかは僕にも未だに分からない。

 

氏には会場のキャパが、色んな意味で小さすぎたのかな、という気はした。観客も20人居なかったらしいし。まあこの小ささのおかげで、憧れのミュージシャンとひと言ふた事言葉を交わすことも出来たんだけど。
次、機会があるとしたら、当初の予定通り仙台か弘前で観たいなあ。

 

 

 

少し体重が減った。ぐへへ。
Max時から3kg減。あと2ヶ月で-2kgいけんじゃね?そしたら目標達成なんじゃね?とか一瞬思ったが、ここ10日ばかり体重は一進一退。
まあこればかりはやれる事をコツコツと続けるしかないんでね、雪が降りだす12月まで、食事に気を遣い適度な運動を続けようかなと思ってます。

 

 

で、今日はSRをいじる。今月ショップのツーリングがあるんだよね、その準備を兼ねて。
外していたセンタースタンドを付けた。余裕かな、と思ってツナギも着ないで作業始めたけど失敗だった。結構難儀して、部屋着のジャージはすっかり汚れた。

 

バッテリープレートも取り付ける。この部分、DIY的に自作部品で組んでいたんだけど、不安なく長距離を走るための準備として市販品を手に入れておいたのだ。
振動も多いバイクなんでね。

 

これで長距離も安心。今年は正直500kmくらいしか乗ってないけど、来年は泊りがけのツーリングに行くぞ。

 

リアフェンダーの前部にひっそりとショップのステッカーも貼り…

 

小雨が降っていたのでカーポートの下で久しぶりにエンジンをかける。やっぱりセンタースタンドあると整備はラクだな、空気圧点検も楽チン。
さて、ツーリングの日は晴れますように。

 

 

 

 

目に見えるものだけを
信じてはいけないよ
人生の岐路に立つ標識は
在りゃせぬ

どんな事をして誰といても
この身はあなたと共にある
一人で歩まねばならぬ道でも
あなたの声が聞こえる

It’s a lonely road
You are every song
これは事実

宇多田ヒカル「道」 作詩・作曲 宇多田ヒカル

 

この人がデビューした時のことは良く覚えていて。本当に凄かったんだよ、当時はまだシーンを俯瞰するような聴き方をしていたから分かったんだけど、「女性シンガー」って属性が主な売りだった方々(失礼な言い方だけど)の魅力が一瞬にして消え去るくらいの破壊力だったんだ。
メディアの煽りも凄くてね、どこを見ても天才少女現る、の文字一色で。僕は当時まだ屈折したロック青年で、素直にいいと言えなくて、それでもしっかりCDは買ったもんなあ。実際よく聴いてもいた。

当時読んでいた「噂の眞相」という雑誌に、三田格さんというライターが「今月のRockin’ Off」とかいうフザケたコラムを書いていて。その月にリリースされた音楽を3行くらいの短文で小馬鹿にした調子でこき下ろす体のコラムだったんだけど、彼女の1st.アルバムが出た時、氏は「16歳の少女がこんな音楽を作るということの理由をもう少し良く考えた方がいい」といった趣旨の文章を書いた。
そのコラムでそんな真面目な文章を見たのは後にも先にもその時きりだったから、妙に心に引っかかってずっと覚えていた。

彼女のお母さんが亡くなった際に彼女がオフィシャルで出したコメントを読んだ時に真っ先に思い出したのは、件のコラムの一文だった。少なからずのショックを受けたし、その時、何かを表す時に天才(的)という言葉は金輪際使わないと決めた。
そして、この曲。”You are every song / これは事実”って歌ってるからね。そのまんま。

確かに才能のある方なんだろう。色んな想いがあるのは誰だって想像できるだろう、ましてや感受性が常人の比じゃないくらい強い方だ。一面にはどんなネガティブな感情があっただろう事は考えるだけで僕なんかは言葉が出なくなる。
それを、こんなに平易な言葉で、しかも聴き手に想像する余地を残した形で完璧なポップソングにする事ができるのだから。

 

そういやこないだ新しいアルバム出たんだよなあ。聴いてみようかな。

 

 

 

 

 

ET-3でラーメンツーリング(そしてまたエンジン下げた)

 

 

ET-3がバキバキに調子良くなったんで、先週の土曜日、テストランも兼ねてこいつでは超ご無沙汰、ショートツーリングに出てみた。

と言っても、たかだか7psくらいしかない125ccのスクーターなんであまり知らないルートは通りたくないので、勝手知ったる花巻-豊沢ダム-沢内の軽い山越えのルートを走る事にし、ぼちぼち肌寒くなってきた岩手路を昼前に走り出し始める。

デジタコ付きの営業車が少ないからか平日よりペースの速い県道13号を気持ちのいいペースで南下。先日交換したYSS製のサスはペースが上がると気持ち良く動いてくれる感じ。60km/h以上の速度でいい感じで走れる。

 

小一時間走って花巻に着き、向かったのは老舗、高権。山越えの前に腹ごしらえです。

 

クルマ一台がやっと通れる小路の奥にひっそりと店を構えて構えているけど、土曜の昼時には席はほぼ満席。地元の人たちに愛されている印象。

 

スープはゆるく餡が付いていて、溶き卵としいたけが入っている。優しい味。
今日び美味しいラーメンは何処でも食べられるけど、昭和の時代から続くこういう味はいつまでも食べられる訳じゃないからねー。

 

美味しいラーメンで身体を温め、目指すは豊沢ダム。花巻南温泉郷を抜けて快調に県道12号線を西進する。
クルマの少ない、軽い上りの緩いカーブを気持ちのいいペースでひらひらと走る。うん、街乗りではちょっと硬いけど、こういう走りをするには丁度いいサスだ。

 

と、ダムの手前の道端に看板が。なぬー、通行止め??あと30分早かったら通り抜けられたが、残念。せっかくだからダムの近くまで行き、来た道を引き返す。ガックシ。
まあ気持ち良く走れたから良しとするか。

 

しかし、笑っちゃうくらい自然が似合わないスクーターだな。

 

この日は結局160kmくらい走ったんだけど、70km/hで流れる田舎道なら、このくらい車体のスタビリティがあれば余裕で走破できる距離。
動力性能は平地もしくは緩い登坂は問題なし、だけど急勾配はちとキツい。3速と4速のギア比が離れ気味で、3速で引っ張って4速に入れるも失速、を繰り返す感じ。
この辺はやっぱり旧い125ccのスクーターかなぁ。

でも総じて言えば、この程度のショートツーリングは余裕でこなせる車体にはなった気がする。楽しい半日でした。

 

で、帰宅後、エンジン周りを軽くチェック。

 

 

…漏れていらっしゃいますね。マジか。

 

頭にきたので今日またエンジンを下げた。

 

 

こんな感じで漏れている。確かに結構ブン回したけど、面の出し方が甘かったんだろうか。しかしさっぱりスキル上がらないなー。

 

シリンダーベースガスケットも疑ってて、ウガガさんから取り寄せてから下げたんだけど大丈夫そうな雰囲気。

 

まあこの状態にするのに30分かからなくなってきたのでダメならまた作業します。

 

シコシコとオイルストーンで面出し…

 

これでいーんじゃねーか。

 

エンジン側も綺麗に磨き、脱脂する。

 

今回はまた純正タイプのガスケットを使う事にした。で、ささっと組み付ける。

 

10kmくらい試走したけど、取りあえずは大丈夫そう。またまた様子を見てみます。

 

しかしやっぱり手間がかかるの3台体制は大変だな、2台のベスパがもう少し落ち着いてくれればいいんだけど。

 

 

 

結構前の話なんだけど、NHKで「100分deメディア論」という番組を放送して(僕は録画だけしてまだ見ていない)。とてもいい番組だったらしいんだけど、その中で作家の高橋源一郎さんが紹介した英国でのエピソード。
英国BBCが、公共放送(それこそ日本でのNHK)なんだから、1日の最後に国家(God save the queen)を流せ、と保守党の議員に言われたのだそう。で、BBCが「わかりました」っつって流したのがSex Pistolsが演奏する同名異曲だったというね。その時の実際の映像がこれ。本当に映像で流してる。すげえ。しかもキャスター真顔だし。

ピストルズのGod~って、王室を滅茶苦茶に皮肉ってて、リリース当時はその歌詞が問題になって発売禁止にもなった曲なんだよね。それを流すかBBC。
それこそ痛烈な皮肉だし、アンタの言うことなんて素直に聞きません、という明確な意思表示でもある。笑ったなあ。こういう話、大好き。

 

 

 

 

 

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