Joyride

For the people who want to go somewhere, not here!

Month: 9月 2017

留学生のホストファミリーになった話

 

時の経つのは早くって、本当にあっという間に季節も移ろいでいく。
さっぱり夏らしくなかった今年の夏は引き際もあっさりとしていて、残暑の「ざ」の字も感じさせないまま日々触れる空気はすっかり秋の気配だ。
今日もSRでカントリーライドしてきたんだけど、山の中はもう風が冷たくってね、サーマルロンTeeに半袖重ね着の上にダブルのライダースという恰好では肌寒いくらいだった。一服の時に飲む缶コーヒーはもうホット一確。
こりゃぼやぼやしてるとあっという間に爺さんだね。

 

8月の末から9月頭にかけての8日間、息子が通っている高校で交換留学の行事があり、我が家でも留学生を受け入れる事にした。いわゆるホストファミリー。
我が家は妻がこういう行事ごとに熱心でね、まあ僕も嫌いじゃないし面白そうだったから快諾。半年くらい前から色々と準備を進めていた。

ステイする留学生には朝昼晩と食事を用意しなければならないし、丸一日自由行動の日は観光にも連れていかなければならない。渡すお土産は何がいいかなあ?等々考えなければならない事は結構多かったが、時間はあったのでネットや過去にホストファミリーになった事がある知人などから情報を収集。楽しみながらあれこれ考えた。

我が家は共働きなので実家の僕のお袋にヘルプを依頼するとこれまた快諾してくれ、期間中はずっと家に居てくれる事になった。ノリのいい家族で良かった。

 

受け入れたのは上海在住の17歳の男の子。なんでも中国で2番目に学力レベルが高い大学の付属高校に通っているそうで、事前に送られてきたプロフィールが書かれたペーパーの顔写真は何とも利発そうな少年だった。
近年の経済発展もあるし、元々上海は共産主義国の中国の中でも異例とも言えるほど歴史的に経済活動が盛んな都市である。きっと裕福な家庭のご子息なんだろうね〜などと話しながら彼(以下Z君)がやってくる日を待った。

 

ホームステイが始まる日、僕たちは家族全員で駅までZ君を迎えに行った。
コミュニケーションは英語でしなければならないんだろうな、と思っていた。お互いそれぞれの母国語は話せないだろうなと想像していたからだ。と言うか、僕たちは中国語はからっきしだ。いや、英語もかなり不自由なんだけど。
初対面の時、一家の主としてまずは僕が先陣を切って挨拶しなければならない、やべーなぁ、大丈夫かオレ?などと緊張しながら対面の時を待っているとZ君が現れた。

な、ないすとぅーみーちゅー、などとたどたどしい英語で話しかけると、Z君はしっかりとした日本語で「はじめまして、よろしくおねがいします」と返してきた。

え、日本語話せるの!しかも上手い!

 

そう、彼に会って一番最初に、一番びっくりしたのが語学が堪能な事だった。英語はネイティブ並、日本語も日常生活に不自由ない程度には話せる。17歳にしてトリリンガルである。
聞けば、彼の地では英語は小学校から学ぶのだそうだ(恐らく上流階級の子供が通う学校でのみだとは思うが)。で、高校では日本語も勉強するのだとか。

学習に対する意識も高く、Z君の家庭では勉強のため夜の7時から8時までの間は家族間でも英語でしか話さないのだという。それを流暢な英語で話された僕たちは「おおー」「マジか」「すげー」などと(日本語で)感嘆符を口にした。
日本にいる間も、昼間は学校でしっかり勉強し、帰宅後晩飯の後に団欒を楽しむと、ステイの間貸す事にしていた息子の部屋にいそいそと上がって行って遅くまで勉強していた。

これは、僕にとっては文字通りのカルチャーショックだった。確かに通っている高校だって日本で言えば灘とか開成レベルの進学校なんだろうけど、それだけではなく会話の端々にしっかりと「世界」を見据えている事が見て取れた。僕の息子も一応は私立校の進学クラスに通ってはいるのだけど全然心意気が違う。
まあ日本という島国の、しかも地方都市でしか暮らしたことのない息子と比べるのはちょっと可哀想ではあるんだけど、それはまごう事無き現実なのだ。
日本が良くも悪くも島国である事も実感したなあ。本当に良くも悪くも。

 

Z君は優しくて知的で礼儀正しくて、ちょっとシャイなとても素敵な少年だった。日本に来たのは初めてではなかった様だけど初めはかなり緊張していて(当たり前だ)表情も固かったりしたのだけれど、ステイ後半は随分慣れてきていた様に見えた。
僕はZ君のお陰で中国人が好きになった。まあ日本人と一緒で色んな奴がいるんだろうけどね、それはきっと世界中何処に行っても同じなのだろうし。

Z君がステイ中はお袋が大活躍で。カルチャースクールみたいな所で英会話を習っていた事があるみたいで、我が家のメンバーの中で一番会話が出来た。おばあちゃんだからコミュニケーションも上手いし。彼女は市井の市民の間の日中友好に多大なる貢献をした。

 

終日自由行動の日。姪っ子も連れ出してみんなで出歩いた。わざと田舎道を走って御所湖方面に。Z君は車窓を眺めながら、盛岡は景色も空気も綺麗です、何より空が綺麗です、と言っていた。上海と違って田舎だからさー、なんて返したけど。
その後ショッピングモールに行ってプリクラ撮影会(娘の提案)。アレすっごい日本的だもんな。いいアイディア。

最終日に、僕は家族を代表して、心からの謝意と、家族全員がZ君に対して好意を持ったことを拙い英語で伝え、お土産として用意した南部鉄器の風鈴を渡した。僕は中国語を話せないから、紙に「多謝、再見」と書いた。Z君はしっかりした日本語で「感激しました、ありがとうございます」と返してくれた。

 

 

実はZ君は日本の大学に進学したいと思っているらしく。おーんじゃ連絡先交換しようぜ、という事になったんだがこれがなかなか難しい。SkypeもGmailも中国じゃ使えないんだってね。どうするべ、と悩んだんだけど何とLINEがイケた。LINEって韓国の企業で提供しているサービスなのよね確か。
早速娘が招待で6人のグループを作ってくれ、未だにたまにやり取りしている。

 

 

 

ウェブサイトのURLの最初に付くwww.は、World Wide Webの略。世界中にクモの巣の様に広がるネットワーク、の意だという事なんだけど、まだ僕がインターネットというものに好意しか持っていなかった頃は僕にとってはwww.とはWhole Wide Worldの略だった。直訳すると「この広き世界」という感じだろうか。出典はこの曲ね。
まあ今ではそんなに好意だけ持てなくなっちゃったけどね。
それでもいい曲なんだよな、この曲。Wreckless Eric(向う見ずなエリック)という芸名やら豹柄のセットアップの衣装とか、B級っぽさ満点なんだけど、大好き。’70年代のイギリスのパブロッカーで、僕はこのアルバムしか持ってないし好きなのもこの曲だけなんだけど。
使ってるコードはふたつだけだからね!

 

 

 

 

 

にほんブログ村 バイクブログ ベスパへ

キューブのマフラー交換

なんだか最近体調がすぐれなくって、まあここしばらくちょっと忙しかったから疲れているんだとは思うんだけど、今朝もあーだりいなーと布団の中でゴロゴロまどろんでいたら妻からLINE。
曰く「車のマフラーが壊れました。起きたら連絡ください。」との事。

クルマの事ほとんど分からない妻がマフラー壊れたって言ってんだから、穴空いて音が多少うるさくなったとかのレベルじゃなくもう折れちゃってんだろうなぁ〜と寝ぼけた頭で判断、速攻で電話する。
いずれクルマを見てみない事には何も出来ないし、パーツを発注するにしても車検証が要る。とにかくそっち行くから、と告げ、パパッと準備してクラウンで妻の職場に向かう。

案の定、リアマフラーがセンターパイプと繋がるフランジの所でポッキリ折れていた。あーこりゃ交換するしかないね、仕事終わるまでに直しておくから、という事でクルマを妻のキューブに乗り換えボーボー音をさせながら日産の部品共販に向かう。

家からクルマで15分くらいのところにある共販で車検証を見せて「リアマフラーとガスケット、ナットふたつお願いします」と告げると、しばらくパソコンをカタカタ操作していた窓口の人から「すいませんリアマフラーの在庫がありません、メーカーにはあるので明日の入荷になります」と告げられる。

マジか、Z11キューブくらいの車種だったら在庫あるモンだとタカくくって何も確認しないで出向いてきたのが悪かったのか、いずれにしても今日直せないじゃん。
次の休みは明後日、それまで妻にこの爆音キューブで通勤してもらうしかないのか。
つか、どうせ時間かかるのならネットで社外純正相当品買ったほうがお得じゃね??と思い付き、ちなみにマフラーのお値段幾らですか?と聞いてみると¥35,000ちょっとするという。

マジか×2、今純正マフラーってそんな高いんだ、とちょっとビビる。夕方の4時までに発注すれば明日届くとの事なので一旦家に戻って色々調べてみる事にする。

 

昔から純正相当社外品のマフラーってかなり安価で買えたのね、ヤフオクとかで。もっと前には普通に部品商で売っていた。いちいち純正品で、って伝えないと普通に社外品を出してくる部品商もあった。昔乗ってた軽トラのマフラーはそんな部品で直した記憶がある。ちなみにキューブ辺りだと定価の半額くらいで売られている。というか純正マフラーなんて買った事なかったからこんなに高価だとは知らなかった。
でも少し前にリサーチした結果、今は昔ほど出回っていない事も知っていた。ホントめっきり見なくなったのね。何故なんだろう?純正相当社外品ってメーカーの部品を造っている工場がメーカーを通さないでインターネットなどで売っている印象があったけど、メーカーからそういうのやめてって通達が来た?まあそうだとしたら理由も分からなくはない。寸法とか構造なんかは当然自動車メーカーの指示で作っていたのだろうから、その部品の著作権的なものはメーカーが持っていて然るべきだ。
ちょっとその辺法的にどうなのかとか僕は詳しく分からないけど、きっと今までがおかしかったんだろな。

そんな状況だから、家のパソコンで調べても我が家のキューブにバッチリ適合する純正相当社外品のマフラーは見つけられなかった。1400cc、4ATのモデルのは出てるんだよね、我が家のは1500のCVT。形状が似ているから多分合いそうな気はするんだけど、部品番号も微妙に違うしそんな冒険する勇気もない。

うむ〜と唸りながらパソコンのモニタを眺める。と、数は多くないけど中古品がヤフオクに出品されている事に気が付いた。その中でもHR15DEエンジン搭載モデル用の出品は更に少ない。
お、これ1500用じゃん、値段も高くない。出品地は?げ、マジ??岩手県じゃん!
なんと奇跡的にヤフオクで隣町のリサイクルパーツ業者が出品している、型式もビンゴの商品と巡り合ってしまった。

早速業者に電話してみると丁寧に対応してくれ、適合まで調べてくれた。在庫もあってキープしてくれると言う。よっしゃ、これで今日中に直せる。早速爆音キューブを駆り隣町に向かった。

これがその中古マフラー。値段は税込5000円。業者が売っている動作保障品としては安いだろ、送料もかかってないし。

今までのマフラーが折れたフランジの部分も状態は悪くない。
と言うか、在庫がない〜の純正部品値段が高い〜の純正相当社外品は見つからない〜の、つか今日中に直せないじゃん!っていう事態から何故こんなむしろめっちゃラッキーな状況になっているのか意味が分からない。僕、徳を積むみたいな事何一つしてないぞ、自慢じゃないが。ロクでなし〜な感じでダメ〜な大人だらだらやってただけなのに。自分のヒキが怖い。
ちょっと前にSRのマフラーを塗り替えた時の耐熱塗料と紙ヤスリが残っていたのでざっと錆を落とし気休めに耐熱塗料を吹いたら、中古のマフラーがなんだか大層立派な部品に見えてきた。

 

さりとて世の中は上手い具合に出来ている。人生いい事ばかりはありゃあしないのである。
経験上作業前から分かっていたけど、錆びて折れるほど酷使されたマフラーの取り付けボルトナットなどは錆でガチガチに固着しているのが通り相場なのだ。当然今回もそのような状態で、浸透潤滑剤をたっぷりとスプレーしてスパナを掛けて回そうとしてもビクともしない。
ふたつのナットのうちひとつはインパクトで何とか外す事が出来たが片方はナットの角が舐めてしまった。さてどうしよう。プロなら酸素で焼き切るんだろうけどそんなものは持っていない。仕方ない、サンダーで頭落とすか。

なんてさらっと書いたけど、狭いクルマの下でサンダーを使うのはかなり、というか滅茶苦茶パンチの効いた作業だ。やった事がある人なら分かると思うけど。
火花が飛んできて熱い!狭いスペースに寝っ転がりながら火花を避けても削りカスが顔に飛んでくる。痛い!そしてそもそも僕は体調が良くないのだ。

 

1時間格闘してようやく取り外したフランジの残骸がこちら。何だか画像を見ているだけで憎たらしい。

 

外すものを外してしまえばマフラーの取り付けは難しい作業じゃない。サクッと組み付けて完成。作業後はマジでふらふら。死にそうだった。

が、エンジンオイルが交換時期を過ぎているのを見つけてしまい仕方なくそれもやっつける。あれ、エレメントもしばらく換えてねぇよなあ、そっちもか。
横着こいてアンダーカバー外さないでエレメント外そうとしたら手が滑り、顔面にオイルが垂れてきた。何のプレイだよ。切ない。勘弁してくれよもう。
つか、疲れた時は無理しない方がいいね、何事も。

 

ちなみに最近キューブに使うオイルはペール缶で買っている。ノーブランドなれど100%化学合成油の5w20で送料込7600円。安い。
キューブは密かに年間15000km以上走るからね、年に3回はオイル交換するんだよ(交換スパンは5000km毎)。交換の度に買いに行かなくてもいいし、普段使いの国産車ならこれで十分だろ。

 

 

作業後の充実感はまあそれなりにあったし安く上がったしねー、飲んでるいいちこで作ったレモンサワーも旨いっちゃあ旨いんだけど、元々予定外のイレギュラーな作業だったし疲れた。明日の事を考えて今日は早く寝よう。

 

 

 

 

にほんブログ村 バイクブログ ベスパへ
にほんブログ村

© 2018 Joyride

Theme by Anders NorenUp ↑