重すぎる腰を上げてようやくVespaに手をかけた。
言い訳する訳じゃないんだけど何かと忙しくてね、やっぱり年明けに親父が亡くなったのが尾を引いているんだと思うんだけど。
で、想定外にSRのキャブ換えちゃったりしちゃったモンだから(換えたらやっぱり乗りたくなるしね)哀れなVespaは後回しにされちゃってました。
ここはひとつ気合を入れて作業する。梅雨に入る前にやっつけたかったしね。

 

前回(もう半年前の話だ)、インマニにベローゴムをセット出来ずに作業が中断してたんだけど、作業のイメトレはずっとしてた。
ベローゴムに関しては、シリコングリスを塗布して滑りを良くすればいいんじゃね?と考え、冬の間に準備しておいた。
基本ベローゴムって消耗品というか、乗っているうちにインマニからの熱でカチカチに硬化しちゃうんで、頻繁にエンジンの積み下ろしをしないんだったら普通のグリス、下手すりゃ浸透潤滑スプレーでも用は足りるのかも、と思ったけど、まあシリコングリス一本持っておくのも悪くないので買っちゃった(結構高かった)。
#シリコングリスは、ある程度の耐熱性があってゴムを侵さない。

 

で、過去のオイル漏れ画像を何度も眺めた結果、インマニから混合気が少し滲んでいるんじゃないか?と仮説を立ててて。
2ストロークの混合気にはオイルが混じってるからね、少しづつでも漏れていればこういう状態になってもおかしくはない。
インマニとケースの合わせ目周辺が一番濡れ濡れだし。という事でインマニは一度取り外しガスケットを交換する予定にしていた。

 

ガスケットの準備もOK(宇賀神商会さまより)。エキマニもついでに。
インマニを外す。特段ナットに緩みがあったとかは無かったけど、古いガスケットはしっとりオイリー。まあ様子見です。

 

で、外したインマニを綺麗にしてからシリコングリスを塗布。ベローゴムの内側にも。

 

装着。気温も暖かいせいか去年作業した時と違ってするっと入る。いいね~。

 

試しにこのままの状態で車体に組み込んでみるがやっぱり上手くいかない。
定石通りまずベローゴムを車体に取り付け、パンタジャッキで少しづつエンジンを持ち上げセットする。グリス効果と気温が暖かいからか難なく組み込み完了。いえーい。
グリス塗布が効いた印象。冬場はドライヤーなどでゴムを温めると作業しやすいのかも知れない(場所が場所だけに火気注意だけど)。

…とはいうものの、ずっと中腰の姿勢を強いられるこの作業、なかなか辛い。慣れた人でも10分はかかるそうで、僕はトライ&エラーも含めて30分以上格闘していたと思う。結構ヘロヘロになった。

 

さて、後は勝手知ったるいつもの作業。リアホイールを組んでキャブを取り付け、アクセルワイヤー、チョークワイヤーをセット。フューエルラインも戻してガソリンタンクのコックも組み直す。
ちなみにコレ全部中腰作業。フューエルラインのクリップ付けるのだけでもスペースは狭いし正直楽じゃない。腿がぷるぷるになる。整備なのか筋力トレーニングなのか分からない。

難儀しながら車体内の組み付けを終え、タンクを載せ、今度は地面に寝っころがってマフラーを取り付けてタイヤにエア詰めて、全てのボルトナットを締めたか確認後緊張のキック。

 

ビィーーーン、と一発始動。やったね♪

 

あまりに体力を消耗し過ぎていて、試運転は楽しいとかそういうの全然無かったけど、走る曲がる停まるは問題なし、燈火類もOK。早速明日から通勤に使います。

まだまだやらなきゃならない事ややりたい事沢山あるけど取りあえず半年ぶりに路上復帰。あーそういやショックも取り付けなきゃだね。
まあこんな感じで今シーズンもゆる~くやっていこうと思います。

 

 

 

 

 

スティーヴ・マリオットはね、なんというか、僕の、というかみんなのロックヒーローなんだな。歌上手い、ギターの音色尖ってる、ルックス最高、とか非の打ちどころないでしょう。中でも歌はとにかく上手い。そしてスリリング。
昔、Small Faces時代の「Afterglow」って曲がこの世で一番尊いものの如く大好きでね、ある日思い立って歌詞を和訳してみたらとんでもなくベタなただのラブソングで思わず笑っちゃった記憶があるけど、そういう意味で深みのある人ではないけどね、それでも僕の中ではダントツに最高の白人R&Bシンガー。彼も故人だけど、本当に大好きな人です。

 

 

 

 

 

 

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