私事多忙につきしばらくこのblogから離れておりました。

 

10数年ぶりに個人輸入をした。ベスパのパーツね。ある程度このスクーターについてハマっている方なら誰もが知っているドイツのSIPから。日本で売っていないパーツが欲しかったので。

10数年前に、当時乗っていたフォルクスワーゲンのパーツを買った時はまだまだ個人輸入って一般的じゃなかったように記憶しているけど、今じゃ全然特別な事じゃないからね〜、ネットで他の方のベスパ見ても日本国内では流通していないパーツが普通に付いているし。衣料品の世界ではBUYMAなんて個人輸入代行サービス的な事をやっているサイトもあるしね。
昔は辞書や翻訳サイトに助けられながら恐る恐るe-mailで英文を打って注文したものだけど、SIPに至っては注文自体はAmazonで買い物するのと何ら変わらないからね、PCの画面をクリックしてカートに入れていくだけ。気にしなきゃならないのは為替のレート位なもんか。

 

発送方法は、SIPに関してはFedExとUPSが選べて、僕は到着までが一番速くて送料が安かったUPSを選択したんだけど、画像のように配送状況が克明に分かるようになってるのね、これにも隔世の感。これ実際に僕に伝えられてきた配送状況のスクショなんだけど、こんなん国内の宅配サービスと同等かそれ以上の丁寧さだからね、今や個人輸入は輸送に関しての心配はする必要はなさそう。ちなみに国内の配達はクロネコさんだった。
対応も早かった。19日の日本時間の夕方に注文かけて23日の昼には着いてるからね、注文受けてから商品を仕入れる最近の国内の通販よりも下手すりゃ早い。#最近そういうWebストア多い印象。大手に登録しているところでもね。急ぎで手に入れたい場合は最近は納期の確認は必須。2週間くらい待った事もあったもんなあ。
度々昔話で申し訳ないんだけど、10数年前はこれもスリリングだったからね〜、実際揉めた事もあったし。最後にアメリカのショップからワーゲンのパーツを輸入した時だな、送料を安くしようと船便を指定したんだけど、注文してカードで決済されてから2ヶ月以上経ってもモノが届かなくてね、ちゃんと送ってもらえたの?ってショップに何度もメールしても返事が返って来なくって。返事くらいよこせよって思いながらこのメールに返事くれなかったら出るトコ出るぜ?的なメールを送るも無反応。こりゃダメだ、ってんで決済したカード会社に詐欺事案として相談したら動いてくれて、支払った分の金額が速攻返金されてきた。アメリカってカード社会だから、信販会社の信用を失うのってショップにとってはものすごいダメージなんだってね。
まあお金戻ってきたからモノが不着でもいいか、と溜飲を下げていたらその10日後位に注文した商品が届いたという。悪い事したかな、って思ったけど、日本人の感覚で言うとWe ship worldwide!と謳っているショップの担当の仕事としては問い合わせのe-mailの返事ひとつよこさないのとかあり得ないからね。仕方ないんだわな。
そうそう、届いたモノを確認したら注文して代金も一度は払った商品が入っていなかったりしたから、まあいずれは揉めたんだろうな。まあその位以前の海外通販にはリスクもあったってお話です。

 

買ったのは画像のYSS製のショックと、国内で流通していない細々としたパーツ。私事で一週間と少し実家に帰っている間に届いていました。このYSSってタイのメーカーなんだけど、国産ビッグバイク用のリアショックなんかも出していて、値段の割に品質がいいという評判なんだよね。
個人的な好みとして、良くあるスプリングが赤かったり派手なリザーバータンクが付いているショックは僕のポンコツベスパには似合わないなぁと言う思いもあり、評判の良く分からないイタリア製のショックは付けたくなかったと言うのもあり今回選択した次第。モノはスティール製のボディに黒塗装が施されている。錆びるかな?付けるスクーターが錆びているからまあいいか。

今回の買い物に関しては、値段だけの話をすれば決して安くはなかった。それこそショックだけだったらウガガさんのところで別メーカーのを買えば全然安かったとも思う。ショック自体は高級品では全然ないしユーロ円の為替レートも落ち着いていたんだけど、買った商品点数に対して送料が高かった。
まあ仕方ない、このショックを試してみたかったし他に欲しいものも特にはなかったから。

 

ここ一月ばかり私事で忙しかったというのもあり、疲れからか熱出したりもあったりでベスパは年末の不動状態から何ら変わらず。この雪じゃ直しても乗れないしね。
今年はスノーボードにも一度も行かずに終わりそう。
そういうテンションでもないから仕方ない。その辺の事情はおいおい書きます。もう過去形で話すけど、今年の冬は多忙だったけどメンタルは内省的な冬だったなぁ。

 

そんなわけでアクティブに活動とか全然しない冬だったんだけど、その分本は読んだ。晩酌も習慣的にするのはやめた事もあって細切れの時間はあったから。
とある所で「ホーボー」という言葉に出会い、まさにその瞬間、即座に「これだ!」とピンときたんだよね。ホーボーとはアメリカで19世紀末から20世紀半ばまで、大陸を横断していた鉄道に無賃乗車をしながら仕事を求めてアメリカ全土を放浪していた季節労働者のこと。この本や、さらに後のヒッピー達にその生き様が見直された事で、今日では、なんというのか、色んなしがらみや因襲から自由であることの象徴として認識されている、らしい。
で、速攻で手に入れて読み進めている。読んだ事なかったんだよね。ジャック・ケルアック、路上。オン・ザ・ロード。
もうすぐ50歳にもなるのにケルアックかよ、おっさんがビートでもねーだろ、とか言わないでね、いやこれが本当に面白くって。数年前になされた新訳で読めたのも良かったんだろうけど、50年前に書かれた小説なのに言葉がものすごい生き生きしてるのね、びっくりするくらい。ほんとうにキラキラと輝いていてリズムもいいしスピード感もある。
まあ一番びっくりしたのは本来であれば10代20代で読むべき本を46歳のおっさんが嬉々として読み進めているという事なんだけどね。確かに土地に根付いた暮らしをしているけど、せめて心持ちだけでも自由でありたいとは思ってはいるけど、ホーボーという言葉を目にした時に感じた直感は間違ってはいなかったんだな。

 

 

ビリー・ブラッグとジョー・ヘンリーが、行程65時間に及ぶ長距離列車での旅をしながら(実際のホーボーのように)、道中の様々な駅で停車時間中にハンク・ウィリアムス、ウディ・ガスリーらの曲をレコーディングしたという去年リリースされたアルバムから。
ビリー・ブラッグと言えば社会派、というか、殆ど左翼活動家なんじゃないのってくらい政治的に過激な作品を作ったり発言をしてきた人だけど、この枯れ具合はなんなんだ?いやきっと枯れた訳ではないんだろうな、なんとなく、というか、僕的にはだけど、気持ちが分かるような気もする。

今月カードで買い物し過ぎたので来月だけど、僕はこのアルバムも買います。

 

 

 

 

 

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