Joyride

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Month: 12月 2016

エンジンの油汚れ落とし、そしてStay Gold

週末に天気が崩れた盛岡は、このまま冬ど真ん中に突入するのかなぁという勢いで冷えて雪が降った。仕事もいい加減繁忙期真っ只中だし、もう乗るのもいじるのもシーズンオフかなと思っていたんだけど昨日から今週末までは暖かいという天気予報。
ならば、と仕事で疲れた身体に鞭打ち、大きな懸案のひとつだったエンジンの油汚れ落としをする事に。

このベスパ、僕の時に来た時からなんだけどエンジンがオイルまみれ。今までは特に触ることもなかったから放っておいたんだけど、最近になって床にオイル染みを作るようになって。
ちょっと触ると指が真っ黒になるし、何よりどこからかオイルが漏れているのであれば修理の算段をしなければならない。それには漏れている箇所を特定しなければならないし、その為には油汚れを落とさなければならない。
漏れ方によって収集するパーツも変わってくるから早めに特定しておきたかったのよね。買おうと思ってすぐに買える部品ばかりでもないからヤフオクに網を張っておく必要もあるし。

 

という訳でマフラー、リアタイヤ、キャブを外し、ショックマウントボルトを抜いてエンジンを半降ろしにする。シリンダーカバーを外すとそこには驚愕の様子が。

車体右側から。うげえ汚い。

左側から。何でこんなに汚れたんだろ。漏れたオイルに砂埃が付いて、を繰り返したんだとは思うけど。
エキマニのナットが緩んでいたのに気付かないで乗っていた時期があって、シリンダーとエキマニのオイルは多分その時のもの。

で、パーツクリーナー3本使ってざっと汚れを落とす。

車載の状態ではこれが限界。まあこのくらい落とせば何処から滲んでるかは分かるからいいかな。

 

で。事件はこの後起きる(事件という程ではないか)。
せっかくエンジン半降ろしにしたし、破れていたベローゴム(ボディのインマニが通る穴に被せるグロメットの親分みたいなもの)を交換すっかな、と色気を出したのが裏目に。
これ交換するの難しいという噂は聞いていたんだけど本当に難しく、難儀しているうちに晩ごはんを作る時間が近付いて来てタイムアップ。不動状態のまま作業を後日に持ち越す事に。しかも明日あたりから仕事も超繁忙期に突入するので次の作業がいつ出来るか目処が立たない。変なタイミングで不動車作っちゃった。
まあ仕方ない。年明けにめちゃくちゃ厚着して作業すっか。そういや昔は氷点下10℃の氷の上でクルマの下に潜ったりしてたんだよなあ。阿呆だ。

 

 

 

 

悲しいことはきっと この先にもいっぱいあるわ
My Darling Stay Gold 傷つくことも大事だから

大好きだからずっと なんにも心配いらないわ
My Darling Stay Gold 無邪気に笑ってくださいな いつまでも

 

「Stay Gold」 作詞・作曲 宇多田ヒカル

 

経験上、なんだけど、まあ大概の男は母性というものに実に弱い。
どんなに男らしいタフガイでも、強烈な母性を前にするところっと持って行かれてしまう。
考えてみれば母性なんてものはどだい男には持ち得ないものなのだから、もしかしたら普段屈強な男ほどいざとなると求めてしまうものなのかも知れない。
そんな男心を、どうか「マザコン」などという言葉で貶めないで欲しいな、と思う。
僕たち男は経験を積めば積むほど、無償の愛などというものがいかに得難いものであるかを思い知るのだから。

宇多田ヒカル、特別好きだって訳じゃないんだけど、この人たまに無茶苦茶想像力をかき立てられる曲を書く。
この美しい曲もそんな一曲。好きな曲です。

 

 

 

 

 

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Vespa ET-3 Primaveraのこと

今日の盛岡は昨晩降った雪が結構積もった様で、起きてみたらこの雪だった。初雪は11月中に降ってはいたんだけどここまで積もるのは今季初。もうすっかり冬だね。
絶妙なタイミングでタイヤ交換したなあと思いつつ風邪気味で寒い中作業したモンだからすっかり風邪をこじらせてしまって、病院から頂いた抗生剤のお世話になっている。薬のおかげで熱は下がったけど咳がひどい。げほげほ。週末に仕事を休んで家族を連れて実家の父親を見舞おうかと思っていたけれどこりゃ延期だな、春に高校受験を控えている息子や病人に風邪うつす訳には行かないからね。
しかし仕事も忙しい時期に下手打っちまったモンです、げほげほ。

なので今日は暖かい部屋の中でまったり文章打ち。まだちゃんと書いてなかったね、愛車の一台、ベスパET-3プリマベラについて書きます。

 

この錆びたスクーターが僕のところにやってきたのは10年と少し前、この街に引っ越してきた時。通勤のアシに使おうかと思ってヤフオクで買ったのだった。
今はそれなりにいい値段で取引されているET-3だけど、当時はまだそれほど高くなく、ましてやこの錆び具合なので今では考えられないくらい安価で入手出来た。調子の良くなかったエンジンや滑っていたクラッチその他諸々を当時まだ営業していた仙台のベスパ専門店で整備してもらって、それ以来大した故障もなく約10年間、6,000kmくらいかな、小さい盛岡の街をビィーンと走り回った。
当時の僕は人生で最高潮にやさぐれていて(色々あったんです)、肩まで伸びたくせ毛の長髪をなびかせ、粋がった格好をしてゴツゴツとエンジニアブーツの踵を鳴らしながら街中を闊歩していた。だからこの錆びたボディがかえってお気に入りだった。ベスパといえばモッズの人達に好まれた乗り物だけど、ああいう風に小綺麗な乗り方は(それはまあ今もってだけど)出来なかったしね。
自分で言うのもあれだけど、結構似合ってたと思うよ、このベスパ。当時の僕には。10年後もこのままの雰囲気で乗りこなしていたいとも思うし。

郊外の緑の景色より禍々しい盛り場の方が似合うのもいい感じ。

 

ベスパの楽しさって何?と聞かれたら、左手でするシフトチェンジの楽しさとハンドリングの軽さだね、と答えるだろう。それは本当に楽しくて、今でも走りながら「あー気持ちいい」と常に思っている。これはおそらくベスパでしか味わえない楽しさで(ランブレッタもラビットも運転したことないけど)。僕なんかの筆力じゃ表しきれないくらい。
あと、旧い乗り物なんだけど部品の供給が潤沢だという事と、未だにチューニングパーツが開発され続けていると言う事も楽しみながら乗り続けていく上では大事な要素だろうか。これは昔乗っていた空冷のフォルクスワーゲン(いわゆる「カブトムシ」という奴です)にも通じるところがあるんだけど。というか、僕としては楽しみ方のツボはワーゲンとほぼ一緒。自分で触れる部分が多いというところも。車体も部品もワーゲンより安いからちょっと頑張れば増車も出来ちゃうという意味ではむしろ危険だったり。
それらが所有者にもたらしてくれる、夢、と言ったら大げさだけど、愉しみはなかなかに計り知れない。わかる人はすごく良くわかってくれると思うんだけど。

 

メインバイクのヤマハSR500に関しては、僕はある程度以上は自分でいじるのをやめた。家の近くに信頼できるSR専門店があるから。何度も色々話をしたし作業も見た結果、お金と敬意を払ってそのスキルをしっかり享受したいと思ったんだよね。住んでいる場所から30分のところに東北唯一の専門店があるというのも考えてみれば幸運な事だし。
反面、自分の手を汚して機械をいじるという事には消極的になっていたんだけど、このベスパの面倒はある程度までは自分で見る、と決めてからはまた昔みたいに工具を持つのが楽しくなった。こう考えるとベスパを修理出来るプロが周りに皆無、という状況もこうなって見ると僕にとっては逆にラッキーだったのかも知れない。一昨日作業したクラウンの修理だって、春にベスパを復活させていなかったら、そして夏にお不動様にならなかったら多分やっていなかったと思うし。
つか四十にして惑わず、とか言ったの誰だよ?ブレブレにブレまくりながら学生の頃のメンタルに戻りつつあるぞ僕。おかげで今は咳が辛いけど。げほげほ。

 

というわけで、時間を見つけてこのスクーターについてあれこれ調べる毎日です。趣味人として、だけど、ここ数年芯がなかった気が自分でもしてたんだけど、がっつり太い芯が出来た気がしてワクワクしています。不惑とか僕にはきっと無理なんだ、こうやって死ぬまでそわそわし続けるのだろう。
いや、ちゃんと働いてしっかり生活して、っていうのだって立派で大事な芯だと思うけど、僕から趣味を取ったら何も残らないからね。

 

 

10年前も 10年先も おんなじ真青な空を行くよ
yeah 僕はグライダー

 

 

 

 

 

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クラウンのABS修理

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盛岡の気候はもうあらかた冬で、いつ雪が本格的に降ってもおかしくない。仕事もぼちぼち年末の繁忙期に入ってきている。ちょっと風邪気味だけど、重い腰を上げてそのうちやるやると思っていたタイヤ交換をやっつける事に。
で、ついでという訳ではないんだけど、ちょっと前に足回りいじっている時にセンサーの配線に工具を引っ掛けて以来動作していなかったABSの修理も一緒に。修理といっても自分で壊したところを元に戻すだけなんだけど。
今、月に1,2度高速で仙台間を往復しているしね、真冬の東北道は結構な酷道だから。事故とか起こしていられないしね、病人の見舞いに行く人間が事故っちゃ洒落にならんし。

 

壊した経緯からいってもABSセンサーの配線が断線しているだけだと思ったので、トヨタの部品共販に出かけて行って(これが家から遠いんだ)ヘタっていたリアのスタビブッシュ共々発注をかける。

 

が。

 

ABSセンサー、まさかの生産中止。まじか。まじなのか。

 

僕のクラウン、平成11年式だよ?そりゃ元々は昭和の設計のクルマだし、ぼちぼち出ない部品もあるという話は聞いていたけど、JZS130にABSが装備されたのは確か平成8年前後だったはず。その部品が出ないってか?幾ら何でも早すぎませんかねえトヨタさん??

半ば呆然としながらスタビブッシュだけ発注して帰路につく。
途中吉野家に寄って昼食を食いながら、出ないモンは出ないのだから恨み節はもうやめにして前向きにあれこれ考える。
中古部品を使う?ABSセンサーなんて部品中古で流通してるのかね?というか、ほぼ間違いなく配線の断線なので自分で修理出来んじゃね??ダメ元で自分でやってみっか。
善は急げ。残りの牛丼を掻き込んで急いで家に戻る。

 

ABSセンサーを車体から取り外し、バラしていく(本当にダメ元のつもりだったので画像撮る余裕なし)。頑丈なゴムのブーツを慎重に切り裂いてセンサー後ろのコーキングを剥がしていくと配線の端子が見えてきた。想像していた通りそんなに複雑な仕組みの部品じゃない。半田ごてで配線を外し、ストレスがかかったであろう部分を切断、導通をテスターで測るとやはり断線している。これは上手くいくと直せるかも知れない。

 

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新規に配線を作り、センサー側とカプラー側にそれぞれ半田付けし、熱収縮チューブで絶縁、ゴムのブーツ共々ハーネステープでぐるぐる巻いて養生し、剥がしたコーキングの部分をシーラーでがっつり盛って車体に取り付ける。ちょっと見辛いけどこれがセンサーASSYを車体に取り付けたところ。

 

で、緊張のイグニッションON。

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エンジンをかけても点きっぱなしだったABSの警告灯(矢印の部分)が…

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消えた!おー。軽く感動。

 

ドライ路面じゃなかなか実際にABSを作動させるまでブレーキ踏めないから動作は試せてないけど、これ多分直ったでしょ。雪降ったら試してみます。

この後タイヤをスタッドレスタイヤに交換して本日の作業終了。北風が強くて辛い作業だったけど無事直ったんで充実感ありまくり。いや、自分で壊したところを元に戻しただけなんだけどさ。
製廃のABSセンサーは気長に中古を探します。

あ、ベスパもやりたい事てんこ盛りなんだけど、まあ順番に。趣味に費やせる時間にも限りがあるので。

 

 

 

 

 

 

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