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Month: 11月 2016

リコイルでVespaの修理

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相変わらず毎日楽しくベスパに乗っている。通勤とか通院とか買い物とかほとんどこれ一台でこなしているから、クラウンには雨の日くらいしか乗らなくなってしまった。
SRは以前から街乗りには使っていなかったけど、こう乗り物が増えてくると身体がひとつなのが恨めしいというかもどかしいというか。でも今一番生活に密着している乗り物はこの錆びたスクーターだ。もうこのブログのメインのコンテンツでいいんじゃないかってくらい気持ち的に入れ込んでもいる。

そんなわけで、今までやっつけでこんなモンかな、で乗っていた色んな細かい不具合を、懐具合と相談しながら直したり道具を揃えたりしているんだけど、今日はリコイルを使って少し排気漏れしていたマフラーとネジ山が怪しかったミッションのドレン穴の修理。

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リコイル(RECOIL)とは何か?一言で言えば、ナメてしまった雌ネジ山を修理するためのキットだ。

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ドリルでナメたネジ山を揉んで広げ、タップでワンサイズ大きなネジ山を切り、新たなネジ山となるコイル状のインサートを入れるとネジ山を修理出来るというもの。このセット(電動ドリルは別途必要)で一連の作業が出来るという優れもの。
聞くところによると、同様のキットが他に何種類かあるらしいんだけど、リコイルが一番使いやすいとのこと。

今回僕が買ったのはこのM8-1,25のキット。

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まずは失敗してもリカバリーが効くマフラーで練習する。このエキパイとマフラーを繋ぐフランジのネジ山が錆で崩壊しかかっていたのだ。
マフラーを取り外し、付属の歯を電動ドリルに装着し穴を広げ、タップを立てる。

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このET3の純正マフラー、結構いい鉄を使っているようで穴を拡げるのもタップを立てるのも硬くて難儀したけど何とか修理完了。

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熱が伝わる部分なので、今回はLOCTITEのネジゆるみ止め剤を塗布してからインサートを挿入、ボルトには耐熱グリスを使用。マフラーは結構頻繁に外すので、せっかく修理したネジ山を大事に使いたかったから。

LOCTITEのゆるみ止め剤には色々な種類があるのだけど、#243は中強度タイプ。今回だけじゃなく色んなケースで使いたかったので。強強度の、2度と緩んで欲しくないネジ用(#263)とかも売られているんだけど、そういうネジには今まであまり出会って来なかった気がするし。

耐熱グリスには同じLOCTITE社のものを選択。摂氏982℃まで使用可、アメリカ軍規格認定品だそうな。いわゆるミルスペックって奴ですな。萌えるわ〜。機械いじりが好きな男はこういうスペックをおかずに白米が食える。そういう男性に恋をしている女性は覚えておいたほうがいい。

で、無事組み上げて試運転。排気音はマイルドになってトルク感が増した。いいねー。

 

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マフラーの修理が何とか上手くいったので、おもむろにタイヤを枕にベスパを押し倒す。今気付いたけどホームセンターで買ってきた荷物積んだままだった。。

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倒さないとドレン穴にドリルを刺せないのよね。ちなみに昔どこかで聞いたのだけど、ガソリンが適度に減っていればベスパはこっち方向に倒す分には問題がない仕組みになっているらしい。だから多少乱暴に見えても意外と正攻法なのだ。燃料コックだけオフにするのを忘れずに。

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ドリルで揉んだ穴にタップを立てて…

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インサート用のネジ山を作り…

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工具にセットして挿入。

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うっしゃ、バッチリなんじゃね?

 

オイルを注入して作業終了。ちなみにミッションオイルはホームセンターオリジナルのバイク用10w-40(鉱物油)を使用。大昔に成川(ベスパの輸入代理店)の社員の方々に色々聞きまくるという対談記事を雑誌で読んだことがあって、その時に成川の人が「ミッションには10w-40の鉱物油を入れて下さい」と言っていたのを覚えていたので。ただでさえオイル漏れが激しいエンジンなのに合成油なんて使う勇気ないし。
だし、クラッチ板との相性だけ気にすればそんなに負荷がかかるエンジンでもないし問題ないのかな、という判断。パワーもそんなにないエンジンだし、硬いハイポイドも必要ないでしょ。

 

というわけで本日の作業終了。文章に向かうテンション低いので画像多めでお送りしました。
あ、ブログ村のカテゴリ変えました、やっぱりこれからはベスパをこのblogの(リアルの生活でも)主軸に据えます。ベスパ関連の過去記事はそのうちまとめて「Vespaカテゴリ」を新設して移動します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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SDC(センダイ・シティ)

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実家の父親の体調がよろしくないので、最近頻繁に地元の仙台に帰っている。若い頃は正直あまり折り合いの良くなかった父親なんだけど、最近は二人とも歳を取り、完全に理解し合えないまでもお互いの考えの違いを尊重出来てきたのかなと感じていた矢先だったので色々思う所はあるんだけど。
まあ親には心配ばかりかけてきたダメ息子だったので、かなり遅いけど孝行のつもりで仕事に都合を付けて、月に二日くらいかな、帰省しているところです。入院している病院に顔出して話聞いてやる事くらいしか出来る事ないんだけどね。

 

そんな理由で僕が青春時代を過ごした街に今までにない頻度で足を運んでいるのだけど、大きな街だね、仙台。仕事の都合で離れてかれこれ20年くらいになるけど、実家から病院までの道中や病室の窓から眺める景色は今住んでいる盛岡とは全然違う。人口だってざくっと4倍だから当たり前といえば当たり前だし住んでいる最中はそんなに感じる事もなかったんだけど、まあ20年も離れていれば違いを感じるのも当たり前か。

で、街の規模や道路が違えばそこを走っている乗り物の様子も違う。盛岡じゃなかなか気の利いた趣味車って見る機会が無いんだけど、仙台では当たり前の様に走っている。510ブルやベレGがいい音させて環状線を飛ばしている。休日の信号待ちでは揃いのコーチジャケットを着たチョッパーの集団(半分トラで半分ハーレーだったな)がズドドドっとすり抜けてきて周りを囲まれる。東北はもう随分気温が下がってきているからか、一昨日すれ違ったタイガーカラーのZ乗りのウェアはN-3Bだった。
そして皆ペースが速い!これは趣味車だけじゃなくね、普通の自家用車とか営業車とかタクシーとか全部。そして盛岡ののんびりしたペース、悪く言えば田舎くさい交通事情にすっかり慣れてしまった僕には新鮮で、初めは慣れるのにも大変だったけどそのうち昔通りにスムーズに流れに乗って走れるようになった。思い直してみるといつも開け過ぎの僕のアクセル具合はこの街によって培われたんだよなぁ。ポンコツバイクで環状線一周ランとか良くやったモンだ、懐かしい。

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街乗り、という事を考えると、今住んでいる盛岡の街にはSRですらサイズが大き過ぎる。エンジンが暖まる前に目的地に着いてしまうというか。西バイパスなんてアクセルふた捻りくらいで走り過ぎてしまうもんなぁ。郊外の国道や県道にはいい道が本当に多くって、大きな街とは違った良さは勿論あるんだけれど。日本一広い県だしね。
盛岡での街乗りにはベスパが丁度いいね、その辺に停めておくのにも気を使わないし。城跡公園を散歩したり街中の病院やラーメン屋に行く時なんかは最近はほぼベスパ。片道3kmの通勤とかね。もう走るのが楽しくてしょうがなくて、途中までやりかけたBD-3の整備もほったらかしてしまっている。趣味にかまけている時間がないというのもあるけどさ。

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クルマやバイクなどの乗り物って道路を走るものだから、環境によってスタイルって当然変わってくるよね。道路の造りとか街の大きさとか。仙台で、いなせな乗り物を良く見るのは、市街地に走りを楽しめる道路がたくさんある(=走る姿を人に見られる機会が多い)という事も多分に影響しているのだろう。街によって形作られるというか。乗り物だけじゃなくって人間もなんだろうけど。
盆に帰省した時に、巷で話題のSmoked Mix Nutsを作っているmunchie foodsのHead Shopに家族で行ってきた。店主のKatakenさんは両手首まできっちり墨の入ったサバっとしたちょいとワル目のコテコテのSDD(センダイダンジ)。子供達にも優しくていい方でした。喋り口調がバリバリの仙台弁なのがカッコよかった。こういう空気も仙台ならではだよなぁ。しばらく離れていたから余計に感じるんだろうけど。

 

そんな訳で久しぶりにふるさとの懐かしい雰囲気を味わっている最近です。もうしばらくこういう生活が続けばいいな、なんて思ってます。

 

 

 

 

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