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なんか急に衝動が起きて、2年間冬眠させていたVespaを起こすことにした。
やっぱり足バイクがあると便利だし、寝かせておいても痛むしね。今やすっかり希少種になってしまった2ストロークのバイク、大事に楽しまなきゃ損だよなぁと思い、早速行動に移したのでした。

このVespa、10年前に盛岡に越してきた時に通勤の足に使おうと思って入手したもの。成川物のET3プリマベラ。サビあり腐りなしの薄汚いルックスがお気に入りの愛車です。入手時に仙台のVespa専門店でキッチリ整備してもらって以来、機関は絶好調で今まで乗ってきた。昔は冬場もスパイクタイヤ履かせて通勤してたんだよなぁ。あの頃は気合入ってたなぁ。

現状はエンジン不動、アクセル、チェンジ共に動きが渋い。あと昔はウィンカー外して乗ってたんだけど、流石にそれも戻そうかなという事で、日本一のVespaパーツサプライヤーである宇賀神商會さんに発注。

 

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取りあえずキャブをオーバーホール。今までの経験からするとこれだけですぐ復活するんだよね、、と、組み付けてキック踏むと2回で始動。相変わらずテキト〜な内燃機関だよなコイツ。まあエンジン本体や点火系が調子いい事の裏返しなんだろうけどね。
硬化していたガスホースを交換し、外付けのフィルタも装着。

 

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お次は動きが渋いアクセル、チェンジレバー。多分ワイヤーじゃなく摺動部だろうなぁと予想し、アクセルはCRCを吹き付けながらグリグリ動かすと案の定スムーズに動くようになった。本当はバラしてグリス塗布するべきなんだろうけどそれは次の機会に。

問題はチェンジレバーで、これも摺動部なんだろうけど、グリグリ動かせられないから肝心なところにCRCが届かない。こりゃ一度2本のチェンジワイヤーをフリーにしてやらなきゃならないな、という事で念のためワイヤーも発注。

 

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Vespaのチェンジワイヤーいじるの初めてで緊張したんだけど、ネットである程度情報を収集して作業に臨む。
ジャッキでリアホイール浮かすのは定石みたい。リフトがない場合寝っ転がっての作業になるんだけど、多少作業スペース的にも楽になる。
ワイヤーエンドのタイコを外し(アジャスターなんて立派なものはこのスクーターには付いていないのだ)ワイヤーをフリーにし、チェンジレバーをCRC吹き付けながらグリグリ。すぐに動きはスムーズになった。こりゃワイヤーは交換しなくてもいいな、と判断、調整しながら組み戻す。

 

ここからが今回の作業のハイライト。なんせワイヤーにアジャスターがない。それを一人で調整するのだから結構骨が折れた。
以下自己流の調整方法です。

・ミッション側のシフトセレクターがニュートラルの状態で大まかにエンドを締める。
・浮かせたリアホイールを回しながら数回シフトする。
・遊びが出るのでその遊びを詰める。

これを数回繰り返す事で何とか調整する事が出来た。
コツは、バイスグリップでワイヤーを挟み、左手で引っ張った状態でエンドのタイコを右手で締める。一回で決めようと思わずにこの作業を数回繰り返す。かな。僕的にはバイスグリップは必須アイテム。特殊工具もあるらしいんだけどね、聞くところによると。
これ、文章にすると簡単だけど、実際やるとかなり大変。立ったり座ったり寝っ転がったりを繰り返すので翌日の全身筋肉痛は避けられない。

 

シフトワイヤーは無事に調整出来たのでお次はウィンカー。サクッと組み付けるも点かない。何年もウィンカーレスで乗っていたから予想はしていたけど、やっぱりそう簡単にはいかない。
テスターを当ててみると電球はOK、電気が来ていない。ネットで調べてみると、シート下部にあるウィンカーリレーに繋がっている二本の配線を直結させてウィンカーの電球が光れば(当然点滅はしない)リレーがNGだとの事。
試してみると電球が光った。という事はリレーか。げ!ウガガさんとこで欠品中だ(しかも結構高価…)。仕方ない、しばらく手信号だな。

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空気圧を調整し試走してみると極めて調子いい。おお、気持ちいいわぁ〜。時間のある時にコツコツやった上記の作業が終わったのが一昨日。その晩はすっかり上機嫌で酒を飲み過ぎた。

 
で、事件は今日起きた。街中を走っているとエンスト。ガス欠っぽい停まり方だったのでタンクを確認すると油面はリザーブの位置。ん?先日満タンにしたはずだけど早くね?と思いながらコックをリザーブにして走り出すもなんか調子が悪い。吹けないしアイドリングしない。そのうちまたエンスト。その後掛かっては停まるを繰り返すうちに遂に始動不能に。まじか。

歩道でキック踏んでいると、後ろに宅配便のトラックが停まった。え、オレ邪魔?とか思ってたら降りてきたのはバイク仲間のG君。おお〜久しぶり!なんて挨拶もそこそこにラビットを所有するG君と二人で原因を考える。
とりあえず積んであった予備プラグに交換しても初爆がない。ううむ、と頭を抱えているとG君「ガス来てます?」。さっきリザーブにしたばかりだから流石にそれはないんじゃないか〜と思いながらタンクを開けたらなんと空。なるほど、リザーブになった時に下がったフロートが戻らなくてオーバーフローしてたんだ、だから調子が悪かったんだ、と不調の原因と症状が全部繋がった。

G君に「家まで積んでいきますよ?」と言われたけど、何とかなりそうだったので近くのスタンドまで押して行って給油。案の定だばだばガソリンが漏れてきた。キャブをプラグレンチで引っ叩いてフロートを戻して即席修理。で絶好調。ぶいーんと家まで帰ってきました。

原因は停車中にコックをオフにしていなかったヒューマンエラーと、フロートの動作不良。経験値少し上がった。つか、こういうトラブルも楽しめないと旧いスクーターなんかと付き合えないね。思い返せばボロバイクばかりいじってたガキの頃いっつもこんな事ばかりしてた気がする。懐かしい。
さて、次はキャブ組み直してリレーの手配だな、安心して乗れるようになったら通勤に使おうっと。

 

 

 

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