Joyride

For the people who want to go somewhere, not here!

Month: 6月 2016 (page 1 of 2)

Vespa復活計画その1

写真 2016-06-30 15 15 28

なんか急に衝動が起きて、2年間冬眠させていたVespaを起こすことにした。
やっぱり足バイクがあると便利だし、寝かせておいても痛むしね。今やすっかり希少種になってしまった2ストロークのバイク、大事に楽しまなきゃ損だよなぁと思い、早速行動に移したのでした。

このVespa、10年前に盛岡に越してきた時に通勤の足に使おうと思って入手したもの。成川物のET3プリマベラ。サビあり腐りなしの薄汚いルックスがお気に入りの愛車です。入手時に仙台のVespa専門店でキッチリ整備してもらって以来、機関は絶好調で今まで乗ってきた。昔は冬場もスパイクタイヤ履かせて通勤してたんだよなぁ。あの頃は気合入ってたなぁ。

現状はエンジン不動、アクセル、チェンジ共に動きが渋い。あと昔はウィンカー外して乗ってたんだけど、流石にそれも戻そうかなという事で、日本一のVespaパーツサプライヤーである宇賀神商會さんに発注。

 

写真 2016-06-30 15 43 51

取りあえずキャブをオーバーホール。今までの経験からするとこれだけですぐ復活するんだよね、、と、組み付けてキック踏むと2回で始動。相変わらずテキト〜な内燃機関だよなコイツ。まあエンジン本体や点火系が調子いい事の裏返しなんだろうけどね。
硬化していたガスホースを交換し、外付けのフィルタも装着。

 

写真 2016-06-28 13 55 57

お次は動きが渋いアクセル、チェンジレバー。多分ワイヤーじゃなく摺動部だろうなぁと予想し、アクセルはCRCを吹き付けながらグリグリ動かすと案の定スムーズに動くようになった。本当はバラしてグリス塗布するべきなんだろうけどそれは次の機会に。

問題はチェンジレバーで、これも摺動部なんだろうけど、グリグリ動かせられないから肝心なところにCRCが届かない。こりゃ一度2本のチェンジワイヤーをフリーにしてやらなきゃならないな、という事で念のためワイヤーも発注。

 

写真 2016-06-28 15 02 01

Vespaのチェンジワイヤーいじるの初めてで緊張したんだけど、ネットである程度情報を収集して作業に臨む。
ジャッキでリアホイール浮かすのは定石みたい。リフトがない場合寝っ転がっての作業になるんだけど、多少作業スペース的にも楽になる。
ワイヤーエンドのタイコを外し(アジャスターなんて立派なものはこのスクーターには付いていないのだ)ワイヤーをフリーにし、チェンジレバーをCRC吹き付けながらグリグリ。すぐに動きはスムーズになった。こりゃワイヤーは交換しなくてもいいな、と判断、調整しながら組み戻す。

 

ここからが今回の作業のハイライト。なんせワイヤーにアジャスターがない。それを一人で調整するのだから結構骨が折れた。
以下自己流の調整方法です。

・ミッション側のシフトセレクターがニュートラルの状態で大まかにエンドを締める。
・浮かせたリアホイールを回しながら数回シフトする。
・遊びが出るのでその遊びを詰める。

これを数回繰り返す事で何とか調整する事が出来た。
コツは、バイスグリップでワイヤーを挟み、左手で引っ張った状態でエンドのタイコを右手で締める。一回で決めようと思わずにこの作業を数回繰り返す。かな。僕的にはバイスグリップは必須アイテム。特殊工具もあるらしいんだけどね、聞くところによると。
これ、文章にすると簡単だけど、実際やるとかなり大変。立ったり座ったり寝っ転がったりを繰り返すので翌日の全身筋肉痛は避けられない。

 

シフトワイヤーは無事に調整出来たのでお次はウィンカー。サクッと組み付けるも点かない。何年もウィンカーレスで乗っていたから予想はしていたけど、やっぱりそう簡単にはいかない。
テスターを当ててみると電球はOK、電気が来ていない。ネットで調べてみると、シート下部にあるウィンカーリレーに繋がっている二本の配線を直結させてウィンカーの電球が光れば(当然点滅はしない)リレーがNGだとの事。
試してみると電球が光った。という事はリレーか。げ!ウガガさんとこで欠品中だ(しかも結構高価…)。仕方ない、しばらく手信号だな。

写真 2016-06-28 15 06 52

空気圧を調整し試走してみると極めて調子いい。おお、気持ちいいわぁ〜。時間のある時にコツコツやった上記の作業が終わったのが一昨日。その晩はすっかり上機嫌で酒を飲み過ぎた。

 
で、事件は今日起きた。街中を走っているとエンスト。ガス欠っぽい停まり方だったのでタンクを確認すると油面はリザーブの位置。ん?先日満タンにしたはずだけど早くね?と思いながらコックをリザーブにして走り出すもなんか調子が悪い。吹けないしアイドリングしない。そのうちまたエンスト。その後掛かっては停まるを繰り返すうちに遂に始動不能に。まじか。

歩道でキック踏んでいると、後ろに宅配便のトラックが停まった。え、オレ邪魔?とか思ってたら降りてきたのはバイク仲間のG君。おお〜久しぶり!なんて挨拶もそこそこにラビットを所有するG君と二人で原因を考える。
とりあえず積んであった予備プラグに交換しても初爆がない。ううむ、と頭を抱えているとG君「ガス来てます?」。さっきリザーブにしたばかりだから流石にそれはないんじゃないか〜と思いながらタンクを開けたらなんと空。なるほど、リザーブになった時に下がったフロートが戻らなくてオーバーフローしてたんだ、だから調子が悪かったんだ、と不調の原因と症状が全部繋がった。

G君に「家まで積んでいきますよ?」と言われたけど、何とかなりそうだったので近くのスタンドまで押して行って給油。案の定だばだばガソリンが漏れてきた。キャブをプラグレンチで引っ叩いてフロートを戻して即席修理。で絶好調。ぶいーんと家まで帰ってきました。

原因は停車中にコックをオフにしていなかったヒューマンエラーと、フロートの動作不良。経験値少し上がった。つか、こういうトラブルも楽しめないと旧いスクーターなんかと付き合えないね。思い返せばボロバイクばかりいじってたガキの頃いっつもこんな事ばかりしてた気がする。懐かしい。
さて、次はキャブ組み直してリレーの手配だな、安心して乗れるようになったら通勤に使おうっと。

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

喪明け

写真 2015-11-10 13 56 29

「いささか旧聞に属しますが」シリーズはこれで最後かな。

 

いささか旧聞に属しますが、今月の8日に免許の点数が戻ってきました。超嬉。
思えば前歴1の喪明けの一週間前に28kmオーバーでネズミ捕りでパクられたのが去年の6月8日。減点3点を食らい、その日から向こう1年間1点でも減点されたら60日免停に処されるという恐怖のミッションを課せられたのでした。
僕、仕事とプライベート合わせて年間4万km以上走るからね、こりゃ無理かも、と半ば諦めもしたけど、クリアしないと生活が立ちいかなくなるんだよね、講習受けても実質30日免停とか。これは立ち向かわなければならない、と意を決し遵法運転を徹底することに決めた。

 

…いや、おまわりさんにパクられない運転に務めた、といった方が正確かな。だって道交法100%守って運転してる人なんていないでしょ?例えば、ウィンカー出した直近で車線変更とか白バイでもやってるからね(合図不履行違反)。
要は程度問題。事故起こしたり周りに迷惑かけるのは論外だけど、「パクられないように」運転する事に心がけた一年だった。出来るだけ単騎で走らない、踏む時は必ずバックミラーで追尾の有無を確認、一時停止は見晴らし良くても必ずしっかり止まるetcetc…
おかげで1年間、無事故無違反で過ごすことが出来た。まあそれが当たり前っちゃあ当たり前なんだけど。

 

 

思えば色々脇の甘い人生でした。今回、遵法運転を徹底した事で初めて気付いたんだけど、僕、道路の速度制限の標識やハミ禁(黄色のセンターライン)意識して運転した事なかった。30年以上。自分で文章書いてて信じられないけど。基準全部自分の判断。このくらいだったら危なくないかな?ってスピードで走り、これだけ見晴らしよければ追い越せるだろ、って場所で追い越してた。そういう運転の仕方が象徴するような人生だったなぁ、なんて思う。

 

今もって自分を変えよう、とかも思ってないんだけどね、多分今後もパクられないようにアクセル踏むんだろうけど。
でも法治国家に暮らしている以上、しかるべき時にペナルティを受けることは覚悟しなきゃなということを学んだというか。46歳になって初めてね。おせーよ。

 

運転に限らずそうなんだろうね、独立独歩でやっていくことの本当の難しさってそういうことなのかな、って改めて思った。物事を深く考えずに横並びでやっていった方がラクなんだろう、ということも実感として理解した。
生き方変えるのは僕はもう無理だけどね、せめて僕の子供たちには、世の中ってそういう仕組みになってるんだよってことは教えてあげようと思う。奴らも独立独歩でやっていって欲しいけど強制したり教え込んだりはしない。なんだおとう、そんな事も知らなかったのか、なんて逆に言われるかもね。

 

写真 2015-11-10 14 22 32

バイクも相変わらず乗ってますよ、これ去年の画像だけど、XT500とのツーショット@New Gate。本物のオーラすごかった。店主に「同じ500ccでもここも違うしあそこも違うし…」と説明されたけど覚えられなかった。そうそう、XT500って電装6Vなんだってね、それだけ覚えてる。んじゃデイリー使いは無理だな、って思って。
愛車は今度リアフェンダー付けるんだ、今入荷待ち。今シーズンもおまわりさんにパクられないように気をつけて走ろうと思います。
人生もね、これからも自分の歩き方でぼちぼち行きます。

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

マルカンデパートに行ってきた

写真 2016-06-07 12 57 58

いささか旧聞に属しますが、今月の7日、花巻市のマルカンデパートに行ってきました。
報道等で知っている人も多いと思うけど、建物の老朽化のため、この日で営業を一旦(後述)終了することとなっていたのだ。

マルカンデパート、実際に行った事のある人は岩手県外に住んでいる人には少ないかも知れないけど、古き良き昭和の香りを残した、というか、時間の流れが昭和で止まったかの様なレトロ感溢れる店舗だった。
特に6階にある大食堂は、メニューも雰囲気も、そして値段も、僕が子供の頃、30年以上前の空気がそのまま残っていて、ちょっとした観光スポットだった。
箸で食べるばかでかいソフトクリームが有名で、これは全国ネットのテレビでも紹介されたことがあるから知っている人も多いと思う。
まあ岩手県民としては行っておかなきゃな、ってことで、片道一時間かけて行ってきました。

 

はじめはバイクで行こうかな、って思ってたんだけど、その日ちょうどクラウンワゴンの塗装の手直しのために工場に入庫する予定があって(モールが浮いてきちゃって)、貸してもらった代車がなかなかナイスなクルマだったんで試乗がてらそれでびゅーんとひとっ走り。

 

営業最終日だけあって、報道の方が多かった。そりゃそうだ、県内ニュースとしては大きな事件だ。
店内はもうすっかり片付いていて、もうほとんど食堂のために営業してた感じだったんだろうか、これまたレトロ感満点のエスカレーターで6階を目指す。

食堂は食券を買って、リアルメイド服を着たウェイトレスさんがそれを取りに来てくれるスタイルなんだけど、レジの前には軽く行列が。
食べたかった名物ナポリカツ(ナポリタンとトンカツとサラダが乗ったプレート、The昭和)は注文が多いらしく時間がかかるとの事だったので、デパートの名前を冠したマルカンラーメンと、ソフトクリームの食券を購入。

混んだ店内を空席を探しながら歩くと、厨房の近くに座れる席を発見。すいません、失礼しま〜す、と相席の方達に声をかけ着席するも、なんか雰囲気が違う。正面に一人で座っている女性はメモ帳とペンを手にしている。ん??と思い、今更ながらに周囲を見回すと、同じテーブルに座っている二人の方はデパートの重役さんで、メモ帳の女性はそれを取材する新聞記者さんの様。まあ座っちゃいけない席じゃなかったんだろうけど、空気の読めない男・ヨコチンの真骨頂という感じ。はぁ。
まあおかげで貴重な話をたくさん聞くことが出来たんだけど(そういう問題じゃない)。

 

写真 2016-06-07 13 08 32

間も無く出てきたマルカンラーメン560円(だったかな)。味も値段も昭和。ピリ辛で旨い。

 

写真 2016-06-07 13 37 25

と、名物ソフトクリーム180円。大きすぎるので箸で食べる。この大きさでこの値段は驚異。味もとても美味しい。

 

 

で。
一旦終了と前述したのは、このデパートを引き続き経営したい、と名乗りを上げた地元の企業があって、今現在各方面と折衝してデパートの存続の可能性を探っているらしいのだ。
やはり一番の問題は金銭面らしく、クラウドファンディングで寄付を募る取り組みも始まったよう。

当然賛否の声はそれぞれにあるらしく。双方の気持ちは分かるけど、僕は花巻市の住民じゃないので反対意見を述べる筋合いじゃないし、賛成の意志があればクラウドファンディングで寄付をすれば済むこと。なのでこの場ではその事には触れない。
効率、みたいな視点で考えれば甚だ効率の悪いやり方なのだろう、ただ、その土地に根ざしてしか暮らしていけない人が数多くいるのも凄く良くわかる。
寄付が無事集まって存続が決まれば、収益化、という観点を主軸に運営していかなければならないだろう。そこに街の活性化を期待する地元住民の気持ちは理解するに余りある。
過疎化が進む地方都市はこれ以上はない位疲弊しているから。都会に住んでいる人には想像も出来ないだろう位。

 

写真 2016-06-07 13 57 06

借りた代車は、スズキのSX4というクルマ。地味な車種だけどこれが実に良く出来たクルマで。
公私ともに昭和の設計のクルマに乗っている僕としては、これが進歩なんだな〜と感動することしきり。
趣味性はないけど、タイヤがよっつ付いていて、アクセルを踏んで加速しステアリングで方向転換するのは何十年間も変わらないクルマだって着実に進歩しているのだ。

そんなクルマを運転しながらの道中はなかなか複雑だった。
マルカンデパートは、東京に一極集中する国内経済の流れに取り残された結果、昭和レトロな雰囲気を平成28年まで保った。恐らく意識的にそれを望んだ結果ではないと思うんだけど。
でも今回実際行ってみて、人にとって、進歩とか進化って必ずしも幸福感を増加する要因にはならないということも実感した。あの食堂は実にいい空間だった。それを残そうという人たちが熱意を持って行動しているのも良くわかる気がした。

コンプライアンスという視点にガチガチに縛られた今日びの商売は僕には少し息苦しい。もっと気楽でいいじゃん、と良く思う。
かといって、SX4を運転した時に感じたような進歩はウェルカムだったりもする。AI(人工知能)みたいな進化はちょっと怖かったりもする。
人が幸せになるような進歩だけ出来ればそれが一番いいんだろうけどね、そんな都合良くいかないんだろうな。後はこっちの方で世の中との関わり合いに距離を取らなければならないのだろうか。

 

 

写真 2016-06-07 13 04 39

色々話も大きくなったけど、マルカンデパート、とりあえずお疲れさまでした。僕はクラウドファンディングで寄付すると思います。多謝&再見。

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 40代の生き方へ
にほんブログ村

Older posts

© 2018 Joyride

Theme by Anders NorenUp ↑