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ひと月以上前の話だけど、行ってきました、我が最愛のバンドTheピーズのLIVE。日程的にはGWまっただ中という微妙~な時期だったけど、なんかこの機会を逃したら二度と観られない気がしたんだよね。メジャー抜けてから盛岡には来なくなっちゃってたしね。それに、ぱっとしない日常に刺激も欲しかったしね。だから色々少しだけ無理して日程調整して。まあ最高でした。行って良かった、ホント。この記事書きたくてblog再開したと言っても過言じゃない位イカすLIVEだった。

18:30に会場になり、コンビニで買った缶ビール片手に、入るのはお初のenn 2ndにご入場。会場には控えめな音量でストーンズの「12×5」が流れている。用意したのはハコなのかバンド側なのか分からないけど、ワカッテル選曲にテンションが静かに上がる。500mlの缶ビールを早々に飲み干し、入場の際に購入したドリンクチケットをビールに交換する。enn 2ndのキャパってどの位なんだろう?300人位?気付けばほぼ満員になっている。

客層がね、ロックバンドのライブとは思えない位のんびりしてたのが印象的だった。みんな人の良さそうなフツーの人なの。革ジャンなんて一人もいなかったんじゃないかなあ?墨なんて入れて粋がっているのもオレだけ…しょうがないよね、長袖じゃ暑いしさ、てかオレも話せば人の良いフツーの人だし。…いや、フツーではないか、人はいいけどね(←割と真面目に思ってる)。

開始時間の19:00ピッタリにLIVEは始まった。生の演奏を観るのは実に25年振り位だったんだけど、うん、オレの知ってる、ちっとも強がったりイキがったりしない、ちっともカッコ良くないのが滅茶苦茶カッコいい、オレの大好きなピーズだ。演奏はタイト。流石もうすぐ30年選手。トリオ編成で叩き出す、渾身のシンプルなロックンロール。5年位の活動休止期間はあったけど、これをずっと演り続けてきたんだなあ、ピーズは。デビューの頃から本質は何も変わってない。それって凄い事なんじゃね?凄いよなあ、その実苔なんてちっとも生してないしね、転がり続けている様には見えず、どっちかってと堂々巡りを繰り返している様にも見えるハルだけど、そう思えば会場の熱気で暑い筈なのに軽く鳥肌も立つ。

セットリストは冒頭の画像の通り(画像はオフィシャルblogより拝借)。1st.アルバムの「グレイテストヒッツVol.1、2」から最新作の「アルキネマ」まで万遍なく。でもやっぱり盛り上がるのは昔の曲だった。これは仕方ない、これだけキャリアが長ければキラーチューンの数も多いから。で、そういう曲をたくさん演ってくれたのはまあ素直に嬉しかった。聴きたかった曲は殆ど聴けたからね、大好きな「日が暮れても彼女と歩いてた」だけは聴けなかったけど(今回のツアーで演ったステージもあったみたい)、まあそれは今後の楽しみという事で。と言うか、1st.アルバムの曲と最新作を並べて聴いても何の違和感も感じさせないのはやはり凄い。繰り返すが、そしてその演奏には苔は生してないのだ。最高の演奏、最高のステージだった。ホントにさ。

…2時間キッチリ演奏してLIVEは終わった。オーディエンスが会場の出口に向かう中、ギターのアビさんの機材が見たくて、みんなの進行方向とは直角の向きにステージに向かって進む。ああ、アンプが自作なのは有名だけどエフェクターも自作なのね、見ても何も分からねぇや、帰ろ、と出口に向かって歩き始めた時、ステージ袖からハルが出てきた。喉を労わる為かマスクをして、いつものステージ衣装、Tシャツとあのカーゴパンツ、のまんまで出てきた。そして、ステージに残していった自分のベースを真剣な顔で、丹念にウェスで拭き始めた。手を伸ばせば届きそうな、それこそ目と鼻の距離だ。敬愛するハルに、サインとは言わないけど握手でもお願いすれば良かったんだろうか。でもそういう雰囲気じゃなかったんだよね。CDやLIVEのステージでは見られない、28年もの間ロックンロール・セットを続けてきた、そしてこれからも続けて行く事の重みがふっと伝わって来たんだよね。

その時に、絶対次も来よう、って思った。オレはピーズと一緒に歳取っていくから。ピーズ聴きながらぱっとしない日々過ごしていくから。酒飲みながら聴くよ、そんでたまに楽しい事あったら笑って悲しい事あったら泣くよ。いいLIVEホントにありがとう、って、その時思った。